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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

故事成語類  成語林(ア行)

2015年03月04日 | 故事成語類
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●我孫子図書館で辞典類を見ていましたら、「成語林・故事ことわざ慣用句」に26-③出題の「仏に方便、聖人に権道」がありました。
●この「成語林」は役立つと思いましたので、これから、同辞典から抜萃した故事成語・ことわざ・慣用句などをご案内します・・・
●例によって、すでにご案内済みのものなどはなるべく除外してありますので、お含み置きのうえ、他の記事または他のブログ等もご活用ください。
●では、「ア行」から・・・覚えやすくするため、また、自分の復習用のため、出題形式でご案内します。
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●アギト( 顎 )の雫、口に入らぬ =「オトガイ( 頤 )の雫」:手近にあるのに手に入れるのが容易でないこと。思うようにならないことの例え。 *このアギト(顎)は読みにないので、「腮」・「顋」と書いても正解かも・・・ただ、成語林では、この字を当てていました。
●麻になるとも、オ( 苧 )になるな
●アジャリ(阿闍梨)死して事欠けず
●頭をハ( 撥 )ねる  (注) ( 頭は上前のこと。上前を撥ねると同義。 )
●アト( 跡 )白波   :行方が知れなくなること、あとがどうなっても知らないこと
●雨問の日照り、ジョウゴ(上 戸)の額、盆の前  :(すべて)熱い・暑いことのたとえ
●安石出でずんば、ソウセイ(蒼 生)を如何せん
●晏子のギョ( 御 ) :権勢のある人に付いて得意になっている者のたとえ。
●アンポ(安 歩)以て車に当つ :たとえ貧しくても気楽に生活した方が良いということ
●医者は先医を謗り、物縫う女はシンシュ(針 手)を謗る
●イ( 衣 )、新を経ずんば、何に由りて故ならん
●鼬のマカゲ(目 陰)  :疑い深そうに人を見つめることのたとえ。 マカゲ:手をかざして遠方をみること
●一黒ロクトウ(陸 頭)耳小歯違う :(いちこく ろくとう にしょうは たが・う ):良い牛の目安
●一子ジョウドウ(成 道)すれば九族天に生ず
●一人善く射れば百夫ケッシュウ(決 拾)す
●一夫耕さざれば 天下其のキ( 饑 )を受く
●一物あればイチルイ(一 累)を添う :何事にもわずらわしさはついてまわるもの
●嬰児の常に病むは ホウ( 飽 )に傷むなり
●越人の 秦人のヒセキ(肥 瘠)を視るが如し :自分に関係ないこと
●エツボ(笑 壺)に入る  :満足そうに笑うこと、大いに笑い興じること
●エブナ(江 鮒)の出世  :エブナ=ボラの幼魚の上方語。次第に出世することのたとえ
●鴛鴦のグウ( 偶 ) =鴛鴦の契り
●奥に媚びんよりは寧ろソウ( 竈 )に媚びよ
●大雪にケカチ(飢 渇)なし
●大船を動かすロベソ(艪 臍)は一尺に足らず
●一家をキチョ(機 杼)す
●イノコ( 豕 )を抱いて臭きを知らず
●後ろ坊主の前スミカズラ(角 鬘
●牛を椎して墓を祭るは鶏豚のシンソン(親 存)に逮ぶに如かず  :質素でも生きているうちに親に孝養をつくすべき
●ウドンゲ(優曇華)の花 待ちたる心地:待ちに待った、幸せにめぐりあった心境
●饂飩蕎麦よりカカ( 嚊 )の傍  (注)( 「嬶」でもOKでしょう。 )
●馬の止動、狐のコンカイ(困 快) :言葉や物事が実際とは全く正反対であることのたとえ
(解説)( 馬を歩かせるには、シシ(止々)と言い、止まらせるには、ドウドウ(動々)と言う。狐がコンコン(困々)と鳴けばよい事があり、カイカイ(快々)と鳴けば悪い事が起こると言われる。 )
●馬を相してこれをソウ( 痩 )に失し、士を相してこれをヒン( 貧 )に失す
(解説)( 馬の良し悪しを見るにあたって、その馬が痩せて いることに気を. とられ、良い点を見失ってしまう。 人を見る場合にも、相手が貧乏して いると、りっぱな人格や. 才能を見誤ることが多いことを言ったもの。 )


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2 コメント

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故事成語訓練中 (spaceplus)
2015-12-27 22:12:37
こちらの記事で勉強させていただいています。
「後ろ坊主の前角鬘」の読みですが、「すみかずら」ではないでしょうか?
確認よろしくお願いします。
返信する
たぶん、そうですね (syuusyuu)
2015-12-27 22:55:36
成語林も手元にないんで確認はできませんが、ホントですね、写し間違いか書き間違いか思い込みか、よくわからないけど、「みずら」ではなさそうですね。
とりあえず、直しておきます。年明けに図書館開館したら(忘れなければ)再確認しておきます。
返信する

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