あの有名なグリム兄弟かと思ったら、名前だけだったよ。
ヤーコプ=兄・ヴィルヘルム=弟が入れ替わってたしね。史実とは関係ないって宣言したつもり…なのかな。
なんてったって、ヤーコプ(Jacob)がジャックと「豆の木のジャック」になってた~!
病気の妹のために牛を売りに行って、魔法の豆(勿論嘘)と交換してきちゃうんですよ。
おかげで妹は亡くなっちゃうし、重荷になっております。
どーでもいいけどヤーコプ→ジェイコブ→ジャックって変換するんですか?
なんとなくジャック→ジョン→ヨハンだと思っていたよ。
舞台はフランス占領下のドイツ。
仲間を使い、嘘の魔女や妖怪退治を行って、荒稼ぎをしているグリム兄弟。
(ちょっとこの辺がかったるいです~)
嘘がばれて、向かわされた村にはホントに魔女が…てな展開っす。
嘘っこ妖怪退治やらフランス軍の占領っぷりやらアクションものかと思いきや、ちゃんとファンタジーでした!
虫が苦手だとちょっとアレですけど。「コンスタンティン」が駄目だった人は注意!
鏡の女王様や攫われちゃう少女たちがグリム童話の主人公なのが愉しいです。
&兄弟愛もちょっとなかなか好い感じですよぉ。
童話好きはぜひ見るべし!
とは言うものの。
テリー・ギリアムファンには今一かも。
結構ぬるい展開な気がします。バロンも同じようなファンタジーティストでしたが、もっとイっちゃってましたよね。
どうやら、いろいろ妥協しちゃったらしいぞ。
ちょっと残念かも???
続編が出来ても大丈夫な結末になってましたので、ちょこっと次に期待しておきますかね。。。