孤立した地域が既に限界集落だったら復興は諦めて移住させる。
心に傷を負った被災者に今、そんなことを言うべきではないと私も思います。
被災者と心を一つにして困難を乗り越える!そんな気持ちで東北に向かいました。
いざ津波で壊滅した街を観た時の衝撃はとんでもないものでした。
もしかして自分は既にこの世に居なくて死んでいるのかもしれない?頬っぺたを引っ叩く。
全ての建物がぶっ壊れてしまったこの町の復興なんて出来るはずがない!
このまま引き返そうと思ったが足が震えて動けないのです。
夜の東北道をひたすら走ったのは何のため?
とにかく被災者に一目会ってから次の事を考えようと心を落ち着かせてなんとか動けるように。
自衛隊員が沸かしたお湯の支援をしている。
そのお湯を貰いにやって来た被災者が笑いながら自衛隊員と話をしている。
この時の自分は不安で一杯の顔をしていたのだろう。
被災地で笑顔を見せてはいけない!なんて誰も言ってない。
全てを失った人たちが前に一歩を踏み出せるように自分は乗り込んだのを思い出す。
トラックで来たのは引っ越しの支援をするためです。
ボランティアセンターで説明を聞く迄は具体的にどんな引っ越しなのか見当もつかず。
5月になっても新学期が始まらない高台にある小学校、体育館が避難所になってました。
そこに身を寄せる避難住民の引っ越しなのです。
荷物(全財産)は支援された衣類だけ そんな住民ばかり。
指揮をするのは校長先生。
震災後から休みなしで避難所を守っている。
受け止めきれない現実を目の当たりにしてボランティアさんはみんな無口になる。
「これしか運ぶ荷物はないの?」避難者に聞こえてしまい(-_-;)
でもこれがきっかけで普通に会話が出来るようになる。
「私たちの為に遠くから駆け付けてくれて感謝してるよ!」
その言葉に勇気100%になれました。
昼間なのに真っ暗な校舎はまだ電気が復旧してません。
校庭では仮設住宅の建設が始まった。
能登半島地震“復興より移住”投稿めぐり物議 ひろゆき氏「今は話すタイミングではない」 米山隆一氏「むしろ今話さないでいつするのか」
配信
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能登半島地震でいまだに解消されていないのが、山崩れや道路の寸断による集落の孤立。石川県の馳浩知事は12日の会見で、“集落丸ごと”の避難を呼びかけた。能登半島には現在17カ所の孤立集落があるが、それぞれ個別に支援を行うことが自衛隊などの負担になっているという。 【映像】「そういう悪意はやめようよ」 米山氏とひろゆき氏激論 そんな中、被災地域の再建について元新潟県知事の米山隆一衆議院議員のXへのポストが物議に。「非常に言いづらい事ですが、今回の復興では、人口が減り、地震前から維持が困難になっていた集落では、復興ではなく移住を選択することをきちんと組織的に行うべきだと思います」。高齢化し人口の増加が望めない限界集落などにインフラを整備するより、住民をその地域の中心街などに移住させ、コンパクトな行政を進めるべきだとの投稿に賛否の声が寄せられた。 「住民の事情はお構いなしか」など批判や反対意見も多く寄せられたが、2004年の中越地震で被害が大きかった地域では、政府・自治体の補助で集団移住が行われるなど、過去にも実施例はある。 高齢化や過疎化の進む被災地域の再建を考える上で、集団移住は有効な手段なのか。移住をした先に問題はないのか。『ABEMA Prime』で米山氏を招き議論した。