Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

奥美濃の名ルートへ

2020-02-25 08:16:00 | skimo
奥美濃の名ルート、野伏ヶ岳、薙刀山へ行ってきました。



レースのことだけを考えたらゲレンデなど整った場所でトレーニングをするのが何より一番効率的です。一方で原点に立ち返り、登山として山スキーを考えたときには多少の苦労があっても自然の山に入ることが一番楽しいことに間違いはありません。



レーサー仲間の間ではこの相反する2面について話題になることも。永遠のテーマなのかもしれません。



昨日の私は後者を優先。効率よりも純粋に登山としてのスキーを楽しんできました! 



山を登り♪







狙った斜面と雪を滑る♪



そして景色を楽しむ♪



やはり登山、山スキーがあってのSKIMOだと私は思います。快晴の野伏、薙刀!たっぷりと楽しませてもらいました!!


Sunny day 今日は晴れ!

2020-02-17 17:55:00 | skimo
トレーニングキャンプ後半2日目。先週のキャンプから休養とレースを挟んで10日目と言った方がやった気になれるので、そう言うことにしておきます♪ポジティブに良い解釈で♪♪(笑)



昨夜は日付が変わる頃まで雨が降り、積雪も目に見えて減っていました。



昨日まで出てなかった沢や、岩etcもちらほら出現。要注意。



さて、今朝も日の出スタートです。



日の登り具合に伴って、刻々と景色が変わる朝のツーリングは格別です。





気持ちの良いペースで登りながら、身体を本格的に目覚めさせていきます。今日も体調は良さそう♪



休憩を挟んでからのメイン練習は、今日もミドルパワー向上を狙っての距離(時間)設定。



お天気も景色も良いので、きつい練習にも気持ちはテンション高め。ノッている時のトレーニングはあっと言う間です♪



滑降セクションは昨夜の雨でコチコチカリカリの高速系。昨日のストップスノー、今日のカリカリと、悪雪対策の良い練習になりました♪

今回の一連のトレーニングキャンプとレースは、今シーズンを考えた時に大きな意味を持つものになりました。明らかにここで流れが変わりました♪まずは疲れを抜いて超回復。その後はシーズンラストまで一気に突っ走ります!


Heavy rain もへっちゃら♪

2020-02-16 20:17:00 | skimo
佐久市で行われたMILLET CUPからの帰路、今日は再び御嶽エリアへ。



全国的な荒天予報…標高2000m前後のこのあたりでも雪ではなく雨。それも横殴りの大雨。ちょっと萎えそうなシチュエーションですが、幸いにも(?)暖かいので問題なし。



パタパタと雨風がレインウェアを叩く中、トレーニング開始。



今日は昨夜の疲れもあるので、ゆっくりと距離を踏みました。





着用しているミレーのティフォンはレインウェアとしての基本性能を備えつつ、生地がとても柔らかいのが特徴。ガサガサ感もゴワゴワ感もありません。腕のポールワークや足のスライド運動を妨げない柔らかさはSkimoだけでなく、すべての登山を楽にしてくれます。今日もストレスフリーでロングランを完走♪



水分を多く含んだ春のような雪の滑走は、4月の日本選手権を想定した良い練習になりました。



時折り現れる”妖怪足つかみ”にバランスは崩すも転倒はなし。本番はもっと足つかみがパワーを増して現れるかもしれないので、こちらも戦闘力を上げておかないと(笑)

雨と湿雪、嫌われ者とも楽しく過ごせた1日でした♪



The 5th MILLET CUP PARADA NIGHT SKIMO RACE

2020-02-16 08:40:00 | skimo
昨夜は第5回となったMILLET CUP PARADA NIGHT SKIMO RACEへ出場しました。第2回から出ていますが、早いもので第5回大会。



全日本クラスの選手が多く集まり、夜のゲレンデを使ったハイスピードコース。個人的にはシーズンの中でもエキサイティング度合いで1,2を争うレースだと思っています。



夕闇迫る午後5時、たくさんのギャラリー(過去最多♪)が見守る中、約50名のレーサーが一斉にスタート!ヘッドランプの灯りが足元を照らします。



今年はコースがリニューアルされ、スタート、3回のトランジット、ゴールがギャラリーの前で行われました。MCゆうじんさんの実況がリアルタイムで選手の順位変動を伝え、見る側にもわかりやすく、熱くなってもらえる演出。



トランジットの手際の差で順位が入れ替わるシーンなどは、ギャラリーのみなさんにも手に汗を握っていただいたのではないでしょうか?







ヘッドランプを頼りに山を駆け、





全開のチョッカリで滑り降りる!トップグループでは時速100キロを超えるスピードが出ています。整備されたゲレンデとはいえ、ヘッドランプの視界だけでギャップを見分けてハイスピードでクリアしていく姿は一見の価値あり。



レースは最初から最後まで熱いバトルの連続。





今回、私の成績は4位と表彰台に一歩及ばず。ずっと入賞を続けてきた大会だけに残念で悔しいですが、それと同時に確かな手応えも得ています。


Photo: trail running test center

今季は暖冬で雪にあまり乗れず、作り上げてきた力を上手くレースにつなげられていませんでしたが、先週末のトレーニングキャンプを境に歯車がしっかりと噛み合ってきました。



成長著しい10代20代の若さがトップを狙い、30代40代、さらには50代のベテランはそれを経験と力で跳ね返す。日本のレースシーンのレベルは、1年1年どころか1レース毎に急速に上がっています。

自分もそのレベルアップのスピードの中でしっかりとレースを出来たことに、今大会の収穫がありました。ますます激戦必死の国内戦、シーズン終盤も楽しみがいっぱいです!


Training camp day.4

2020-02-11 22:37:00 | skimo
トレーニングキャンプ4日目、最終日。



今日は日の出と同時に行動開始。




昨夜もしっかりと降って、すべてが再び真っ白にリセット♪



今回のキャンプの最終トレーニングに向け、朝のうちにトラックを2本、総延長4キロを作成。



やっぱりラッセルは楽しいですね♪道を拓いてるぞ〜って感じがたまらない。我ながら朝から良い仕事をしました♪(笑)



そんなキャンプ最終トレーニングには世界選手権にも一緒に行った國吉さんに付き合ってもらいました。メニューは全開でバーティカル2本!



強い練習パートナーに容赦なく(?)シゴいてもらって、完全燃焼で4日間の集中トレーニングを終了!



お天気や練習パートナーに恵まれて、獲得標高差、走破距離、練習の質のすべてが過去にない充実の内容となりました。何よりも4日間、Skimoに集中して取り組めたこと、楽しみきれたことに充実感を感じています。さぁ!この流れでシーズン後半戦へ!