7月もたくさんの本に出会えました。
マイベスト3冊
辻村深月さんの「かがみの孤城」
紀行文の「戊辰戦争とうほく紀行」
東野圭吾さんの「人魚の眠る家」
>ラジオ・ガガガの感想
ラジオにまつわる6つの短編集。「三匹の子豚たち」が印象的。「昔の相方」も良かったです。
読了日:07月24日 著者:原田 ひ香
応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)の感想
爆発的に売れている新書との新聞広告で予約し、待つこと数カ月。ようやく読むことが出来ましたが、はやり物語で読むほうが楽しいですね。当たり前(笑) 垣根涼介さんの「室町無頼」は、この複雑な時代を実に上手く描いていると実感しました。さらっと読み飛ばしてしまいましたが、次に待っている人のために早めに返却に行きます。
読了日:07月25日 著者:呉座 勇一
人魚の眠る家の感想
ある日突然我が子が脳死状態になったら?心臓はきちんと鼓動を刻んでいるのに、脳波は平らなまま。人の本当の死とは何だろう?考えれば考えるほど答えを出せなくなる。最先端の医療機器のことや、臓器移植の実情も絡み、読みごたえのある1冊でした。
読了日:07月26日 著者:東野 圭吾
マイ・ディア・ポリスマンの感想
東楽観寺前交番に勤務することになった宇田巡(うためぐる)巡査と、特殊な能力を持つ女子高生・楢島あおい。ある朝、漫画の題材にしたいので写真を撮りたいと近づいてきた女子高生と、不思議な出来事。絶対的な悪人は出てこない、ハッピーエンドのストーリー。何となく横関大さんの「ルパンの娘」を連想してしまいました。
読了日:07月26日 著者:小路幸也
あなたの隣にいる孤独の感想
年齢的には中学3年生の玲菜は、母と二人で世間の目を逃れるように暮らしてきた。戸籍もなく学校にも行ったことのない彼女、ある日平穏な暮らしが「あの人」の出現で大きく変わってしまう。川越のリサイクルショップの店主と甥っ子の存在がとても良かった。母親の隠していた真実には驚いたけど、玲菜の未来はきっと幸せになる。久々の樋口有介さん、面白かったです!タイトルから感じるイメージとは違っていましたが。
読了日:07月27日 著者:樋口 有介
神隠しの教室 (単行本図書)の感想
読み友さんのお勧め本。山本悦子さん、初読み。ある日、授業中の学校から5人の小学生が突然姿を消した。「神隠し」なのか?養護教諭の早苗先生には心当たりが。小5の加奈とバネッサ・小4の亮太・小1のみはる、そして小6の聖哉。みんなそれぞれ学校や家庭に問題を抱えている。そして無事に現実の世界に戻ることが出来るのか?先が気になって一気に読めました。これは小学校高学年以上なら読めますね。大人にも子供にもお勧めの1冊。読メでなければ巡り合えない1冊でした。
読了日:07月27日 著者:山本 悦子
愚者のエンドロール (角川文庫)の感想
古典部シリーズ第2弾。うーん、これはこの辺で終了。どうにか読了はしましたが、シリーズ制覇はしないことに。文章は読みにくくはないのですが、何となく乗れない。世代が違いすぎたのかも。
読了日:07月28日 著者:米澤 穂信
江の島ねこもり食堂の感想
江の島「半分亭」佐宗家の娘は、代々ねこもりを担うことになっている。猫とお客さんに守られているという「半分亭」の百年の物語。江の島で猫と触れあったことが懐かしい!松島の赤い橋と福浦島、見たことはあるのにまだ行ったことがなかった!今度行ってみたくなりました。名取佐和子さん、初読み。
読了日:07月28日 著者:名取佐和子
所轄魂の感想
シリーズ第1弾。読み友さんたちが大勢読んでいらっしゃるので。連続殺人事件を追う所轄の刑事たちと警視庁捜査1課の刑事たち。所轄の中心者は父、捜査一課監理官はキャリアの息子。父と子の物語としても楽しめました。これは追いかけたいシリーズです。
