Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

倫理•アンチドーピング研修

2022-08-28 21:14:41 | Olympic Dream
海外派遣に必要なJMSCAの倫理•アンチドーピング研修を浜松で受講してきました。



研修は国際大会への出場を予定している選手すべてに毎年の受講が必須となっています。SKIMO選手にとっては23/24シーズンのための受講。



受講者の大多数はスポーツクライミングの若い若い選手たちですが、彼らくらいの年齢から競技生活の中に世界を意識できるなんて、やっぱりちょっと羨ましいですね。

海外を見据えた可能性の塊たちが集まっているので当たり前ですが、みんな良いオーラを漂わせてます。

彼らに比べれば残された時間は短いし、日々に心配も不安も尽きないSKIMOオジサンですが、競技に対する情熱だけは彼らと何ら変わらないものを持っていると思っています。

短いからこそ太く!最期まで背中からオーラ漂うSKIMOオジサンでありたいですね♫(笑)







山岳スキー競技国際競技大会派遣日本代表選手選考基準

2022-08-19 12:23:00 | Olympic Dream
Facebookの方では記事にしましたが、あらためてブログでも書きたいと思います。



2022年-2023年シーズン山岳スキー国際競技大会派遣日本代表選手選考基準がJMSCAから公表されました。


今回からインディビジュアル、バーティカル、スプリントの各種目のスペシャリストがバランスよく選ばれる仕組みになったと私なりに読み解いています。



プレイヤーにとって明確に基準を示していただけることはとても重要なことです。目指すべき目標がはっきりとわかることで、戦略も当然、変わってきます。

これから各種目の専門化が進んでいくはずですし、選考基準が数字化されたことで、ますます代表権争いは熾烈になっていくだろうと思います。

23/24、24/25と続いていくシーズン、今以上に基準をより多く突破することを目指して突き進みます。

私のSKIMOに対する情熱はますますメラメラ!一度しかない人生のニ度とないSKIMOとの時間、ど真ん中で楽しんでます♫



43歳になりました♫

2022-07-30 12:46:00 | Olympic Dream
数日前に43歳になりました♫


若い頃にはもう少し穏やかな中年の姿を想像していたのかもしれませんが、おかげさまで元気すぎるままに今を迎えられています(笑)



現在地は目標への通過点。
叶えようとする方向に自ら進み続ける限り、不思議と夢を実現できるような気がしています。



少なくともそうすることで日々の時間が充実したものになっていることは間違いないと思います。



鍛えれば鍛えた分だけ成長を実感できる。
その感覚を味わえていることだけでも毎日が楽しいのです。





1317日の過ごし方

2022-07-01 08:15:00 | Olympic Dream
実施種目がスプリントと混合リレーに決まってから数日が過ぎましたが、世界中で賛否両論いろいろな意見が交わされています。



トップ選手がコメントを出したり、メディアの報じ方も様々です。どちらかといえばインディビジュアルが採用されなかったことにネガティブな意見が今のところ多いような気がしています。中には『オリンピックの山岳スキーは死んだ…』というコメントまで。



今日でミラノコルティナオリンピックまで1317日。どうせ同じ時間なら1317日をポジティブに過ごしたいと私は思います。ミラノのスプリントやリレーを見た観客や視聴者がSKIMOを『面白い!』と思ってくれることが大事なんじゃないかと。それが2030年や34年にインディビジュアルやバーティカルが種目入りすることにつながっていくんだと思います。



決まったことは決まったこと。1317日のカウントダウンは始まってるんだから、1日でも無駄にしちゃもったいないです。



世界中の小さな草レースからビッグレースまで、レベルに関係なくプレイヤーはすべてのファンのみなさんに熱狂的なレースを届けたいですね♬






オリンピック実施種目はスプリントとリレー

2022-06-27 18:28:00 | Olympic Dream
IOCから2026ミラノ•コルティナオリンピックの実施プログラムが発表されました。



新競技入りを果たしたSKIMO。昨年までの原案ではインディビジュアル、スプリント、男女混合リレーの3種目に男女各24名枠の予定でした。



それが今回の発表では、実施はスプリントと男女混合リレーのみ、男女各18名枠へと変更になりました。



他競技も含めた選手総枠があるので、調整が入るのは仕方がないことです。ただ、実施種目から山岳をレースフィールドにしたインディビジュアルが無くなり、スプリントとリレーだけになったことには少し残念さを感じています。



圧倒的なヨーロッパアルプスの迫力と美しさ、自然が創り出したフィールドを華麗に疾走していく選手達。



私はそんな姿に憧れてSKIMOを始めましたし、今も追い求めるのはそんな姿です。



多くの方にとって未知の世界である雪山、それも舞台はヨーロッパアルプス。私たちのレースを通じて素晴らしい山岳の景観や魅力に触れていただけたらと思うし、そんな中で繰り広げられるレースの熱さを伝えたいと私は思っています。



だからゲレンデ内で完結してしまう種目だけでなく、ぜひインディビジュアルも実施して欲しかったのですが…。



ただこれも、SKIMOのオリンピックとの歩みの第一歩です。2030年、34年と続いていく間には、舞台はバックカントリー、大自然の中へと広がっていってくれると私は信じています。



とにかくプレイヤーとしては、目の前に与えられた環境、条件の中でベストの挑戦を続けるだけです!思い描いていたレースやトレーニングプランには少し変更が必要になりましたが、2026年まで全力を尽くしていくことに何ら変わりはありません。



現役でいる今、せっかく巡り会えた一度しかないチャンス、最後まで自分なりにやりきるだけです。



パワー盛り盛りの若者有利?なスプリントに挑む40代のオッサン!(笑)どうやったらこの年齢の肉体で強くなって勝てるのか、これから一生懸命考えていくことにも楽しく取り組みたいと思います♬