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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級28-3に向けて <syuusyuu 模擬試験問題その4 >

2016年12月23日 | 模擬試験問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●ごく一部の問題を除いて、ほとんど新出問題ばかりなので、むっずかしい“実力試験問題”のようです。漢検レベルから20~30点ぐらいは、低くなると思いますので、訓練用にお使いください。
●ただし、漢検2辞典からそれほど外すことのないようにしているので、お役には立つかと思います(音読み問題・文章題以外は、ほとんど漢検2掲載熟語、および、その熟語から派生している問題としています。)
●今回、<その3>より易化していると思う・・・「語選択」やや難  「対・類」やや難 「故事成語」やや難・・・ぐらいか。
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(注)音読みは基本的には<漢検2>および<大字源>の読みにしています。他の読み方もあるかも知れませんので、解答以外の読みもあるようでしたらお知らせいただけると有り難いです。

<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その4>

(一)次の傍線部分の読みをひらがなで記せ。1~20は音読み、21~30は訓読みである。(30)1×30

1.浮食奇民、山海の貨を擅斡す 
2.苣荀を采り采り、食采とす 
3.難解な古文書に塙解を施す   
4.賊徒をし、凱旋する 
5.廟宇に妖釁生ず  
6.和琴を弾奏する 
7.師僧から弟子が鉗鎚を受ける 
8.祭儀を洒如として執り行う 
9.摺奏を挈げて朝堂に登る 
10.水中にを仕掛ける 
11.邦国、殄瘁
12.虎の尾を履むこと、愬愬たり   
13.熨斗して裙褶と成す 
14.幽居恬泊、憂いを忘る 
15.胡狄、顚狽、頓躓す 
16.盟約を倍奸す  
17.宝祚を継ぎ天下に臨莅す 
18.巷間に紛呶充満す 
19.賁星、渤海に墜す
20.見事な彪駮のある虎皮だ 
21.手のが痛くて堪らない    
22.竹製のでごみや木の葉をさらう 
23.すでに廿を数えた  
24.大嘗会で神前に白酒をそなえる 
25.髭をで抜き取った 
26.どこにでも敏耳の人間はいるものだ 
27.んで殺すことを掖殺(エキサツ)という 
28.はクワ科の常緑高木である 
29.大いにを上げる 
30.梭貝は巻貝の一種だ   

(二)次の傍線部分のカタカナを漢字で記せ。19、20は国字で答えること。(40)2×20
1.実力の片鱗をカイマ見る思いだ 
2.神仏にぎ事をする  
3.今、仕事が終わったバカりだ  
4.川の流れをく  
5.柿や葡萄などのショウカが美味しい季節だ  
6.山で樵夫のアイダイが聞こえてきた 
7.夏の夕刻のヒグラシの鳴き声は何故か寂しい 
8.不合格の結果通知をハライせに破り捨てる 
9.ユウエンは、げじともいわれる節足動物だ
10.牛がイナナき、馬が吼える 
11.コクタンは家具などに珍重される材だ
12.何ともコスい奴だ
13.斯界のキシュクと仰がれる大物だ 
14.生前の徳によりシゴウを賜った 
15.学問に深く通じているコウガクの士だ  
16.志士はコウガクに在るを忘れず     
17.桑麻が一面にジョウチョウしている 
18.ジョウチョウな文章なので、わかりづらい 
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19.シンシ張りは伸子張りとも書く
20.足袋のコハゼがはずれている

(三)次の1~5の意味を的確に表す語を下の語群から選び、漢字で記せ。(10)2×5
1.心を改めること
2.山が険しく奥深いさま 
3.同じようにしたい、なりたいと思うこと
4.職務を果たさないで俸給をむさぼるたとえ。
5.心がのびのびして物事にこだわらないさま、ほしいままにするさま
<語群>
(りょうじ、ざんかん、ほせつ、たしょく、せんい、りょうろう、こうぼ、こうひん)