読了日:07月29日 著者:笹本稜平
宮辻薬東宮の感想
5人の人気作家さんによるリレーアンソロジー。宮部さんの中編にガツンとやられ、辻村さんの母と娘はやはり怖くて、薬丸さんの作品では夏目刑事登場でわくわく。東山さんのは、毒蛇にかまれて亡くなる人って最新作のあれか。宮内さんの作品で見事に宮部さんの作品と繋がる。こういう企画、また読みたいです!面白かった~。
読了日:07月29日 著者:宮部 みゆき,辻村 深月,薬丸 岳,東山 彰良,宮内 悠介
語彙力こそが教養である (角川新書)の感想
知的好奇心を刺激するような楽しいトレーニングで語彙力をつけてゆく。最近電車に乗るとほぼ全員がスマホをいじっていますが、スマホで分からない言葉を調べるならばそれは学習。せっかく素晴らしいツールを持っているのだから、「いいね」を押したりレストランの星を調べたり、ゲームだけではもったいないとの著者の意見に全く同感です。語彙の豊かな人との会話は確かに楽しいですね。
読了日:07月29日 著者:齋藤 孝
月華の銀橋 勘定奉行と御用儒者の感想
徳川五代将軍綱吉の時代に勘定奉行として通貨改革を成し遂げた、荻原重秀。江戸の経済小説ですね。もし、荻原がこの時代に活躍しなければ、徳川は五代百年で潰れていたかも?新井白石の陰険さにげんなり。河村瑞賢の才覚に改めて感動。
読了日:07月30日 著者:高任 和夫
悪寒の感想
会社の不祥事と内紛に巻き込まれ、山形県酒田市の子会社に左遷された藤井賢一。妻や娘との関係も悪化し、やり切れなくなっていたある日、妻から不可解なメールが届く。妻が上司を撲殺し逮捕された。本人は罪を認めていると言うが真相はどうなのか?真壁刑事登場、これはシリーズになるのかな?賢一のグダグダにちょっとげんなり。ラストで明るい兆しが見えたので読み心地はまずまずでした。
読了日:07月31日 著者:伊岡 瞬
読書メーター
マイベスト3冊
辻村深月さんの「かがみの孤城」
紀行文の「戊辰戦争とうほく紀行」
東野圭吾さんの「人魚の眠る家」
>ラジオ・ガガガの感想
ラジオにまつわる6つの短編集。「三匹の子豚たち」が印象的。「昔の相方」も良かったです。
読了日:07月24日 著者:原田 ひ香
応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)の感想
爆発的に売れている新書との新聞広告で予約し、待つこと数カ月。ようやく読むことが出来ましたが、はやり物語で読むほうが楽しいですね。当たり前(笑) 垣根涼介さんの「室町無頼」は、この複雑な時代を実に上手く描いていると実感しました。さらっと読み飛ばしてしまいましたが、次に待っている人のために早めに返却に行きます。
読了日:07月25日 著者:呉座 勇一
人魚の眠る家の感想
ある日突然我が子が脳死状態になったら?心臓はきちんと鼓動を刻んでいるのに、脳波は平らなまま。人の本当の死とは何だろう?考えれば考えるほど答えを出せなくなる。最先端の医療機器のことや、臓器移植の実情も絡み、読みごたえのある1冊でした。
読了日:07月26日 著者:東野 圭吾
マイ・ディア・ポリスマンの感想
東楽観寺前交番に勤務することになった宇田巡(うためぐる)巡査と、特殊な能力を持つ女子高生・楢島あおい。ある朝、漫画の題材にしたいので写真を撮りたいと近づいてきた女子高生と、不思議な出来事。絶対的な悪人は出てこない、ハッピーエンドのストーリー。何となく横関大さんの「ルパンの娘」を連想してしまいました。
読了日:07月26日 著者:小路幸也
あなたの隣にいる孤独の感想
年齢的には中学3年生の玲菜は、母と二人で世間の目を逃れるように暮らしてきた。戸籍もなく学校にも行ったことのない彼女、ある日平穏な暮らしが「あの人」の出現で大きく変わってしまう。川越のリサイクルショップの店主と甥っ子の存在がとても良かった。母親の隠していた真実には驚いたけど、玲菜の未来はきっと幸せになる。久々の樋口有介さん、面白かったです!タイトルから感じるイメージとは違っていましたが。
