Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

みつびし山

2017-12-30 11:52:35 | skimo
昨夜はレースの余韻から遅くまで眠れず、今朝はゆっくりな始動でした。

それでも空港バスまでの時間を利用して、すぐに滑りに行けちゃうのがばんけいスキー場。街からのアクセスが非常に良いからそんなことも出来ちゃいます。



スキー学校で支度を済ませると、すでにシールウォーキングの受付簿には、昨夜のレースをご一緒した伊藤さんのお名前が♫



当たり前の様に一晩の間にサラッサラの雪が降り積もるのは、やっぱり札幌。



フカフカのゲレンデ脇の森を登ります。
今日は新調した140cmの練習用ポールを初使用。従来の135cmより推進力を稼げる感じです。あとは滑りの際に長さを持て余さない様、慣れることが必要です。



途中、リフトに乗った子どもたちから「がんばれ〜」の声援が飛んで来るので「ありがとう〜」のキャッチボール♫

雪国の子どもたちにとっても、山を登るスキーは珍しいらしく、坂をグイグイ進むスキーに「あんなスキーもあるんだ!」という声も聞こえます。



今日はバスの時間ギリギリまで2往復を楽しみました。

これから、待望の大雪に賑わう地元に帰ります。

Skimo ban.k 第1戦 paddleclub cup

2017-12-29 23:49:21 | skimo
今夜は国内SKIMOシーズンの開幕となるSkimo ban.k 第1戦 paddleclub cupに出場しました。





出場者は一般の部を含めて17名とアットホームな大会ですが、ここはウインタースポーツの本場北海道。

私が7位だった前回の日本選手権で2位、4位、5位だった地元北海道の選手の方々がスタートリストに名を連ね、ハイレベルなメンバーが集まります。

レースの方は想定どおり序盤の登りから4名が飛び出し、私は藤川選手と着いたり離れたりを繰り返しながら、2番手でモーグルコースの滑走へ。



下りきって、シールを装着するトランジットで3名が一瞬並ぶ刺激的な展開!

2番手で最後の登りに入り、前を行く藤川選手の背中を追います。



暗闇の中では、ヘッドライトだけが前や後ろとの差を教えてくれます。

互いに詰まったり離れたりの駆け引きを繰り返しながら、最後は気力の限界に挑むスパート合戦。

結果は追い込み切れず優勝した藤川選手には14秒及びませんでしたが、Skimo ban.k参戦3年目で過去最高となる2位のリザルトでした。



ゴール後は札幌の夜景を眺めながらの下山滑走。超絶景の中に滑り込むこのナイタースキーは、本当に贅沢な一本です。



国内シーズン初戦を上々の成績で終えることが出来、今後のシーズンが楽しみになるスタートとなりました。

国内での次戦は1月末の栂池ナイター。
こちらも札幌に負けない選手層が集まる大会。練習では味わえない刺激的なレースの展開が、今から楽しみです。

ホームの鈴鹿山脈にも札幌遠征中に大雪が降ったとの情報が。地元に帰っても良い山スキーができそうです。



札幌

2017-12-28 19:09:51 | skimo
山岳スキー競技の国内開幕戦となるSKIMO in ban.k 第1戦 paddleclub cup を明日に控え、今日から札幌に来ています。



SKIMO ban.kの会場となるばんけいスキー場は、札幌市中心部から地下鉄とバスで簡単にアクセスすることができ、全国的に見てもめずらしい、歩いて登ることも出来るスキー場です。



スキー場内や隣接する森の中にシールウォーキングコースが整備されていて、スキー学校で簡単な受付をすれば、誰でも気軽にシールウォーキングが楽しめます。

これから山スキーを始めてみたい人や、初心者のステップアップ、経験者の普段のトレーニングなどに最高の環境です。

シールで山を登っていると、リフトに乗っている人や、レッスン中のインストラクターさんから「がんばれ〜!」と声援をかけてもらえるのも、山スキーが身近な物として根付いている素敵な文化があるからだと思います。

ここにはレース用ギアのレンタルも用意されているので、興味のある方は一度、超軽量スキーの履き心地を体験してみるのもいいかもしれませんね。



さてさて、今日は明日に向けてレースコースのインスペクション(下見)。コースに入ってすぐ、札幌の伊藤選手ご夫妻と会ったので、一緒にコースを回りました。



今回のポイントはモーグルコースの下りでしょうか。ここをどこまで攻められるか、そしてその後の登りにどこまで足を残せるかがカギになりそうです。



SKIMO ban.k では過去、3位が最高成績。明日はどこまで上位争いに絡んでいけるか、しっかりと良いポジションでレースを楽しみたいと思います。





雨から雪へと

2017-12-26 13:06:50 | skimo
昨日の日中の雨は、藤原岳山頂でも雨になりました。晩にはその雨は雪へと変わり、積雪は多少回復したものの、全体的には減少。残念ですが自然が相手。仕方がありません。



自然から与えられた環境の中で、どうやって楽しむか。そこがとても大事だと思います。ノートレースな雪面に、自分だけの足跡を残す。それだけでも充分に楽しい時間。



雲の切れ間から注ぐ陽の光に、白く輝く樹氷。今日はしっかりと足を止めて、景色を楽しみました。



展望台北の林の中は、いい具合に雪が溜まり、密度の高い樹間をツリーラン。岩や倒木もほとんど気にならず、気持ちの良い滑走ができました。

さてさて、今夜はしっかりと降雪の予報。
他の鈴鹿の山々でも滑れるくらいに降ってくれることを期待したいと思います。


養老山脈

2017-12-23 21:20:59 | トレイルランニング
今日はTJARなあの人と、ハセツネなあの人と養老山脈縦走に行って来ました。

同じ町に暮らし、同い年で、同じ山域でトレーニングしているにも関わらず、なんとTJARな人とは初セッションでした(笑)



まずは養老線で多度駅から養老駅まで移動。これから走る長大な養老山脈を車窓から眺めます。





いい味出てます養老駅。



養老の瀧を眺めて、一気に養老山へ。



展望台から眺める霊仙北面。いい具合に雪が着いています。今度、スキーで行ってみます。



立派な避難小屋。今日は中も確認しましたが、中もステキな小屋でした。



二ノ瀬峠を越えてからはひたすら林道で修業RUNでしたが、ペースを上げて一気に多度山へ。



多度大社へお参りして、



和菓子屋さんでういろうをいただき、旧多度町役場でゴール。全長37km、寄り道含めて5時間52分。

スペシャルな人たちと、よい練習ができました!