オランダ好み

2021-02-15 22:51:00 | 本と雑誌
「何もしない」ことをオランダ語では「Niksen(にくせん)」言う。
何もせず、何も生み出さないこと。
義務感や生産性から自分を解放して、ボーッとすること。

本のはじめに
なぜオランダ人は、
忙しくても、いつもハッピーで、リラックスしていて、満足をしている、毎日を送っているのでしょうか、
その秘密は、"Niksen"にあるのです。と。

多岐にわたり説明がありますが、その一つ
「スマホを手放せない」がストレスになる。では、ストレスホルモンや血中濃度や脳とのかかわりの科学的な説明に、なるほどと思い、自分もにニクセンをしなくてはと思うようになる。

コロナの中、"何も出来無い。何かしなくては"のストレス解放にも役立つ。

先週ブログに描いた「ハネケンのピアノ初めて」からもオランダ好みになるこの頃です。




返本の間際になって焦るのはいつものこと

2021-02-14 22:01:00 | 本と雑誌
図書館に返本に行き、新書コーナーにあったこの本に目が止まる。著者、久賀 理世は東京音大のピアノ演奏家コース卒業だったから何某かピアノに関係があるかと思ってパラパラと見たところ、そうで無さそう、でも八雲の若き日の青春奇談とあるから読みたくなる。

ランチは軽め、ドトールのミラノサンドセット。
今日はそのABCのCセット(645円)


帰宅して読み始めるが、うつらうつらで先に進まない。
返本期限には、2週間あるから慌てなくていいと思うが、間際になって焦るのはいつもの事。




喫茶「空詩土」

2021-02-13 23:49:00 | 音楽

コロナで一年ぐらい休業していましたが、今日から再開と知り、自宅からマイカーで1時間駆けて行きました。

マスターとは、場所も規模も違いますが、アマのオーケストラで同じ楽器の奏者だったことから、話が合い会うのが楽しみです。
今日は、珍しい音を聴かせてくれました。
ハイレゾフォーマットDSDのCDです。
真空管のアンプと高品質のスピーカーの機械と建物、室内は全て地元の木を使い音楽ホールのようなこだわりの作りですから、たまらない。

奥方と二人で、広い庭には、四季の花が咲き、ランチの米も自家栽培し、ストーブの薪割りもされ、ユニークなのは、物作りをしながら音楽も楽しめる作業小屋があることです。

ランチや室内

















次に来る時は、窓際に座って音楽をききながら、読書をしようと考えながら帰りました。
四万十トマト(1350円)







2月12日 さらの木の雛段と高知城の梅

2021-02-12 17:39:00 | 日記
喫茶「さらの木」に雛段が登場、もう春はそこまできています。

帰りに高知城の梅の段に登りましたが、まだ咲き始め3分咲きの様子でした。

枝垂れが咲く頃もう一度来るつもりです。
普段は、平坦な道ばかり歩いているから登り坂がきつかったが、気持ちは良かった。














羽田健太郎のピアノ初めて物語

2021-02-12 00:38:00 | 音楽
日本の最初のピアノはどこから来たのか、何処にあるのか知りたい方はこの本を読むと分かります。
この本は、シーボルトが何故日本にピアノを持ち込んだのか、彼のゆかりの地を訪ねる旅の記録だからです。

浜松→長崎→萩、オランダ(ライゲン、アムステルダム)ドイツ(ライプツィヒ、ボン。シュルヒッテル、フルダ、ザルツブルク、ミュンヘン)→イタリア(ローマ、フィレンツェ)とめぐる長い旅の貴重な体験の記録であり、大変興味深い内容で読みながらすっかり虜になりました。

シーボルトは外科医としての生活のなか、日本にピアノを取り寄せたのは、自分の楽しみでなく、日本の音楽に惹かれ、日本の音楽を楽譜にして本国に日本の文化を知らせようという意図でピアノを取り寄せたのだと想像でき、それこそが日本に渡ってきたピアノ第一号となるのだと、著者はフィナーレに書いています。

第一号のピアノが、シーボルトの住んた長崎でなく意外な形で存在するのも面白いですね。

旅にあるドイツやイタリアの地は、観光で行ったことがありますが、オランダには行ったことがありませんから、コロナが終息すらば、アムステルダムに行ってみたくなりました。