(四)次の問1と問2の四字熟語について答えよ。 (30)   
問1 次の四字熟語の(1~10)に入る適切な語を下の語群から選び漢字二字で示せ。
(20) 2×10
( 1 )堂堂  ( 2 )春草  ( 3 )臆測  ( 4 )狗盗  ( 5 )同契 
目濡( 6 )  協心( 7 )  石室( 8 )  宴安( 9 )  桃李( 10 ) 
<語群>
(じせん、ちとう、しま、きんき、ちんどく、せいけい、そせつ、ふんゆ、りくりょく、せいき)

問2 次の1~5の解説・意味にあてはまる四字熟語を後の四字熟語群から選び、その傍線部分だけの読みをひらがなで記せ。(10)2×5
1.賢い人はその才能を隠して人に見せびらかさないことのたとえ。
2.文化程度の低い野蛮人のような為政者
3.危険や災難が差し迫っていることの喩え
4.理解することが非常にむずかしいこと
5.仮もがりの葬儀礼を退けてまで主君を諌めること
<四字熟語群>
涸轍鮒魚  史魚黜殯  夏鑪冬扇  栄諧伉儷  運水搬柴  韻鏡十年  大貉小貉  良賈深蔵)

(五)次の熟字訓・当て字の読みを記せ。(10) 1×10
1.海豹 2.皁莢 3.媒鳥 4.瘧草 5.栄螺 6.金鉗 7細瓮 8.催合 9.翹揺 10.蟇股

(六)次の熟語の読み(音読み)と、その語義にふさわしい訓読みを(送りがなに注意して)ひらがなで記せ。 (10)1×10
ア.1.狎玩 - 2.狎る 
イ.3.拆封 - 4.拆く 
ウ.5.狡憤 - 6.狡う 
エ.7.疇徳 - 8.疇いる
オ.9.藉口 - 10.藉ける 

(七)次の1~5の対義語、6~10の類義語を下の語群から選び、漢字で記せ。語群の語は一度だけ使うこと。(20)2×10
1.犀利 2.微醺 3.遅明 4.饒舌 5.太牢
6.詔勅 7.餞別 8.紙鳶 9.階梯 10.燭台
<語群>
(せきいん、ふうそう、れいし、とうけい、じんそう、ごうすい、ついどん、せきいつ、しんばつ、かんもく)

(八)次の故事・成語・諺のカタカナの部分を漢字で記せ。 (20)2×10
1.難に遭い、能くフンを解く  
2.百川、海にチョウす  
3.味わいをせず  
4.キョウハの桐梓、人、苟も之を生ぜんと欲すれば、皆之を養ふ所以のものを知る
5.命長ければホウライを見る 
6.ヨクをもって楹となす 
7.田をケイして牛を奪わる 
8.泰山のリュウ、石を穿つ 
9.政はホロの如し  
10.カカツの親   

