昨日今日と、風も穏やかでいい天気が続いています。
我が家はあまりゴールデンウイークに出かけることはなかったし、2年ほど前から東京に行った長男家族が帰って来るようになって、孫のお守りでますます出かけることができなくなりました。
そして今年は、緊急事態宣言で長男家族も帰省できず、私たちにとっては夫婦水入らずの久しぶりのお出かけチャンスなのですが、「stay home」が叫ばれている時に、I love Japan の私が出かけるわけにもいきません。
そこで、この際自宅にとどまって、後世、歴史に記されるに違いない、今の1瞬1瞬を、社会の動き、人々の動きを通してしっかりと味わってみようという寸法でいる次第です。大げさですが。
ひょっとしたら、カニが古い甲羅から脱皮する、或は人の狩猟生活から農耕生活への転換というような、そんな大いなる転換の一歩手前に、いるのかもしれませんね。大げさですが。(笑)
アメリカ人のニール・ドナルド・ウォルシュという人が書いた『神との対話』という本の中で、著者が
「私たちはいつか天使を見ることがあるのでしょうか」と聞いたとき、
神が、
「あなたが鏡を見る時、そこに映っているのが天使だ」と答え、又別の所では、
「私があなたのもとに贈るのは天使のみ」と答えていたのを思いだします。
「えっ、神様、この私が天使ですか! 冗談ぱっかり!」
と返したくなるところですが、それはともかく、人々の動きが半ば止まっているいるせいなのか、今までなかったような、のんびりくつろいだ気持ちになっています。わかり易く言えば、時間の動きがゆっくりになっている、そんな感じでしょうか。
そのようなことで、のんびりした気持ちで、庭や畑の草を抜き、近くの散歩コースを歩き、1時間ほど歩いて家に帰れば、好きな本を読みながらコーヒータイム。
ああ、これこそ、あの夢にまで見た、そして憧れていた定年後の生活ではないか。
と、そんなことを思いつつ、何かうれしい日々を送っている次第です。
さて、話は変わって、下の写真は センリョウ科 ヒトリシズカ(一人静)という花。
最初、「静御前」などと書いていましたが、ヒトリシズカの間違いなので訂正します。
静御前の舞姿に似ている所からの命名とか。
名前にひかれて一目会いたいと思っていたので、はじめて見たときは嬉しかったが、案外地味な花という印象がある。
名前で得をしている花かな思うが、見ようによっては「清楚」と言えるかもしれない。
思い出しましたが、「いい夫婦」をテーマにする川柳があって、その中にこんなのがあって思わず笑ってしまいました。
大好きだインスタ映えのしない妻
では、笑っていただいた所で、皆様、よい連休を。
何なんザンショ、あの最後の落ち
静御前という名の地味なお花・・・初めて知りました~~ 有難うございます。
軽やかな文章、などと言っていただけてうれしいです。
そして最後の落ち、私はいい落ちになったと喜んでいたのですが、
女の人から見れば、やはりあの落ちはなんザンショですよね。
失礼しました。(笑)
それから花の名前ですが、シズカゴゼン(静御前)などと書いていましたが、
ヒトリシズカ(一人静)の間違いなので、訂正させてもらいました。
山か麓に咲く花で、季節は今頃ですが、平地ではなかなか見られないと思います。
以前の記事から順に絵を楽しみに見せてもらっています。
描くのはまるで才能なしですが、見るのは好きですので。