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ギター練習環境は?

2021年05月15日 | Weblog
 私は独学でギターを弾いているので、1人で黙々とギターを練習している。
レッスン教室などなら、他の人との交流や、先生からのアドバイスや指導を受けながら練習するので、自分の悪い癖やもっと良い弾き方を直接見つけることが出来る環境があるだろう。  私も本来ならレッスンに通いたい? とも思うけど、ギターレッスンを受けるには当然だけど、授業料が必要で、その価格はある意味では破格だと思って居る。 30分程度の1レッスン料は最低でも5000円から1万円程度もするのである。 長くても60分程度のレッスンを月2回程度でも1万円を超えるレッスン料は今の私にはあまりにも高額だ。 
昔からギターは弾いているけど、これまで誰かに教えてもらった経験は未だに無い。 それでも、ある程度は弾けるし、今後ももっとレベルを上げる事は出来ると思って居る。 
もっとも、プロを目指すならそれなりに良い先生のレッスンを受けることは必須だろう。 しかし、私は単なる趣味の世界でギターを弾いているし、今後も楽しく、自分のペースでいろんなジャンルの音楽をギターで弾きたいと思って居る。 
今はクラシックギターをメインに練習しているけど、実は私がギターを本格的に再開する切っ掛けとなったのは、海外のアコギソロギタリストの曲を聴き始めた事が一番の決めてである。
ドンロス、アントゥワン・デュフール 、アンディ・マッキー 、マイケル・ヘッジス 、アレックス・デ・グラッシ などなど・・・。
そうしたアコギの名手達のある意味ではオリジナル曲や即興音楽(アドリブ的)な楽曲はクラシック曲の数倍も私には魅力的な音楽として響く。
さらには、ジャズギター、フラメンコギターも同様にクラシック曲よりも私はこうしたジャンルの曲が私の資質にマッチしていると実感している。 
私はクラシックやソロギターの練習の合間には、適当に即興でギターを弾いているけど、その音楽はジャズやフラメンコに近いと思って居る。 もっとも、ジャズの定番のスケールやフラメンコの基本的なコード進行などを意識することもないし、良く知らない。なので、今後はジャズ、フラメンコを勉強しよと思って居る。 ジャズはアドリブがある意味では主体となるほど、即興音楽とおも言えるジャンルである。 そこが私にはとても魅力的で、自由に思うままにギターを弾くことは最高の楽しさだろうと思うのである。
ジャズとフラメンコを聴き比べるととても多くの共通点がある。
ジャズの発祥地はニューオリンズらしい。 当時のニューオーリンズ(南北戦争後の奴隷解放が始まった)は、アメリカ政府公認の娼館がある唯一の歓楽都市でした。奴隷解放によって仕事を求めた黒人たちは、ダンスホールや酒場などのBGMとして歌ったり、楽器演奏をして生活することにしました。これが「ジャズ」の始まりです。(Webより抜粋)
譜面などを読める黒人はほとんどいないことで、楽曲を耳コピして演奏している間に、黒人独特の音楽センスが注入されていったのだろうと思う。
なので、耳コピする演奏者によって、曲のアレンジが変化していく。
演奏者のアドリブ次第で同じ曲でも様々なアレンジがされるため、このジャズの自由さの源流は、初期の演奏者たちが譜面を読めなかったことに由来しているのかもしれません。 
こうして、所謂西洋音楽(クラシックなど)のように完全な譜面による伝承はなく、自由な感性を弾き手が作り出している曲だと言えるのだ。
最も、現代ではジャズも譜面で表現することも当然になっているけど、アドリブの部分は特別な譜面による指示はない。
フラメンコもある意味では同じで、キリスト教徒からの迫害から逃れたジプシー達が山岳の山奥で嘆きや怒りなどをカンテ(歌)で表現した物がカンテフラメンコの原型とされている。
こうして、おそらくジャズも同様に少数の人々が奏でていた音楽がやがては酒場、ホールを経て、多くの大衆に支持されるようになった経緯は似ている。
しかも、所謂当時の西洋音楽とは一線を画している音楽は独特の魅力があるし、個性的で心に染み込む味わいを持っているのは、そもそも、人間の心の根源が発祥である点だろう。
特にフラメンコの情熱的な音楽は思いっきり明るく未来を見つめる心の拠り所になったのではないだろうか。
ジャズも同じように、当時の黒人達の未来への希望を表しているようにも思える。 バラードももちろん素敵だけど、やはり何と言っても、ジャズもフラメンコも軽快な音の連鎖は他の音楽には無い独自の世界観を感じる。
私はそうした音楽の方が私の資質にとても合っていると思って居る。

しかし、ギターを自由に弾き熟すには、基本がやはり重要で、譜面を読めるようになる事や、基礎的な運指、右手の動きなど、ギターの基礎をしっかりと身に着けるにはクラシックギターを練習することはとても有意義な事である。
なので、これからもクラシックは私の永遠の練習楽曲だ。
そのうえで、ソロギターやジャズ、フラメンコを同時進行で練習していきたいと思って居る。
しかし、これは意外と難しい? 難しいと言うよりも、時間的には相当な時間が必要となる。 クラシックだけを練習しているなら、もっと先に進んでいたと思う練習曲も今はまだまだ初級の始め程度である。
それでも、ソロギターの数曲を弾けるようになったし、ジャズのコード進行も少しづつ身に着ける事も出来ている。 これからはフラメンコを練習しようと思うけど、これは意外と進めやすい気もする。 これまでも右手でかき鳴らす奏法(セコ、ラスゲアードなど)はある程度は身に着けている。 
アルペジオやスリーフィンガーなども凡そ出来るレベルだし、そうした経験値は十分に生かされるだろう。
さて、今日も休みなので、しっかりとギターを弾こう。
昨日も書いたけど、爪を切り落とした事で、かなり弾きやすくなったし、思いっきりギターを弾けるようになった。 
これは爪に拘っていた時とは全く違い、自由にさらには楽しくギターを弾けるようになったので、本当に爪を切り落とした決断は正解だと実感している。





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