Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

Villars からMontanaへ♪

2019-03-17 14:20:13 | 2019 ISMF World Championships
長いようで短かった世界選手権が終わりましたが、世界のSKIMOシーズンはまだまだ動き続けています!次は来週末、同じくスイスのDisentisでワールドカップは第5戦です。



予定ではvillarsから単独で次のDisentisへ移動の計画でしたが、ちょっとした流れからブラジルのシャアとこれからの一週間、行動を共にすることになりました♪



まずは水曜日まで、彼が練習拠点のMontanaに持っているアパートに泊まらせてもらって、ここで調整トレーニングを行うことになりました。



Montana初日は疲れを取るために休養日。手際よく食事の準備をしたかと思ったら、ワインセラーからさらっとワインを出してきて、アルプスビューのテラスでランチ♪

ヨーロッパ流の休養日の過ごし方はさすがです♪♪♪

2019 ISMF World Championship Relay

2019-03-16 08:23:07 | 2019 ISMF World Championships
ISMF 山岳スキー競技世界選手権最終日は国別対抗リレー!



2日目以降、ずっと悪かった天気も最終日を盛り上げるかの様に好転♪青い空に白いアルプスの山々が浮かびました。



リレーには11ヶ国が出場。



1走、日本のスピードスター星野さんが見事なダッシュで流れをつくります。



2走、若手のホープ遠藤君も好走!3走小寺へ。













私は細かいミスがあったものの、順位はキープしてアンカーの松澤さんへ!







そして松澤さんが日本チームの世界選手権の最後を飾る10位でフィニッシュ!!



写真の笑顔のとおり、全員が出し切って楽しめたリレーとなりました♪

このあとは閉会式と後夜祭です。
日本からたくさんのSKIMO JAPANへの応援、本当にありがとうございました!

2019 ISMF World Championship Team Race

2019-03-15 18:13:17 | 2019 ISMF World Championships
昨日は一日中、雪が降り続きましたが今日は一転、朝からまとまった雨に。



チームレースは朝からコース、スタート時間ともに度重なる変更がアナウンスされ、最終的にはホテル前(標高1300)からChauxRonde直下(標高1950)を使った標高差約1000mのレースに。スタート時間は9時から13時へと変わりました。



13時に私たち日本の松澤・小寺組、星野・遠藤組を含む27チームがホテル前の道路から一斉に山に向かってスタート!



私にとって初めて挑戦するチームレース。正直、お互い近いペースで走るだけだと思っていましたが、実際にはチームレースはもっと奥が深いレースで…



結果的に私が登りで暴走気味、下りで2度の転倒をやってしまい、本来のこのチームの持ち味を引き出せないままにレースは終了。最下位という結果に、ペアを組んでいただいた松澤さんには大変申し訳なく思っています。



チームレースという種目の意味、単に個人×2=結果のレースではないレースがあるということを、痛い目にあって初めて知った様な気がします。2年後、再びこの種目に挑戦できるのであれば、しっかりと今日の経験を活かさなければいけません。

明日は大会最終日、国別対抗のリレーが行われます!

2019 ISMF World Championship チームレースの下見

2019-03-14 13:20:39 | 2019 ISMF World Championships
世界選手権はスプリント、インディビジュアル、バーティカルの個人3種目が終わり、今日は大会休養日。明日からの後半戦はチームレース、リレーの団体種目が行われます。



今日はチームレースの中間部の下見に行ってきました。前半と終盤はインディビジュアルとコースが同じなので、踏査が済んでいないのはコース南側の中間部のみ。



明日に疲れを残さないためにもリフトを使って、効率的に下見をしてきました。



南側コースの最高点である2013mのピークに立つと、後半のコースが一望できました。



チームレースはインディビジュアルで滑った南斜面をさらに滑り降り、対面の尾根へと登り返します。標高差は530m。





ここからゲレンデを使って滑降して、再び北に向かって約400mを登ってインディビジュアル後半部に接続します。



全長は22.1km、累積標高差は2440mと、パワーだけでなく高い持久力も要求されるルートとなります。



明日ペアを組む松澤選手とはインディビジュアルで1分40秒差でした。自分がもうひと頑張りして松澤選手のペースに喰らいついていければ、チームとして最良の結果につながると思います。世界選手権も終盤、あとのことは考えずに最後の力を総動員してレースに臨みたいと思います。



下見の帰りは気持ちよくパウダーを楽しんで、滑りの方も良いイメージで調整ができました。明日のチーム戦もがんばります!


2016 ISMF World Championship Vertical Race

2019-03-13 19:57:00 | 2019 ISMF World Championships

世界選手権は競技日程4日目、今日は登り一本勝負のバーティカルレースでした!私はこの種目にはエントリーしていないので、今日は日本チームの応援と写真撮影。

       

 

バーティカルレースにはSKIMO JAPANからは藤川選手、國吉選手、星野選手、遠藤選手がエントリー。全長約5km、標高差約470mというバーティカルレースとしては異例の高速コースで行われた今日のレースでした。結果は

 

      
53位 藤川選手
      

56位 遠藤選手

      
59位 星野選手
      
61位 國吉選手

豊かな経験を生かしたペース配分をした選手、海外初レースとしてがむしゃらに挑んだ選手、前半から積極的に攻めた選手、シールをギリギリまで短くして高速レースの勝負に挑んだ選手、日本チームはそれぞれの個性を最大限に発揮したレースを展開できたと思います!

      
      
みなさん、おつかれさまでした!
明日は大会全体が休養日。次は明後日のチームレースです!
Go!Go!SKIMO JAPAN!!!!