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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読 (その165)

2015年07月27日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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●熟語の読み・一字訓読(その165)です。
<瓠:コ、カク、ひさご、ふくべ>
・ひさご、ふくべ:瓠葉=ひさごの葉、瓠羹(コカン)=ひさごのあつもの、瓠尊=ひさごの樽、瓠犀(コサイ)=ひさごの中のさね・美人の並びの良い歯の喩え、瓠棲=ひさごの中のさね、瓠子(コシ)=ふくべのたね、瓠瓜(コカ)=ひさご、ふくべ、ゆうがお、瓠蘆(コロ)=ひさご、ふくべ (瓢箪のこととも)
・その他:瓠落(カクラク)=ぼろぼろと落ちるさま・浅くて入れる処のないさま(荘子・逍遥編)=廓落
<瓣:ベン、うりのなかご、はなびら>
・うりのなかご:瓜瓣(カベン)=瓜の中の実
・はなびら:花瓣(カベン)
・その他:瓣香(ベンコウ)=形が花弁に似た香り、瓣鰓類(ベンサイルイ)=腔中に瓣状の鰓がある軟体動物の一部門(からす貝、蛤の類)。
<瓮:オウ、かめ、もたい>
・かめ、もたい:瓮水(オウスイ)=かめの水、転じて少しの水の喩え。瓮精(オウセイ)=酒瓶の精、酒好きの人を評した語。=甕精
<瓷:シ、ジ、いしやき、かめ>
・いしやき:瓷器(シキ、ジキ)=やきもの・磁器、白瓷、瓷壺=やきもの、瓷漆=陶器と漆器、瓷簫=陶磁器製の簫、瓷椀、瓷枕、瓷土=焼き物に用いる陶土・白土・・・ 
・かめ:瓷宮(シキュウ)=青い酒がめのこと
<甄:ケン、すえ、つく(る)、みわ(ける)、しら(べる)>
・すえ  :甄者=すえづくり・陶工 、甄工=陶工・陶器師、甄土=土こね
・つく(る):甄陶=造化のはたらき(字)、土をこねて陶器をつくること、転じて、天地が万物を成就すること、或は、王者が民俗を教化すること(大)
・みわ(ける):甄異=非常を識別する・明らかに察してその異を知ること、甄藻=人材をみわける、甄抜=人物をみわけて抜擢する、甄品=甄別=品評:鑑別する
・しら(べる):甄擢(ケンテキ):精察鑑定して挙用すること(←強いていえば「しらべる」意???) *「しらべる」の読み・意味、字通・大漢和ともに見当たらず・・・。
・その他:甄甄(ケンケン):小鳥の飛びかうさま *鳥の飛ぶさまの意あり。

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