(九)文章中の傍線(1~10)のカタカナを漢字に直し、傍線(ア~コ)の漢字の読みをひらがなで記せ。 (30)書き2×10 読み1×10
(A)
「プリニウスいわく、サルマタエ人、長旅せんと思わば、出立前一日その馬に断食せしめまた水を少なく飲ます、しかすると一日に百五十マイル走り続け得と。滝川一益北条勢と戦い負けた時炎天ゆえ馬渇せしに、河水を飲ませて乗りしに走りア.僵れ、飲ませなんだ馬は命を全うしたというに似ている。して見ると我輩も飲まぬ方がよいかしらん。『神異経』に、〈大宛宛丘の良馬日に千里を行き、日中に至りて血を汗す〉とはいかがわしいが、チュクチー人など、シャーマーン(方士)となる修業至ってむつかしく、時として苦しみの余り、イ.衄や血の汗を出すという(チャプリカの『西伯利原住人アボリジナル・サイベリア』一七九―一八〇頁)。あるいはいわく、衄を塗りて血汗に擬するのだと。『本草綱目』に、馬ウ.杜衡を食えば善く走り、稲を食えば足重し、鼠糞食えば腹脹る・・・
・・・
 馬の食物にも、種々流儀の異なったのがある。タヴェルニエーの『印度紀行』に、ウンチミッタ辺で毎朝蝋のごとき粗製の黒砂糖と麦粉と牛酪(バター)を練り合せて泥丸となし、馬にエ.嚥ましめ、その後口を洗い歯を潔めやると見え、サウシの『随得手録コンモンプレース・ブック』二には、麪麭(パン)で馬を飼った数例を挙ぐ。『馬鳴(めみょう)菩薩伝』にいわく、昔北天竺の小月氏国王、中天竺をオ.伐ちて三億金を求む。中天王わが国に一億金すらなしというと、小月氏王いわく、汝が国内に、仏が持った鉢と、弁才勝れた比丘とあり、この二大宝を二億金の代りに我に寄こせと、中天王惜しんで与えそうもなきを見、かの比丘説法して、世教は多難なる故、王は一国のみを化す、これに引き替え、仏道は四海に1.グズウすべく、我は四海の法王たるべき身分だから何処へ往ったからって親疎の別を存せずというを聴いて王感服し、鉢と比丘を渡ししもうた。それを伴れて使が小月氏国へ還ると、国の諸臣議すらく、仏鉢は直(まこと)に貴く王これを崇むるはもっともだが、かのカ.木菟入こそ怪しからぬ、あんなありふれた坊主を一億金代りに受け取ったは大勘違いでなかろうかと。王はもとよりかの比丘が無類の偉人で、弁才能く人間外の物をすら感ぜしむるを知ったから、諸群惑をいかにもして悟らせようと考えて、七疋の馬を五日間餓えしめ、六日目にあまねく内外の2.シャモンと異学の徒を集め、かの比丘を3.ショウじて説法せしめると、一同開悟せぬはなかった。さて説法所の前に七つの馬を繋ぎ、馬は浮流草を嗜(この)めばとて浮流草を与えしも、馬ただ涙を垂れて法を聴くのみ、少しも草を食う意なき様子、天下すなわちその不世出の比丘たるを知り、馬がその恩を解したから馬鳴菩薩と号(なづ)け、北天竺に仏法を弘めたと。浮流草は詳らかならぬが水流に浮かみ、特に馬が嗜み食う藻などであろう。ホンダワラ一名神馬草、神功皇后征韓の船中キ.秣に事欠き、この海藻を採って馬に飼うた故名づくと(『下学集』下)。『能登名跡志』またこの藻もて義経が馬に飼うたてふ、4.リデンを載す。」「十二支考 馬に関する民俗と伝説 伝説二」(南方熊楠))
(B)
「上野広小路は火事の少い所で、松源の焼けたことは記憶にないから、今もその座鋪ざしきがあるかも知れない。どこか静かな、小さい一間をと誂えて置いたので、南向の玄関から上がって、真っ直に廊下を少し歩いてから、左へ這入る六畳の間に、末造は案内せられた。
 印5.バンテンを着た男が、渋紙の大きな日覆いを巻いている最中であった。
