山岳スキー世界選手権は競技3日目、前半戦最後のチームレースでした。
SKIMO JAPANからは2チームがエントリー。私はテレマーカーとして、そしてSKIMOレーサーとしてずっと憧れの存在である藤川選手とペアで出場。
コースに多少の変更が入りましたが、全長は約15km、標高差2110mとチームレースにふさわしいスケール、そして内容。
途中、アイゼン歩行(実際にはアイゼンRunです♬)区間もあり、これぞまさに山岳スキーレース!
午前9時40分のスタートと共に、長くて楽しい山岳スキー旅がはじまりました。
私は不調だった昨日のバーティカルから一転!
ウソのように今日は身体が動いてくれて自分でも少しびっくりなような、
ホッとしたような。
国内外で数々のビッグレースを経験し、日本有数のレース巧者である藤川さんのリードで、登りでは私の自由にマイペースで走らせていただき、私が圧倒的に劣る滑りでは最適なラインを先導していただいたおかげでスムーズにレースを進めることができました。
途中、イタリアほど狭くはありませんでしたが、初見のルンゼに一気に飛び込むシーン。コレ、なかなかに気合いがいりました(笑)
終始、カナダチームやもうひと組の日本チーム(実は日本チームは20代チームvsチーム40代対決でした♬)とのデッドヒートもあり、展開としてもエキサイティング!
いくつもの山を越え、滑り降りおり続けた2時間53分。憧れの選手と一緒に走った時間はあっという間でしたし、競技生活はもちろん、人生においても忘れられない経験となりました。藤川さん!ありがとうございました!!
明日の大会休養日を挟んで、明後日からはいよいよ世界選手権も後半戦突入。
残すはインディビジュアルとミックスリレーです!