今日、お遍路へ行く予定にしていたけど、結局天候が気になって中止してしまった。 午前中に図書館へ行かないといけなかったこともあり、図書館へ予約した本の引き取りと、4冊返却することも今日が期限だったので。 その予約した本をネットで確認すると返却待ちとなっていて、今日は借りることが出来ないと思い、別に4冊を借りる事にしてカウンターへ行き、借りる手続を済ませてから予約の4冊の内、3冊が届いているとのこと。 結局合計7冊を借りて来ることになった。 まっ、普段なら14日間の期限なのだけど、年末年始の休館があるので、今月15日からの返却期限が22日間となり、7冊の返却期限は年明け8日となったのである。 これから22日間で7冊を読むことが出来るかどうかはちょっと無理かも知れないかも・・・と思ったけど、まっ、とりあえず借りて置いて、読むことが出来ない場合には借りた本が予約されていない場合にはさらに2週間借りることが出来るのでそれほど気にするほどの事でもない。
しかも、図書館で目に留まった本を借りてきたので、実際には予約以外の4冊の中で本当に借りたい本は2冊だけである。 今回も乃南アサを2冊借りた。 「凍える牙」に続いての長編小説「鎖」を読んで見たかった。 女刑事 音道貴子シリーズと言っても良いだろう。 この凍える牙はAmazonのオーディブルで聞いたので、実際には本は読んでいないのだけど、とても良かったので、乃南アサという作家に触れたのも凍える牙が最初だった。それから「いつか日の当たる場所で」もオーディブルで聞き、乃南アサのファンになったわけである。 この鎖は刑事音道貴子シリーズの弟2弾であり、ぜひ読んで見たかった1冊である。 540ページある長編だ。 普段なら2,3日で1冊読み終えるけど、このページ数は4,5日は掛かるだろうと思っている。 7冊の中で一番厚い本なので、まずはこの本から読み終えることにしようと思った。
結局、知多四国遍路の最終回は延期して、今年中に満願するのは来週26日と決めているけど、その日の天候次第ではなんとも言えない。 最も、雨以外で天候がちょっと怪しいと思った場合にはバイクで行くことは諦めて車で行くことも選択肢に入れて行くべきだろうと思った。 どうしても今年中には満願したいと思っている。 今日の午後は予定通りにジムでトレーニングをして来た。 今日の夕飯は妻、息子と3人で焼肉食べ放題に行く予定にしているので、まだ少し時間がある。 明日の準備も出来ているし、風呂に入ることも思ったけど、やはり焼肉を食べてから入りたいので、まっ、それまでは早々に借りてきた本を読むことにしようと決めている。 先日、メガネの愛眼で老眼鏡を作ってきた。 それまで使用していた安物の老眼鏡とは違って、しっかりとしたフレームにガラスレンズで作った物である。価格は10倍以上することになったけど、やはり読書をするようになってからはちゃんと目に合った老眼鏡が欲しかったし、何よりも、安物の老眼鏡が数週間もしない期間で壊れてしまったことが理由で、今回は壊れないしっかりとしたフレームの老眼鏡が欲しかったのである。
本当はもっと低価格だろうと思っていたけど、結局は普通のメガネと同じフレームを使用する訳であるから、フレームの価格も変わらないし、レンズそのものも通常のレンズと何も変わらないのだと理解すると当然近視用だろうと、遠視用だろうと価格に差が出るわけではないことを知らされたわけである。 それでも、これで安心してメガネを使用することも出来るし、流石にメガネ専門店であるので、微妙な視力の差も検査して両眼ともにぴったり合った度数に仕上がっていると思った。 何よりも、レンズ全体が鮮明に見ることが出来るのと、ガラスレンズの透明感はやはりプラスチックレンズに比較すると鮮明だと実感できる。 少し重さを感じるけど、フレーム自体がチタンフレームなので、掛けている感じでは重さを感じることもなく快適に使用することが出来ている。
読書が趣味と言える程度に今後はいろんな作家の本を沢山読んでみようと思った。 これまで数十年間の人生で本から遠ざかっていたけど、この歳になってから再び読書に意欲が出るとも思わなかった。 何しろ、純文学以外の小説にはまったく興味も無かったし、現代作家自体にも興味が無かったのである。 どうしてもその内容に対して軽く思っていた節があり、実際にそうかもしれないけど、今の私にはそんな軽い内容の方が寧ろぴったりだと実感している。 若い頃には哲学的な内容や意味深い言葉を求めていたのだけど、61歳になってから読みたい本が変わったと言うか、人生とは・・・。生きるとは・・・。 人間とは・・・。恋愛とは・・。セックスとは・・・と言うような真理を追究するような哲学要素の濃い内容はある意味では今の私にはもう必要ないのである。 逆に世間的なありふれた日常にあるささやかな優しさや、何気ない日常の背景にある幸せという形など・・・。そうした当たり前の風景が今は心を動かすのである。 これは当然だろうけど、それだけ歳を重ねて来たことでこれまでのような人生への問いが薄れて来たのか、それとも、人生に対してある種の悟りを持てるような自分に変わって来たのかは解らないけど、ともあれ、今の自分がこれまでもそうだけど、最も好きだと言える今が一番幸せであるだろうと実感している。 今後も自分の今が一番素敵だと思えるような生き方が出来れば良いと思っているし、いつでも自分を変えるだけの柔軟性を忘れないで居たいと思っている。
さてと、では少し外食に出かけるには時間があるので、読書タイムとするか。