summer diary

日記らしきページ

急がば回れ

2022年09月11日 | Weblog
 コロナ感染拡大でいろんな外出規制や各種の施設などの閉館などもあり、私は何度も書いているけど、ギターを本格的に再開することにした。 
それからもうすぐ2年半以上が経過した。 
ギターと言ってもいろんな種類、楽曲、ジャンルがあるので、一概にギターと言っても具体的にクラシックなのか、フォークなのか、エレキなのか、フルアコなのか、フラメンコなのか・・・。 凡そ、弾きたい楽曲やジャンルに合わせてギターを選ぶことになる。
もちろん、ギターの種類に限定することが無く、どんな楽曲でも同じギターで弾くことも出来るし、ジャズでもクラシックギターで弾くジャズリストも居るし、ポピュラー曲ならクラシックでもフォークでもエレキでも弾く人も居るし、そんなに違和感も無いだろう。 エレキは特にエフェクターなどを介すれば、いろんな音色を出す事も出来るし、楽曲に合った音色を奏でる事も難しいことでもない。 
私はクラシックギターを主としてギターを弾きたいと思っていたし、実際にクラシック曲を最優先で練習している。 ナイロン弦の音色もとても魅力的で大好きなので、今後もクラシックに専念しようと思っている。 
で、しかし、クラシックオンリーの練習は意外と忍耐が必要だし、とてもストイックな気持ちでもある。
何度も何度も何度も難しい小節、フレーズを繰り返して弾き、スムーズに、思っている音色になるように練習するのである。
そうした中で、他の人も同じかも知れないが、スチール弦の音色も大好きだし、ポピュラー曲、ジャズ曲も大好きなので、クラシックと同時進行で練習しようと思っていた。 
実際にそのためにフルアコを買い、フォークギターを買い、レスポールを買い、フラメンコギターを購入することになった。
しかし、結局はクラシックの練習をする時間が精一杯で、なかなか他の曲を弾く時間が足りない。 そうなると、当然だけど、クラシックギター以外のギターはケースの中で眠っている事になり、部屋には何本ものギターがあるが、使用頻度からすると微かな物だと思っている。 
本当に私がしたい事や、出来る事は? そうした問に対して、やはりクラシックを最優先としたいし、そもそもギターのレベルの問題も考えると、クラシックギターのレベルがそれなりのレベルになるまでは他のギターに手を出すことは無理だろうし、逆にクラシックを弾く時間を削ってしまう事になるだろう。
今回、改めてそうした事を考える事にして、今持っているギターを整理して、クラシックに専念することにしようと決めた。 
(時には気分転換でポピュラーやジャズの練習もいいだろう)で、
今使用しているクラシックギターは勿論、他の1本はheadwayのアコギを残して、他のギターは処分(売却)することに決めた。 
昨日はそのためにフルアコ、レスポール、エレガット、SG、を綺麗にして、専用ケースに収めた。 
ただ、フルアコを改めて弾いていると、やはりとても気に入っている事に気付き、売却しても買い取り価格はほとんど3分の1程度が精一杯だろうと思うと、やはりちょっと躊躇することになる。 
まっ、それでも、もちろん、何時かはジャズもある程度は弾けるようになりたいし、ポピュラー曲はどうしてもそれなりに弾けるようになりたい。 
ただ、クラシック自体もまだまだ初級から中級レベル程度だろうと思うので、まだまだクラシックを極める時間が必要だし、集中することはとても大切だ。 
私はいろいろと遣りたい事が多くて、どうしてもいろいろと手をだしてしまう性格なので、結局は主とする物も中途半端になるケースが多々ある。 
ここはやはり、決心して、クラシックが納得できるレベルになるまでは他のギターに対する思いは捨てようと思った。 
もちろん、それでも時には気楽にリフレッシュすることも大切なので、アコギだけは1本残して置きたいと思っている。 
このheadwayのアコギが所有したギターの中では最新のギターだし、その音色はとても気に入っているし、手放す気なれない物だからだ。
さらに言えば、ナイロン弦のCórdobaのstageguitarが今年新しくラインナップされて、動画などを見てそのルックスや音色などもとても気に入ったので、今回売却するギターの価格で購入可能なら、買いたいと思っている。
まっ、恐らく買えないだろうとも思うけど。
アンプも同時購入することに決めているので、売却価格次第では即日購入するかもしれない。 
今まではネット購入だったけど、このCórdoba stageGuitarは販売店に実際に手にしてから決めようと思っている。 
おそらく、このナイロン弦(エレガット)は想像しているギターに違いないだろう。 
前にも書いているが、ナイロン弦の音色が好きなので、アコギにナイロン弦を張ってみようと思っていたので、ボールエンドのナイロン弦も購入したのだが、やはりアコギはスチール弦独特の音色が一番良いと言う結論になった。 
やはりギターの特質をそのまま表現するには、そのギターに見合った弦を使用する事だろうし、最大のギターの良さを出すには当然だろう。 

