MISIAさん被災者気遣いほうれん草カレー 能登町珠洲市避難所を訪問 凸凹道の物資輸送、今後の積雪に住民不安
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FNNプライムオンライン
今シーズン一番の寒波の影響で、25日にかけて、東北から九州の日本海側を中心に大雪のおそれがある。 この寒波の影響で、能登半島地震の被災地では警報級の大雪となるおそれがある。 石川・輪島市門前から、FNN取材団・古谷陽記者が中継でお伝えする。 朝から雨が降り続いているが、数分おきに雪に変わり、強い風にのって吹きつけている。 今後、警報級の大雪となるおそれがあるが、住民の人に話を伺うと、心配していたのは道路状況。 復旧に向け、さまざまな車が通るそうだが、あちらこちらで地面が凸凹に隆起している。 雪が降り積もると気付きにくくなって、パンクしたり、事故が起きたりしないかと心配していた。 さらに、山間部は例年除雪車が稼働するほどの大雪になるそうだが、この道路状況では除雪車が出ないのでは、通行止めになって物資が届かないのではと不安の声が聞かれた。 石川県によると、建物の危険性を調べる「応急危険度判定」の結果、対象となった建物の4割が「危険」と判断されたという。 こうした建物では、積雪による倒壊にも注意が必要。 一方22日は、歌手のMISIAさんが避難所を訪れ、炊き出しを行った。 MISIAさんがふるまったのは、カレーライス。 被災者の野菜不足を気遣ってほうれん草がたっぷり乗っている。 その後、石川・珠洲市の避難所でも、サインや記念撮影に気軽に応じたという。
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