読了日:07月27日 著者:樋口 有介
神隠しの教室 (単行本図書)の感想
読み友さんのお勧め本。山本悦子さん、初読み。ある日、授業中の学校から5人の小学生が突然姿を消した。「神隠し」なのか?養護教諭の早苗先生には心当たりが。小5の加奈とバネッサ・小4の亮太・小1のみはる、そして小6の聖哉。みんなそれぞれ学校や家庭に問題を抱えている。そして無事に現実の世界に戻ることが出来るのか?先が気になって一気に読めました。これは小学校高学年以上なら読めますね。大人にも子供にもお勧めの1冊。読メでなければ巡り合えない1冊でした。
読了日:07月27日 著者:山本 悦子
愚者のエンドロール (角川文庫)の感想
古典部シリーズ第2弾。うーん、これはこの辺で終了。どうにか読了はしましたが、シリーズ制覇はしないことに。文章は読みにくくはないのですが、何となく乗れない。世代が違いすぎたのかも。
読了日:07月28日 著者:米澤 穂信
江の島ねこもり食堂の感想
江の島「半分亭」佐宗家の娘は、代々ねこもりを担うことになっている。猫とお客さんに守られているという「半分亭」の百年の物語。江の島で猫と触れあったことが懐かしい!松島の赤い橋と福浦島、見たことはあるのにまだ行ったことがなかった!今度行ってみたくなりました。名取佐和子さん、初読み。
読了日:07月28日 著者:名取佐和子
所轄魂の感想
シリーズ第1弾。読み友さんたちが大勢読んでいらっしゃるので。連続殺人事件を追う所轄の刑事たちと警視庁捜査1課の刑事たち。所轄の中心者は父、捜査一課監理官はキャリアの息子。父と子の物語としても楽しめました。これは追いかけたいシリーズです。
読了日:07月29日 著者:笹本稜平
宮辻薬東宮の感想
5人の人気作家さんによるリレーアンソロジー。宮部さんの中編にガツンとやられ、辻村さんの母と娘はやはり怖くて、薬丸さんの作品では夏目刑事登場でわくわく。東山さんのは、毒蛇にかまれて亡くなる人って最新作のあれか。宮内さんの作品で見事に宮部さんの作品と繋がる。こういう企画、また読みたいです!面白かった~。
読了日:07月29日 著者:宮部 みゆき,辻村 深月,薬丸 岳,東山 彰良,宮内 悠介
語彙力こそが教養である (角川新書)の感想
知的好奇心を刺激するような楽しいトレーニングで語彙力をつけてゆく。最近電車に乗るとほぼ全員がスマホをいじっていますが、スマホで分からない言葉を調べるならばそれは学習。せっかく素晴らしいツールを持っているのだから、「いいね」を押したりレストランの星を調べたり、ゲームだけではもったいないとの著者の意見に全く同感です。語彙の豊かな人との会話は確かに楽しいですね。
読了日:07月29日 著者:齋藤 孝
月華の銀橋 勘定奉行と御用儒者の感想
徳川五代将軍綱吉の時代に勘定奉行として通貨改革を成し遂げた、荻原重秀。江戸の経済小説ですね。もし、荻原がこの時代に活躍しなければ、徳川は五代百年で潰れていたかも?新井白石の陰険さにげんなり。河村瑞賢の才覚に改めて感動。
読了日:07月30日 著者:高任 和夫
悪寒の感想
会社の不祥事と内紛に巻き込まれ、山形県酒田市の子会社に左遷された藤井賢一。妻や娘との関係も悪化し、やり切れなくなっていたある日、妻から不可解なメールが届く。妻が上司を撲殺し逮捕された。本人は罪を認めていると言うが真相はどうなのか?真壁刑事登場、これはシリーズになるのかな?賢一のグダグダにちょっとげんなり。ラストで明るい兆しが見えたので読み心地はまずまずでした。
読了日:07月31日 著者:伊岡 瞬
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