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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読 (その188)

2015年08月19日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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<トピックス>
*「秣」:やっぱり、漢検漢字辞典には「秣(まぐさか)う」なんて読みは載っていなかった・・・。
*「稍」:稲の茎などをあらわす語の意味もあり。「梢」は木のこずえ。「イネへん」と「木へん」で使い分けているんですねえ、勉強になる。

●熟語の読み・一字訓読(その188)です。
<秧:オウ、なえ、う(える)>
・なえ:秧稲(オウトウ)=秧苗(オウビョウ)=稲のなえ、秧田=秧苗を植え付ける田=苗代。 
・う(える):秧歌=田植え歌、秧挿=稲の植え付け 
・その他:秧鶏(くいな)             
<秬:キョ、くろきび>
・くろきび:秬鬯、秬黍、秬酒・・・
<秣:バツ、マツ、まぐさ、まぐさか(う)>
・まぐさ: 秣芻=飼料、飼秣、芻秣、糧秣・・・
・まぐさか(う):秣駒=駒にまぐさかう、秣馬=馬にまぐさかう、秣養=まぐさかう、秣飼=牛馬などにまぐさかう、秣穀、秣粟・・・
<稈:カン、わら>
・わら:稈草(カンソウ)=まぐさ、麦稈(バッカン)=むぎわら、萁稈、粟稈・・・ 
<稍:ショウ、ソウ、ちい(さい)、ようや(く)、やや、すこ(し)、ふち>
*「ふち」→「食禄」のこと。稍食:古代の官吏の月俸、稍餼ショウキ:扶持米
 他に、「家稍」「廩稍」もそうかも・・・。 *芻稍・稍秣:まぐさのこと→*「木のすえ(こずえ)は「梢」といい、稲の茎などは「稍」という」(字)
<稠:チュウ、チョウ、しげ(る)、おお(い)、こ(い)>
・しげ(る):稠林=しげった林(仏教では「衆生の邪見煩悩が繁茂する喩え」)、稠密、稠縟=繁密、葉稠、稠昆=繁雑な、稠濁=繁多・濁乱、稠雲、
・おお(い):稠夥、稠人、稠畳(チュウジョウ)=多くのものが重なり合う・しげく重なる(大)、稠穣=農作物が多い・人が多い・・・
・こ(い):稠稀=濃いと薄い
・その他:稠適(チョウテキ)=ととのう・調和する *「調」に通じる。音は「チョウ」。

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