ゆみねこ日記

日常日記です。

読書記録について

2016-08-01 14:37:50 | ブックレビュー
毎月の読書記録を、読書メーターのまとめページから転載していましたが
読んだ冊数が多くて、このブログの文字数制限を超えてしまいました。

2回に分けて載せてもいいのですが、今、我が家のPCがいまいち不調で
処理に時間がかかってしまうので、記録を載せるのはしばしお休み。


7月に読んだ本の中で、印象に残ったものを列記しておきますね。

イチオシは、相場秀雄さんの「ガラパゴス」上下

「震える牛」で活躍した田川刑事が、身元不明の遺体を調べるうちに
発覚した殺人事件の真相を追います。

派遣労働者の悲哀、ガラパゴス化した日本の自動車産業、警察内部の腐敗
読み心地満点の問題作でした。


桜木紫乃さんの「裸の華」
怪我で舞台に立てなくなった元ストリッパー、フジワラノリカが故郷
北海道で心機一転飲食店を開業する。
そこはダンスをショーとして見せる形態のお店。
才能ある若いダンサー、凄腕のバーテンダー、ノリカ自身の来し方。
桜木さんの新境地とも言える1冊。


門井慶喜さんの「家康、江戸を建てる」
第155回直木賞候補作。
これは、家康が荒れ地だった江戸を、都市として発展させるために
図った大プロジェクト。
治水・通貨・水道など、江戸から東京へと発展した礎が分かります。
歴史秘話ヒストリアで、取り上げてくれないかな~?


ちなみに、7月は63冊読了。

面白い本にたくさん出会えましたよ!



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「う」の付くもの | トップ | 仙台七夕  »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブックレビュー」カテゴリの最新記事