「どうも暮れてしまいますまでは夕日が入れますので」と、案内をした女中が説明をして置いて下がった。真偽の分からぬ肉筆の浮世絵の軸物を掛けて、一輪6.ザしに山梔の花を活けた床の間を背にして座を占めた末造は、鋭い目であたりを見廻した。
 二階と違って、その頃からずっと後に、殺風景にも競馬の7.ラチにせられて、それから再び8.ソウソウク.閲して、自転車の競走場になった、あの池の縁の往来から見込まれぬようにと、切角の不忍の池に向いた座敷の外は籠塀で囲んである。塀と家との間には、帯のように狭く長い地面があるきりなので、固より庭と云う程の物は作られない。末造の据わっている所からは、二三本寄せて植えた梧桐の、油雑巾で拭いたような幹が見えている。それから春日燈籠が一つ見える。その外には飛び飛びに立っている、小さい側栢(ひのき)があるばかりである。暫く照り続けて、広小路は往来の人の足許から、白い土烟りが立つのに、この塀の内は打水をした苔が青々としている。
・・・
一体お玉の持っている悔しいと云う概念には、世を怨み人を恨む意味が甚だ薄い。強いて何物をか怨む意味があるとするなら、それは我身の運命を怨むのだとでも云おうか。自分が何の悪い事もしていぬのに、余所から迫害を受けなくてはならぬようになる。それを苦痛として感ずる。悔しいとはこの苦痛を斥(さ)すのである。自分が人に騙されて棄てられたと思った時、お玉は始めて悔しいと云った。それからたったこの間妾と云うものにならなくてはならぬ事になった時、又悔しいを繰り返した。今はそれが只妾と云うだけでなくて、人の嫌う高利貸の妾でさえあったと知って、きのうきょう「時間」の歯で咬まれて角がつぶれ、「あきらめ」の水で洗われて色の褪めた「悔しさ」が、再びはっきりした輪廓、強い色彩をして、お玉の心の目に現われた。お玉が胸に9.ウッケツしている物の本体は、強いて条理を立てて見れば先ずこんな物ででもあろうか。
 暫くするとお玉は起って押入を開けて、象皮賽(ぞうひまがい)の鞄から、自分で縫った白10.カナキンの前掛を出して腰に結んで、深い溜息を衝いて台所へ出た。同じ前掛でも、絹のはこの女の為に、一種の晴着になっていて、台所へ出る時には掛けぬことにしてある。かれは湯帷子にさえケ.領垢の附くのを厭って、鬢やコ.髱の障る襟の所へ、手拭いを折り掛けて置く位である。
 お玉はこの時もう余程落ち着いていた。あきらめはこの女の最も多く経験している心的作用で、かれの精神はこの方角へなら、油をさした機関のように、滑らかに働く習慣になっている。」 「雁」(森鴎外)
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<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その4 標準解答>
(一)
1.せんかん・せんあつ *大字源は両読み *「もっぱらつかさどる、独占する、擅管」 *「斡(つかさど)る」 *漢検2“カン”読みでの意味分けとなっている・・・熟語掲載ナシ。 2.きょじゅん=草の名(ちさ) 3.かくかい=的確な解釈 4.がんらん:乱を定める、乱敵に勝つ 5.ようきん *災いのきざし 6.わごん 7.けんつい (意味:広辞苑・大辞林など参照) 8.せんじょ 9.しょうそう *機密を要するもので直接上奏する書類 10.しん *ふしづけ、ふし 11.てんすい (詩経)つかれくるしむ、痛み疲れて滅びる 12.さくさく *恐れるさま、驚き恐れるさま 13.くんしゅう *衣服の折り込みのひだ 14.てんぱく *欲が少なくあっさりしているさま 15.とんち *つまずく、転じて、苦しい状態に陥る 16.はいかん *そむきおかす 17.りんり *支配者の地位につく 18.ふんどう *かまびすしい、がやがやののしる 「呶(ド、ドウ)」:“ド”は慣用読み。「呶呶(ドド・ドウドウ)」「喧呶(ケンド)」は“ド”読みあり。“フンド”でも可かどうか不詳。 19.ほんせい *ほうきぼし。彗星。「賁」は“はしる”意。 20.ひょうはく・ひゅうはく *虎の皮の斑紋
