Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

Look back on my 19/20 SKIMO season

2020-05-16 18:49:00 | 2019/2020 ISMF World Cup
私に限らず、またSkimoに限らず、何とも言えない終わり方だった19/20のウィンタースポーツシーズンでしたが、次のシーズンに向けても総括はしっかりと!




【2019/2020 Skimoシーズン戦績】

ISMF WORLD CUP
第1戦 Aussois(France)
インディビジュアル 途中棄権
スプリント 55位






WORLD CUP LANKING
Over all 89位



WORLD WINTER MASTERS GAMES
Innsbruck(Austria)
インディビジュアルM35 15位









第1回YAMABOKU SKIMO
(長野県高山村)
バーティカル 2位
スプリント 4位
インディビジュアル 4位








第5回MILLET CUP パラダナイトSKIMO
(長野県佐久市)
インディビジュアル シニア 4位



海外レースは5〜6大会を計画していましたが、コロナによる中止などで出場は2大会となりました。





今季は他国の選手や関係者と最初から名前で呼び合い、「元気だった?」「調子はどう?」「練習できてる?」という会話からスタートできたことは、海外参戦を続けていることの成果のひとつだと感じています。国内と変わらない環境を海外で作れていることは、これからより良いパフォーマンスをしていくための下地となってくれると感じています。



ワールドマスターズについては生涯スポーツとしてのSkimoの魅力を知る良い機会となりました。登山は数ある種目の中でも末永く楽しめるスポーツのひとつですが、もちろんSkimoも同じ。私の将来、第2の競技生活を想像したときにも楽しみになってくる大会、目標になってくる大会だと思います。世界のベテランは想像以上に凄いし強い。



海外同様に大会の中止が相次いだ国内でしたが、出場した2大会の各種目で安定した成績を残すことができました。新しい世代が台頭してきたシーズンにあって、これまで同様のポジションを守れたことは良かったと思います。確実に激戦となっていく来季以降、このポジションを土台にそれ以上をしっかりと定位置にしていきたいと思います。





練習環境については記録的な暖冬の影響で地元の鈴鹿山脈では苦労をしましたが、比較的アクセスしやすい御嶽エリアや石徹白エリアに練習環境を広げることで充実した練習を行うことができました。来季も暖冬では困りますが、引き続き、鈴鹿山脈を拠点に近隣エリアにも通いながら更なるレベルアップを図っていきます。




今シーズン前半は雪不足で出遅れましたが、2月に御嶽で実施した集中合宿で大きく流れが変わりました。標高1800m〜2200mでのトレーニングは海外参戦を考えた上でもマストな環境。定期的な集中トレーニングで高地でのパフォーマンスを磨いていきたいと思います。



来シーズンの展望ですが、すでに基礎づくりのトレーニングは順調に進んでいます。夏場は例年同様、地元でのトレーニングを中心に、状況が許すようになれば山に登って身体を作って行こうと思います。



レース面では20/21シーズンは2年に1度の世界選手権イヤーになります。まずはそこで2度目の日本代表に選出されることを目標に、本番では前回を上回るレースを目指したいと思います。また、短期遠征の繰り返しにはなりますが、ワールドカップを1戦でも多く転戦したいと計画しています。





2026年ミラノ/コルティナ・ダンペッツォオリンピックでの正式種目化に向かって着実なステップを踏み続ける世界のSkimoシーン。その最高峰の舞台でこれからもまだまだ戦い続けたいと思います。こんな歴史的な時期にプレイヤーとして居られることは本当に幸せであり、エキサイティングなことです。



最後になりますが、今季も私の活動に対して多大なる応援、ご支援をいただきました各ブランドの皆様、地元後援会の皆様、当ブログやSNSのフォロワーの皆様、その他たくさんの皆様に心から感謝を申し上げます。



Suzuka to the world!!
引き続き、皆様からの応援よろしくお願いします!!



ワールドカップCHINA

2020-01-24 17:56:00 | 2019/2020 ISMF World Cup
来月に出場予定だったワールドカップ中国大会兼アジア選手権大会ですが、ニュースにもなっている新型肺炎の影響なのでしょうか、残念ながら中止となりました。




ワールドカップとしてはもちろんですが、2年に1度のアジア選手権大会として、移動の負担も小さく、時差のほとんどない中で臨める大会だっただけに残念です。

もちろん仕方ない理由ですので、素直に受け入れています。この大会開催に向けて動いていただいていたCMA、大会事務局にはこれまでの準備について感謝したいと思います。

さて、気持ちを入れ替えて次のレースを目指します!





情熱

2019-12-19 20:35:00 | 2019/2020 ISMF World Cup
“小さい街だけど、スキーアルピニズム、スキーモへの情熱はすごいぜ!”



まさにAussoisはそんな街でした!



メインの各国の入場パレードは盛り上がりまくり♪とくに29名の大選手団で迎え撃つ地元フランスが登場すると割れんばかりの大歓声でした!



遠くアジアからやってきた私にもたくさんの声援をいただきました。



やぁ元気?調子どう?今年は何戦くらい出るの?最初からお互いに声を掛け合う選手が増えたことに2シーズン目を感じます。



明日はちょっと風が強いコンディションになりそう。夜で+8度、暖かいです。