summer diary

日記らしきページ

総選挙は?

2014年12月06日 | Weblog

今月14日投開票の総選挙。 解散してしまった以上は選挙に行かないわけにはいかないけど。
必要の無い選挙をなぜ自民はしたがったのか?
消費税の先送りがその理由なんてごまかしているけど、女性閣僚の相次ぐ不正による辞任への安倍の任命責任はどこへ?
国会が開かれてもおそらくこの問題で終始してしまうことが解っていたし、首相の任命責任で自分が辞任に追いやられることにもなりかねないし、少しでも支持があるうちに解散して4年間の政権を維持したいとの思惑が見え見えだ。

そもそも、アベノミクスで景気は回復したのか? そうではなくて、民主政権時代に起きた二つの大きな出来事によって、日本のだけではなく、世界的な経済が底に落ちた。 震災によって日本の経済はガタ落ちになった。 企業努力によって回復してきた矢先にリーマンショックで再び底まで転落することになった経済。 そして、また少し回復し始めた頃に総選挙で民主は惨敗。
自民党になって回復し始めていた経済も上向きになってきた。 これは自民党のアベノミクスなんてなくても自然な成り行きだ。

民主政権でも経済は上向きになっていたことには変わりない。 日本の企業は二つの試練を乗り越える知恵を得たのだから、今後は上向きになることは間違いない。 別にアベノミクスなんて全然関係なく日本の経済は立ち直っていたことは確かだ。
それをいかにもアベノミクスの効果なんてことを訴えている安倍内閣の嘘は聞き飽きた。

そもそも、デフレの何が悪いのか? 僕はデフレの方が今よりよっぽどましな暮らしができていた。
円安で物価はどんどん上昇し、ガソリンは原油価格が値下がっても一向に安くならない。 むしろ高くなっている。
それによって、漁師、農家、蓄農家はコストの興奮により大打撃を受けている。 
ほんの一握りの大企業は海外での販売益に寄って儲かっているけど、ほとんどの企業はまったくよくなっていない。
賃金なんて上がるはずもなく、ましてや以前のように輸出する企業はほとんどが現地生産に代わっているので、円安による輸出で儲かることもない。 大手自動車関連や電気関連の企業も国内生産はここ10年以上が右下がりに落ち込んでいるし、この先も上がることはないだろう。 消費税の増税だけではなく、税金が上がり、物価が上がり、賃金は上がらない状態はこの先も続く。

お金持ちの投資家と大企業だけが得をする政策は以前の自民党の政策そのものだ。
過去最大の借金を平然と続ける自民党はまったくこの先の若者に責任を持っていないし、持とうともしてない。
日銀もじゃぶじゃぶと平気で金融緩和を続けている。 どんどん国の借金は増え続けているのに・・・。
いつか冗談じゃなく、日本もギリシャと同じ立場に立たされる日が来るようなきがしてならない。
デフレの方が我々貧乏人には暮らしやすい。 物価は最低になり、物は安く手に入る。 賃金は増えなくても物価が安定して安い状態の方が暮らしは楽だ。 ローンを抱えている人も金利の上昇はないし、変動金利は最低を持続してくれる。
失業率だって、改善したと言いながら、それは一部の企業だけにとどまっている。 

株価が上がって嬉しいのは金持ちの投資家だけだ。 一般の人間には何も影響はなし。
株価が上がっても賃金が上がる訳でなし、物価が下がるわけでもない。 むしろ逆だ。 
アメリカの金融緩和によって少しアメリカ経済が立ち直ってきたことが世界的な経済が上向きになってきたことで、海外での日本のっ製品も売れるようになってきた。 そのことが日本の企業の収益が増えた最大の要因だ。
決してアベノミクス効果ではない。

僕は、二度とあの自民党政権の庶民いじめの政策しかしない政権を認めない。
また今回、自民党が優勢との噂だけど、この先自民党政権が続くことを思うとこの先には未来はないと感じる。
庶民は何時まで経っても豊にはなれないし、金持ちは遊んで暮らす日々で笑うだろう。

野党は本当に一致団結してこの国を変えることを期待したい。 が、各党はまだ、自分達の政策ばかりに気を取られていて、
本当に変える意思が見えてこない。 自民が本当にダメと言うなら、野党は一つの党を作る勢いで繋がらない限りは自民には勝てないだろう。 いまだに政治は自民だなんて思っている幸せなおバカが多いのも事実だからだ。