今月27日に予定されている安倍元総理の国葬の決定過程などをめぐって自民党の総務会で苦言が相次ぎました。

自民党 石破茂元幹事長
「今回のエリザベス女王の国葬を見ても、女王様であっても議会の議決をとっていると、それは主権者であり納税者の(国民の)了解が必要だと」

きょうの自民党の総務会で石破元幹事長は、イギリスでは国葬に際し議会の議決を経ていると指摘。日本でも今後の国葬に際しては国会の議決を経ることなどを政府・与党として検討することを提案しました。

また、出席者によりますと村上誠一郎元行政改革担当大臣も「国葬の決定にあたってもっと丁寧に議論をすべき」としたほか、国葬の経費についても政府の発表よりも額が増す可能性を指摘したということです。