日本の首相が安倍さんに代わって菅さんにまかされることになった。
その記者会見などを聞いている限りでは、期待できそうな気がした。
ただ気になることが一つあった。
記者からは地球温暖化に対しての質問が出なかったし、菅さんもその話題には何も語らなかったことだ。
確かに今はコロナと経済の回復は重要だが、それにしても、マスコミの先端を行く記者の誰からも地球温暖化についてどう立ち向かうかという質問が出なかったというのは、驚きだ。
コロナもさることながら、今や気候変動による被害が全地球上で顕著になってきているのに、それに関する質問が出ないというのは不思議と言うほかはない。ひょっとして、今地球に起きて来ている気候変動による被害を、人的災害ではなく、自然災害と思っているのだろうか。もしそうなら、笑止!な~んちゃって。(笑)
下の写真は、天の恵み、地の恵み、さらに家内の愛念たっぷりの黒豆の枝豆。
沢山出来たのか、知り合いにもお裾分けとか。
それで思い出して書きたくなったのですが、まあ、どうぞ聞いてやってください。
今は故人ですが、登山家、探検家で、絵も個展を開くほどの腕前で、作曲もする。そして本職は水産庁の研究室に勤めていた食料研究家の西丸震哉という人がいました。
この人は胃がんで、「すぐ手術しなければ半年で死ぬぞ」と、或る有名医から宣告されながら、今手術などしていたら、ニューギニア探検にいつ行けるかわからないというので、「探検中に死ぬなら、本望」と、医者のすすめを無視して探検に出かけます。(1968年で彼が45歳のとき)
探検の目的は、ニューギニア奥地に、当時まだ文明を知らない人食い人種と言われる原始的種族がいたそうで、彼らが何を食べているか、その食生態の調査が目的でした。その奥地への道中は、少し足を止めるとたちまち無数のヒルが寄って来るところだったらしく、立ち止まることも出来ず、荷物を減らすため「おにぎり」だけをもって尾根を越え、谷を越え、ひたすら村から村へと走らなければならなかったとのこと。その途中、キリキリと胃が痛んでくる。すると西丸震哉は、その胃ガンに向かって、
「お前が暴れると、俺が死ぬ。俺が死ねばお前だって死ぬんだ。俺はお前を手術で切り取ったりしないから、お前もおとなしくしていてくれ。この際、お互い仲良く共存して行こうじゃないか」と、この様に癌に向かって言い聞かせたらしい。
すると半日ほどすれば癌のしこりはわからないほど小さくなり、痛みもなくなる。しかし、どのぐらいか知らないが、又何日か、何ヶ月かすると、しこりが大きくなり痛みが出て来る。それでまた同じことを言ってきかせる。この繰り返しで、彼はガンと共存しながら89歳まで生きたのでした。この点について、西丸震哉は「自分の身体だから、思念がよく効くらしい」と書いていました。
彼は非常に念が強かったらしい。
近所に脳溢血で倒れて半身不随になっている人がいました。それで、西丸震哉は「死んではいるようでも賦活できる脳細胞があるかもしれないから、そいつに活を与えてみたらどうか」と考えて、30分くらいその人の脳をめがけて想念を集中した。それを3日ほど続けて彼を見舞いに行き、言いました。
「すまないが、ちょっと手を上げてくれないか」と。
「いや、上げたくても上げられないんだ」と病人が言うので、
「いや、とにかく、やってみてくれ」と言って上げさせようとする。それで病人は仕方なく上げようとする。すると、なんなく手が上がるので不思議なものを見るようにまじまじと自分の手を見ている。そこで今度は、
「立ってみてくれ」と言えば、
「いや、いくらなんでもそれは無理だ」といって立とうとしない。そこを更に、「立ってみてくれ」とせがめば、「どうしてだ?」と聞く。そこで西丸震哉は、実はかくかくしかじかで、思念を送ってみたんだと説明する。それで彼は恐る恐る立とうとする。するとゆっくではあるが立てた。それで、今度は彼の方から、「是非もう少し思念を続けてくれ」というので、更に2日ほど続けたら、本当に元通りになったそうだ。
その後、ある親しくしていたキリスト教の牧師にこの話をすると、その牧師は「中風を治すぐらいは何でもない。しかし、素人がそんなことをするのは危険だからやめた方が良いと忠告され、その一度だけで止めにしたとのこと。そこが西丸震哉の素晴らしい処であり、また、この牧師も偉いと感心させられたのでした。
話はとんでもない方にそれましたが、この西丸震哉は、こう言っています。
「長生きしたかったら、肉を食べずに、豆を食べることだ」と。
栄養学者は動物性たんぱく質の必要を説きますが、わたしはこんな栄養学者の説よりも断然、西丸説の方が正しいと信じていて、その点でも、わたしは西丸震哉を偉いと尊敬しているのです。
長くなりましたが最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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