日本選手権は2日目、登りと滑走の総合力で競うインディビジュアルレース、結果は6位入賞でした!
この大一番に向けて、全力で作り上げてきたコンディション。昨日のバーティカルに続いて、2日目もベストな状態で快心のレースができました。
今季はその背中すら追えなかった上位陣。最後の最後、日本選手権でそんなメンバーが繰り広げるレースの中に戻って来られた、それが幸せでたまらないレースでした。
追われる緊張感、前を追う闘志、それらを上手くコントロールしながら自分の最善を尽くせたレースだったと感じています。
レース中の駆け引きを楽しい!楽しい!と思ってたら、あっという間にレースはゴールでした(笑)
レーサーとしては下位入賞で満足してはいけないのかも知れませんが、2種目のW入賞は自分でもよくここまで軌道修正できたなと思います。大事な一戦に向けてベストコンディションを作り上げる、その過程を成功させられたことは今後の財産になります。
すぐにやってくる次の世界選手権への選考、SKIMO界の夢でもある五輪への選考、そんな大舞台にこの経験は必ず活きてきます。素晴らしい経験が出来た2021日本選手権でしたが、シーズンはまだ後一戦、Happo super verticalを残しています。引き続き、コンディションを維持してベストを尽くしたいと思います。
最後になりますが、コロナ禍の大変な情勢の中、様々な苦労や葛藤を経て大会を開催いただきましたJMSCA日本山岳•スポーツクライミング協会、地元小谷村の方々、その他全ての関係者の皆様に対して感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました!
※写真は大会参加の皆様のメディアよりお借りいたしました。この場で、おことわりとお礼を申し上げます。