21.あかぎれ 22.さらい 23.にじゅう 24.しろき 25.けぬき 26.とみみ 27.わきばさ(む) 28.あこう 29.かちどき 30.ひがい
(二)
1.垣間 2.祈(ぎ事) 3.許(り)4.塞(く)・堰(く) 5.漿果 6.欸乃 *(大見出し)欸乃(あいだい・あいない):①船頭のかけ声。また、櫓(ろ)のきしむ音。②舟歌。③きこりの歌。 7.蜩・茅蜩 8.腹癒(せ) 9.蚰蜒 10.嘶(く) 11.黒檀 12.狡(い) 13.耆宿 14.諡号 15.鴻学 16.溝壑 17.条暢 18.冗長 19.籡 20.鞐
(三)
1.洗胃(せんい):胃袋を洗い清める。転じて、心を改める。*「飲灰洗胃」からでも発想したいところ・・・。
2.嶄嵌(ざんかん):山が険しく奥深いさま 
3.傚慕(こうぼ):同じようにしたい、なりたいと思うこと
4.餔啜(ほせつ):①食べたりすすったりする。飲食。②職務を果たさないで俸給をむさぼるたとえ。
5.聊浪(りょうろう):①気ままにふるまうさま、気ままにぶらつくさま ②心がのびのびして物事にこだわらないさま、ほしいままにするさま
(四)
問1
1.旌旗 2.池塘 3.揣摩 4.鼠窃 5.枌楡 6.耳染 7.戮力 8.金匱 9鴆毒・酖毒 10.成蹊
*目濡耳染(もくじゅじせん):見たり聞いたりするうち、自然に能力がつくこと 「濡染」(漢検2)
問2
1.りょうこ 2.たいばく 3.こてつ 4.いんきょう 5.ちゅつひん
*大貉小貉(たいばくしょうばく):文化程度の低い野蛮人のような為政者
(五)
1.あざらし 2.さいかち 3.おとり 4.えやみぐさ 5.さざえ 6.かなばし 7.ささべ 8.もやい 9.げんげ 10.かえるまた 
(六)
1.こうがん 2.あなど(る) 3.たくふう 4.ひら(く) 5.こうふん 6.くる(う) 7.ちゅうとく 8.むく(いる) 9.しゃこう 10.かこつ(ける)
(七)
1.椎鈍 2.轟酔 3.夕陰 4.緘黙 5.糲粢
6.尺一 7.贐送 8.風箏 9.津筏 10.灯檠
(八)
1.紛 *「解紛」=糸のもつれを解く。転じて、世の乱れを治める。「難に遭い、能く、紛を解く」(左思)
2.朝 3.二 
4.拱把(漢検2掲載熟語) *ひと抱え、ひと握りの桐や梓 (孟子)
5.蓬莱 6.杙 
7.蹊 「蹊田奪牛」:他人の田地に牛を連れて入り、その罰として牛をとられてしまう。罪の割に刑が重いたとえ。
8.霤 9.蒲盧・蒲蘆 
10.瓜葛 長くつるを伸ばした枝や葉が絡み合っている瓜や葛の ような、親戚のつながりのたとえ。
(九)
1.弘通 2.沙門 3.請 4.俚伝 *民間伝承、民俗のこと 5.絆纏(半纏・袢纏) 6.挿 7.埒 8.滄桑(広辞苑では「桑滄」も同義としている) 9.鬱結 10.金巾
ア.たお イ.はなぢ ウ.かんあおい エ.の オ.う カ.ずくにゅう キ.まぐさ ク.けみ ケ.えりあか コ.たぼ
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6 コメント

