今日で震災から2年7カ月が経ちました。
この歌はとても心に響くのです。
2011年 5月22日の南三陸町です。
コンクリートと砂利で覆われた地面には草木も残っておらず
まるでモノクロ写真の世界に迷い込んだ恐怖に襲われます。
中央に見える鉄骨の骨組みだけの建物が防災庁舎です。
壊滅して多くの犠牲者が出たこの場所では絶望感に包まれる。
みんな、それを振り払ってボランティア活動をしていたと思う。
この2回目のボランティアを終えた翌朝に
父親が脳梗塞の症状がでて救急搬送
35日後にこの世を去った。
2011年 9月の南三陸町です。
上と同じようなアングルですが青い空と地面には草が生え
復興への希望を感じさせてくれました。
この町にもきっと花は咲く。
父の納骨を終えて再び南三陸町を訪れることが
自分自身の心の復興になると信じて支援物資を届けました。
OSB合板78枚と
町会長宅に寄せられた支援物資を積み込み
再びこの地に戻って来れたのが今の自分を支えてくれている。
人ってそんなに強くはないけど それほど弱くもないよね。
東北人の辛抱強さが好きなのです。