Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

鈴鹿10座

2018-09-30 14:35:53 | 鈴鹿山脈
鈴鹿山脈の主要な7座(藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、雨乞岳、御在所岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳)を鈴鹿セブンマウンテンと呼んでいますが、それは主に東海地区での話。



セブンマウンテンというのは元々、近畿日本鉄道などが開催していた登山大会に由来する呼び方で、それが今では広く定着しました。

なので山脈の向こう側、関西の友人にセブンマウンテンと言っても、???と言う反応が返ってきますが、最近、関西では鈴鹿10座という呼び方が広まりつつある様です。



10座の内、セブンと重なるのは5座。



残り5座の中で自分が歩いたことのある山を消しこんで行くと…あと2座で10座達成でした♫



残すは日本コバと天狗堂。トンネルが開通して、今ではとても身近な山域。この秋に残る2座も訪ねてみようと思います♫



窓の外はだんだんと雨風が強くなってきました。今夜は10座の冊子を読みながら、台風が過ぎ去るのを待ちたいと思います。とても内容が充実した良い冊子です♫

鈴鹿山系連絡協議会

2018-09-29 17:01:47 | 鈴鹿山脈
タイトルの会議に出席のため、トンネル抜けて滋賀県へ。



鈴鹿山脈に関わる東海近畿8府県の岳連関係者が集まり、遭難対策や自然保護に関する意見交換や報告をする会議も今回で7年目です。



鈴鹿山脈でもなかなか減らない山の事故。登山者の多様化や、時代の変化などいろんな背景はあると思いますが、少しでも悲しい事案は減ってほしいものです。必携装備を持つ、登山届を出すetc、まずは誰もが出来る基本的なことが安全への第一歩。ぜひ安全に楽しく登山を楽しんでください。



明日は台風がやってきます。山も里も、何事も無いことを祈ります。明日は久しぶりに台風の目に入るかも?

朝明をぐるっと一周 〜Round Asake〜

2018-09-28 14:42:56 | SKYRUNNING
山の中に身を置いているだけで清々しい、そんな秋晴れの一日になりました♫



今日は朝明を起点に、ブナ清水〜県境稜線〜釈迦ヶ岳〜朝明と回ってきました。



歴史ある千草街道からブナ林の美しいトンネルを抜けて、県境稜線へ。



きのこ岩からこれから行く県境稜線、釈迦ヶ岳を眺めます。



県境稜線のアップダウンを一気に駆け抜ければ、背後に通って来たトレイルが一望できます。



1092mの釈迦ヶ岳まで来ると、あとは朝明までのダウンヒル。



序盤の急傾斜は足元に要注意。



庵座の滝が見えたらもうひと頑張り。



スタート地点に戻って約3時間。ちょうど良い感じの距離、ペースでした。朝明渓谷にもいよいよ紅葉の気配です♫

雨乞岳、イブネ、クラシ

2018-09-26 20:45:49 | SKYRUNNING
南北に連なる鈴鹿セブンマウンテンの中で、一座だけ西の滋賀側に入り込んでいるのが雨乞岳。



そんな位置関係もあり、雨乞岳にはなかなか足を運ぶことがありませんが、今日は蒼滝橋を起点に御在所を越えて、雨乞岳、さらにはイブネ、クラシを回ってきました。



三重側の急峻な登山道を越えると、滋賀側は対照的に緩やかな傾斜が続きますが、その分、とても奥行きがあります。



馬力勝負の三重側に対して、滋賀側は持久力勝負。負荷は大きくありませんが、移動距離は圧倒的に長くなります。



雨乞岳を経て杉峠から登り返すと、イブネ、クラシ。





台地状の地形に一面、きれいな苔が広がります。



今日は遠回りや寄り道をして、最短で行くよりかなり多めの距離を移動しました。この夏はあまりの暑さに距離を踏めなかったので、少しは取り戻すことができたでしょうか♫

藤原岳

2018-09-24 14:49:42 | SKYRUNNING
白馬から鈴鹿山脈に帰って藤原岳へ。



今日は登り出しから快調なペースを刻み、そのまま一気に山頂へ♫



タイム的にも手応えあり!



登りの勢いそのままに降っていると、何やらさらにさらに快速なスカイランナーと遭遇。



遠征でやって来た彼が以前に出したという39分がおそらく、現在の藤原岳の最速レコードでしょう♫地元としては、負けていられません。

もしかしたら、藤原岳が三重のスカイランニングの聖地になりつつあるのかも?良い走りを見れて、刺激になりました。