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自己最低点 (spaceplus)
2016-12-23 18:22:42
その4、出題ありがとうございます。
挑戦させていただきました。

これまでの最低点の163点でした…。
分野だと、(二)(三)(五)(八)がこれまでの最低点でした。
考えすぎによるミスや、思い浮かんだのに書けなかったものが多かったです。

間違えたところ…
(一)4「龕乱」を「かんらん」。「戡」に通じるので正解かもしれませんが、一応×に。
(一)13「裙褶」を「くんちょう」。考えすぎました(苦笑)
(一)15「頓躓」、うっかり「てんち」(恥)
(一)24「白酒」を「しらき」。これも素直に書けば良かったです…。

(二)2,17

(三)1分からず「遷意」。
(三)2「嶄」か「巉」で迷ってミス。調べたら、「ざんかん」は「嶄嵌」、「かんざん」は「嵌巉」しか見つかりませんでした…^^;
(三)4「餔」が頭に浮かんだものの、「せつ」が何も出なかったので、あきらめて「哺窃」(苦笑)
(三)5「浪」か「朗」かで迷ってミス。

(四)1-6

(五)7「細瓮(ささべ)」と「浅甕(さらけ)」が毎回どっちだったか分からなくなります(汗)
(五)9初見

(六)8、(七)5

(八)1最初に「紛」が浮かんだのに「憤」に(涙)
(八)4,7
(八)10「瓜葛」、これが思い出せなかったのが今回一番悔しい点です。
そういえば、9は「蒲"蘆"」でも良かったんですね。以前弊ブログでrikurokuさんに質問されたときに、はっきりとした答えが出せずモヤモヤしていたので、スッキリしました。

(九)1「弘通」、これも最初に浮かんだのに「求通」(滂沱)
(九)2,8

悔しい部分が多かったので、全部書かせていただきました(笑)

次回が今期最終回だったでしょうか?次回も楽しみにしております。
ありがとうございました。
返信する
ぴったり合格! (rikuroku)
2016-12-23 18:43:14
その4チャレンジさせていただきました。
初見の語句が多かったです。

160点ジャストだと思います。
1-3こうかい18ふんど19ひせい24しらざけ26はやみみ
2-4急15「鴻学」「洽学」で悩み×17盛暢
3-1遷意4咤食5聊爾
4-6???問2-2だいかく
5-9???「紫雲英」のところに、とも書く。で載ってますね
6-2いたぶ8もち
7-2「轟酔」「豪酔」で悩み×9紳閥
8-3滋4強怕7警
9-1具趨8草叢カみみずくいれケくびあか

7がこれまでの模試のおかげでまあまあ出来たのにちょっと満足感。

楽しめました。とんちんかんな解答でまた笑ってください(笑)

ありがとうございました!
返信する
spaceplusさん (syuusyuu)
2016-12-23 19:36:28
コメント、ありがとうございました。
今回はウッカリと考えすぎが多かったようですね・・・。
それでも矢張り合格者10人前後(合格率1%前後)の難度ってことでしょうか・・・。
次回もよろしくお願いいたします。
返信する
rikurokuさん (syuusyuu)
2016-12-23 19:44:59
おお~!!祝!合格!(笑)これで160なら、本番は190間違いなし(笑)
それにしても「強怕」「具趨」「草叢」などなど・・・発想力が付きすぎ?(笑)
今回の大ヒット・・・「みみずくいれ」、ごめん、大爆笑デチタ・・・笑笑笑。
最終模試もよろしくお願いします。
返信する
漢検1級の問題について (マリオ)
2017-05-23 23:35:50
あの、当ブログの問題は難しいのですけど、それを全部やらなくても漢検1級には合格するのですか?、あと、その問題は本試験に出題されるんですか?
返信する
マリオさん (syuusyuu)
2017-05-24 07:29:37
マリオさん、はじめまして、でしたでしょうか?
合格だけなら、当ブログの問題は、全部どころかほとんどやらなくても大丈夫ですよ。それよりも過去問や市販の問題集をみっちりやったほうが得策です。
本試験に出題されるものは数えるくらいだと思います。ただ、そのものを覚えるというよりも、漢字や熟語などの勘“を養い、応用力や発想力をつけることには役立つと思います。本記事の冒頭にも触れている通り、通常(今の漢検1級の試験)のレベルよりも30~50点ぐらいは獲得できる点数は低くなると思います。
返信する

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