Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

Hakuba Happo super vertical race 2022

2022-04-11 11:51:00 | 21/22 SKIMOシーズン
シーズン最後のレース、八方バーティカルは13位の結果でした。



2月末の選手権に合わせた体調のピーク、自分でも完璧だったと断言できる程に心身共に仕上げることができました。ただその反動は大きく、逆に3月初はまったくよろしくないコンディションでスタート。



もちろん普通は一旦、そこで休むべきだったのですが、今年はどうしても滑りたかったので滑り続けることを選びました。結果、過去一番に滑り込んだ1ヶ月になりました。

とにかく今は滑ることが楽しいし、そこに対する気持ちと探究心がどんどんと湧いて来ます。

いつまでも雪があるのなら良いのですがそこは季節もの、『鉄は熱いうちに打て』の言葉どおり今を逃しては滑りを伸ばすチャンスを失うことかなと思っています。



昨日はあわよくば、そんな中でも下位でも入賞をと狙っていましたが、甘すぎる考えは通用するわけもなく13位。



レーサーとしては失格かもしれませんが、今できる最善の戦略で行けるところまでレースを進めれたので、納得の終わり方だったと感じています。

まだまだ滑れる雪がある限り、今季は滑りを重点的に鍛えます。長い目で見た時に、今はとても重要な時期のど真ん中にいるような気がします。



まずはこれにてレースシーズンは終了。各大会の運営をいただいた皆様、レースを共にしていただいた選手のみなさま、ありがとうございました!

SKIMOってどこまでも楽しいですね!!






明日は国内シーズン最終戦、HAPPO SUPER VERTICAL RACEです!

2022-04-09 18:24:00 | 21/22 SKIMOシーズン
今日から八方尾根へ来ています。明日は国内SKIMOシーズン最終戦となるHAPPO SUPER VERTICAL RACE。



今年は大会史上、最大標高差となる1,082mを一気に駆け上がってバーティカルレース日本一を争います。



ゲレンデ内コースなので、前日の試走はNG。









なので滑りながらコースチェック。毎年のことながら、八方尾根スキー場の末端からトップまでとなると、とにかくスケールがすごい!そんな滑って降りるだけでもハードな斜面を明日は登ります(笑)



下見を終えた後は少しばかりバックカントリーへ!





唐松山荘の少し手前、標高2500くらいまでサクッとツーリング。



ちょっと張り切りすぎた感もありましたが、晴れた山と雪が目の前にあるんだから行かないわけにはいかないのです(笑)



真冬のパウダーもいいですが、春の雪も滑ればまた楽し♬♬さぁ!明日も頑張って登ります!!



山岳スキーレーサー、映画パンフレットにデビューする♬

2022-04-06 13:53:00 | 日常
高校の同級生で映画監督である伊藤有紀監督(Office ARIGATO)の最新ドキュメンタリー映画作品、『おれらの多度祭』に山岳スキーレーサー小寺教夫としてコメントを寄せさせていただきました。



映画のパンフレットや特設サイトによく掲載されているアレです♬なかなか出来ない初体験、よい経験になりました。



作品を海外のコンクールへ出品したり、賞を受賞したり、分野は違いますが監督も私も国内外で高みを目指す者同士、互いに沢山の刺激を受けています。

映画を観るたくさんの方々の目に、『山岳スキーレーサー』という名前が伝わることもうれしいです!

映画は東京から順次公開が始まりますので、お近くの方はぜひよろしくお願いします♫

『おれらの多度祭』特設サイト

Home | orerano tadomatsuri

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『おれらの多度祭』劇場用予告編

orerano tadomatsuri

 





4月の雪と来季への助走

2022-04-03 21:15:00 | 21/22 SKIMOシーズン
奥美濃のダイナランドでみっちり滑ってきました。



綺麗に整地された朝一番はスピード重視!春になりゲレンデの混雑もほどほどになったので気兼ねなく飛ばせます♬



雪が緩んで雪面も荒れ出したあたりで足元をテレマークからSKIMOへとチェンジ。



コブでも何でもとにかくレースのつもりでノンストップで回し続けて、最後は完全に燃え尽きました(笑)



これから先の戦略を考えた時に、滑りは間違いなく自分に足りていない部分であるし、同時に今一番楽しくて伸びている部分でもあります。まだ今シーズンも一戦残ってますが、来季をイメージしたトレーニングも同時進行です。



滑りパートでも積極的に攻めのレースが出来る様になる。来季に向けて常に意識し続けたいテーマです。