で、結局は4本のギターを売却することに決めて、その時期を何時にしようと思っている。 ギターショップで下取りと行く事もあるだろうが、前回売却した手工ギターも買い業者に依頼して、専門店よりも価格は十分に納得出来たので、今回も買い取り業者に依頼するつもりだ。 

さて、そのクラシックギターはカルカッシ教則本をメインにして練習していて、暫定的練習曲のNo.32まで来た。  もちろん、これまでの練習曲が完璧と言えるかは別の話だが、ある程度納得できる程度の完成度なら次の曲に進むことにしている。
ただし、以前の曲が何時でも弾けるのか?? いやいや、なかなかそれは難しく、ほとんど忘れているし、再び時間を掛けないと弾けるレベルにはならないことももちろんだ。
しかし、全体的なギターのレベルは間違いなく進歩していることは実感するので、こうして、少しづつレベルが上がっている事を実感したり、練習曲を楽しく弾き熟す事が出来ればギターは生涯私のライフワークになるだろう。 
もう、そんなに若い年齢でもなく、残されている人生の時間を考えると、やはりあれこれ手を出すことはとても勿体ない。 
死ぬまでに自分が納得できるギターレベルになるためにも、クラシック以外のギターに関しては、二次的な気楽に弾く程度、気分転換程度で良いと思うようにしている。 今後健康な状態でギターを弾ける時間は年齢から算出しても20年が限界だろう。 もちろん、それ以上に健康な状態で過ごせる事が理想だし、そうしたいと思って居るし、そう出来るだろうと確信しても居る。 
しかし、上達速度などを考慮すると、体力や記憶力や練習時間(年齢的にもそれ程集中して連続で練習出来るほどの体力は若い時に比較すると各段に低いだろう)の制限もあるので、若い時の進歩に比較すると当然、1年で弾ける物が1年半、2年と必要になるだろうし、さらに歳を重ねる毎にもっと必要になるだろう。 
そうした事を考えると、クラシックに専念することが最も私が思っているギターレベルに近づく道だろうと思う。 
急がば廻れと言う言葉通りに、意外と遠回りに思っている選択が一番の近道だった事はいろんな分野でも当てはまることだろう。
二頭追う者は一頭を得ず・・・。 これも真実だろう。 最も大谷翔平のような二刀流も存在するので、まっ、そうした天才は別として、私ごときの凡人が1頭すら得られるかも分からないので、これは当たり前だろう。 
さて、今年中には上記したギターは全て処分するし、CórdobaのstageGuitarを手に入れる事にもなりそうだ。
さて、今日は休みなので、しっかりとギターの練習をしよう。
明日は人間ドッグ日で朝から病院へ出かける事になている。 
午後からはギターに専念しよう。 この先どこまでレベルを上げる事が出来るか、自分が弾きたい楽曲を楽しく弾けるレベルになるにはどの程度の時間が必要になるのか・・ 。 今後がとても楽しみである。