大会は2日目最終日。オリンピックでの花形種目となるMixed relay、男女混合リレーでした。
SKIMO JAPANからは3チームのエントリーで、私は昨年のイタリア大会でも組んだ滝澤選手と2度目のペア。他に島、田中選手の日本チャンピオンペア、遠藤、上田選手組の2チームがペアを組みました。
とても冷え込んだ早朝の予選は波乱の場面がちらほら。今回の私には無縁でしたが、気温が-10度を下回ると起こり得るアクシデント、極めて高い集中がもたらすミス、それらは今後の自分にとっても教訓にもなりました。
さて、前日のスプリントから修正をした私の予選レースは、ほぼ今の力を出し切れたと思えるレースでした。大きなミスもなく、ペース配分もしっかりとでき、最後まで身体はよく動いてくれました。ペアの合計タイムで争う予選は残念ながら突破できませんでしたが、今後につながるレースだったと思っています。そして何より、このワールドカップの舞台で何人かの海外選手に先着できたことは、私にとって何より喜ばしく、とても自信になる収穫でした。
余談ですが、スプリントやリレーは今や2000年前後生まれの選手たちが主役、その中にあって1979年生まれの日本のオヤジはなかなかのレアキャラ。終わりの日はそう遠くはありませんが、あと少しだけ日本のオヤジの意地と背中を世界に見せてやろうと思います(笑)
ダイジェストでも書きましたが、このリレーでは遠藤、上田ペアが見事、見事にA決勝へ進出。
世界のファイナルで戦う2人の姿に最後まで鳥肌でしたし、世界中のSKIMO仲間みんなの夢であるオリンピックの瞬間を見たような気がします。
そしてファイナルで戦う2人を支えるチームワークも素晴らしかった。
オリンピックは決して最後に選ばれた2人だけのものではない、チームJapan全体のものであり、みんなで分かち合う目標だと思いました。
願わくばもちろん自分が最後に選ばれたい、でも選ばれなくても最後までこのチャレンジを近くでサポートしていきたいと今は率直にそう思います。
こんな素晴らしいチャレンジのど真ん中に居られることに感謝しつつ、年明けから再開するワールドカップサーキット、国内選手権に向けて自分をもっともっと磨いていきます。
To the world SKIMO JAPAN!!