こんばんは 鈴木有機農園です。
56樽のEMボカシ肥料をビニールハウスに運び込みました。入口から樽を転がしながら移動する面倒くさい並べ方です。ハウスで加温して発酵を促して良い肥料に仕上げます。水稲苗を並べる3月10日頃までハウスで養生します。その後ほうれん草を収穫した後のハウスに移し替えて養生です。
飛び入りで読売新聞の記者が東日本大震災の取材に来ました。絆の井戸に展示した写真等を見てもらいながら9年前の3月11日の様子を伝えました。長い大きな揺れで精米所で立ちすくみ揺れが治まるまで、じっとしているしか出来ない状態でした。息子らは籾摺りで機械は倒れるは米が散乱するはの混乱振りでした。40分ほど後に堤防沿いの排水路に津波が、あれよあれよと田圃は真っ黒な津波とゴミでうめつくされました。我が家の東に新興住宅があり、津波を阻止してくれ恐ろしさは余り感じませんでした。地震後、当時町内会役員でしたので各家々を安否確認で回りました。回りおえる頃、農水堀に濁流が遡上津波の凄さを感じました。何よりも数日後に弟夫婦と祖父母の津波で流されていました。3月1日弟夫婦の菩提寺・照徳寺で合同法要があり親父と参加します。