日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・まだ<29-2向け模試(その1)~(その5)>(と、その補足説明の記事)の閲覧が一定数続いているようだ・・・お役に立てばいいけどなあ・・・補足説明も役に立つと思います・・・
・さて、そろそろ“書き”の練習を始めないとなあ・・・事故のせいで久しく練習していないけど、ちゃんと字が書けるかなあ・・・DSでそろそろやってみようかな・・・目のピントが合うかどうか・・・
●次の故事成語の類は、たぶん役には立たないもの・・・出るとしてもせいぜい“読み”ぐらいかも・・・でも、一応、記録しておく・・・ネットにもあまり無かったようなので・・・ついでに、「竅」関連のその他情報・知識等も載せておく・・・
空竅は神明の戸牖なり(韓非子・喩老篇)
(通釈)人体の孔、すなわち、目や耳などは人の神明(霊魂)の出入り口である・・・(新釈・漢文大系)
*大字源にも「空竅」の熟語とこの出典そのものの文あり・・・。
「空竅(クウキョウ)」:①あな。竅も、あな。②耳・目・鼻・口。「空竅者、神明之戸牖也」
*韓非子・喩老篇では、この文の後に、何文かつづき、「だから、心が空虚になってはならない」(と、老子は言っているのだ)と、老子の解説をしているのだが、難解・・・だから、この一文だけでは故事でも成語でもなんでもないと思われるが・・・
*ちなみに、
韓非子・喩老篇の「喩老」とは、「老子について喩(たとえ・実例・例話)をなす」という意味(漢文大系)。(ついでに)「この篇の前の「解老篇」は、理論的に直接に老子の警句を解説するのが目的であり、喩老篇は例話を示して老子の教訓の趣意を悟らせ、飲み込ませるのが目的である。」(同・漢文大系)ということ・・・。
<空竅について>
*すでに、「熟語の読み・一字訓読(その30:準1以下):空(あな) 空竅 空道 鑿空 (2017年03月18日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-」のところで、「空竅」は説明ズミだった・・・
*なお、「竅」のところも漢検ペデイアで検索したら、以下のとおり、「竅」関連熟語が幾つか掲載されている・・・「空竅」もあるが、この項目のところでは説明ナシ・・・。
竅:キョウ
意味:あな。人体にあるあな。「竅孔」「九竅」
下つき:空竅(クウキョウ)・七竅(シチキョウ)
大見出し:竅(あな):気体の出入りする細い口。特に、目・耳などの人体にあるあな。
九竅(キュウキョウ):人体にある九つのあな。口が一つ、目・鼻・耳が各二つ、大小便の二つ。類)九穴
七竅(シチキョウ) :人の頭部にある七つの穴。目・耳・鼻の各二つと口。 類)七穴・七孔
●「竅」関連のその他熟語(大字源)
竅隙(キョウゲキ):穴や、すきま。
竅窕(キョウチョウ):穴を掘って深くする。
竅穴、穴竅、垣竅(エンキョウ)、瑕竅(カキョウ)、孔竅、竹竅
●過去問関連
・竅関(きょうかん)・・・<28-1>文章題読み(記事既出)
・百骸九竅(キュウキョウ)の中に物あり(H16ー②) (記事既出)
*百骸九竅:(「百骸」は多数の骨、「(九竅) 」は両眼・両耳・両鼻孔・口・前陰・後陰の九つの穴、人体を構成しているもの。転じて、 人体。
「笈の小文」の序文に「百骸九竅の中に物有り。かりに名付けて風羅坊といふ」(「風羅坊」は松尾芭蕉の別号。)
(注)荘子の「百骸九竅六臓という」が出典か。「物」は心をいうとの事。
(参考)「風羅坊」:風で破れてしまう羅(うすもの)は、芭蕉の薄い葉をさす。
👍👍👍 🐔 👍👍👍
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・まだ<29-2向け模試(その1)~(その5)>(と、その補足説明の記事)の閲覧が一定数続いているようだ・・・お役に立てばいいけどなあ・・・補足説明も役に立つと思います・・・
・さて、そろそろ“書き”の練習を始めないとなあ・・・事故のせいで久しく練習していないけど、ちゃんと字が書けるかなあ・・・DSでそろそろやってみようかな・・・目のピントが合うかどうか・・・
●次の故事成語の類は、たぶん役には立たないもの・・・出るとしてもせいぜい“読み”ぐらいかも・・・でも、一応、記録しておく・・・ネットにもあまり無かったようなので・・・ついでに、「竅」関連のその他情報・知識等も載せておく・・・
空竅は神明の戸牖なり(韓非子・喩老篇)
(通釈)人体の孔、すなわち、目や耳などは人の神明(霊魂)の出入り口である・・・(新釈・漢文大系)
*大字源にも「空竅」の熟語とこの出典そのものの文あり・・・。
「空竅(クウキョウ)」:①あな。竅も、あな。②耳・目・鼻・口。「空竅者、神明之戸牖也」
*韓非子・喩老篇では、この文の後に、何文かつづき、「だから、心が空虚になってはならない」(と、老子は言っているのだ)と、老子の解説をしているのだが、難解・・・だから、この一文だけでは故事でも成語でもなんでもないと思われるが・・・
*ちなみに、
韓非子・喩老篇の「喩老」とは、「老子について喩(たとえ・実例・例話)をなす」という意味(漢文大系)。(ついでに)「この篇の前の「解老篇」は、理論的に直接に老子の警句を解説するのが目的であり、喩老篇は例話を示して老子の教訓の趣意を悟らせ、飲み込ませるのが目的である。」(同・漢文大系)ということ・・・。
<空竅について>
*すでに、「熟語の読み・一字訓読(その30:準1以下):空(あな) 空竅 空道 鑿空 (2017年03月18日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-」のところで、「空竅」は説明ズミだった・・・
*なお、「竅」のところも漢検ペデイアで検索したら、以下のとおり、「竅」関連熟語が幾つか掲載されている・・・「空竅」もあるが、この項目のところでは説明ナシ・・・。
竅:キョウ
意味:あな。人体にあるあな。「竅孔」「九竅」
下つき:空竅(クウキョウ)・七竅(シチキョウ)
大見出し:竅(あな):気体の出入りする細い口。特に、目・耳などの人体にあるあな。
九竅(キュウキョウ):人体にある九つのあな。口が一つ、目・鼻・耳が各二つ、大小便の二つ。類)九穴
七竅(シチキョウ) :人の頭部にある七つの穴。目・耳・鼻の各二つと口。 類)七穴・七孔
●「竅」関連のその他熟語(大字源)
竅隙(キョウゲキ):穴や、すきま。
竅窕(キョウチョウ):穴を掘って深くする。
竅穴、穴竅、垣竅(エンキョウ)、瑕竅(カキョウ)、孔竅、竹竅
●過去問関連
・竅関(きょうかん)・・・<28-1>文章題読み(記事既出)
・百骸九竅(キュウキョウ)の中に物あり(H16ー②) (記事既出)
*百骸九竅:(「百骸」は多数の骨、「(九竅) 」は両眼・両耳・両鼻孔・口・前陰・後陰の九つの穴、人体を構成しているもの。転じて、 人体。
「笈の小文」の序文に「百骸九竅の中に物有り。かりに名付けて風羅坊といふ」(「風羅坊」は松尾芭蕉の別号。)
(注)荘子の「百骸九竅六臓という」が出典か。「物」は心をいうとの事。
(参考)「風羅坊」:風で破れてしまう羅(うすもの)は、芭蕉の薄い葉をさす。
👍👍👍 🐔 👍👍👍
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます