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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その80 類義語 鋸屑

2015年10月06日 | 類義語・対義語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

(手賀沼公園の入り口のところ、旻天と湖の風景、さすがにちょっと寒々としてきましたねえ・・・)
●広辞苑から・・・
<類義語問題>
①捕虜 ②太古 ③袈裟 ④晩年 ⑤青天 ⑥藩屏 ⑦裁縫 ⑧日月 ⑨寒暑・春秋・歳月 ⑩非難
<語群>
(りょういく、はしん、へきしょう、せいふ、むくえ、こうこう、かんぺい、きし、へいけい、そうゆ)
●広辞苑から・・・「鋸屑」
・昨日の語選択問題で出した「鋸屑」・・・読んで字のごとく、「①のこぎりくず、おがくず」という意味なのですが、意味の②として「②よどみなく論説することの喩え」と、広辞苑にあり。広辞苑の限界はここまで・・・これ以上の詳しい説明はナシ。
・おそらく、①の意味が転じた意味だろうと思って、漢和辞典に当たったところ、やはりそうでした👍
・大漢和に「鋸屑(キョセツ)=・・・転じて、言語文章のよどみなく流れ出る喩え」とあり、出典に「・・・彦國、佳言を吐く。鋸屑木の霏霏として絶えざるが如し。後進領袖の為に誠なり・・・」(晋書「胡母輔伝」 *書下ろしは当方で行ったのでちょっと不正確かもしれません)とあり。「鋸屑=鋸屑木(「鋸木屑」だったかも)=おがくず、木をきるときにでるおがくず、転じて、言語文章のよどみなく流れ出る喩え」と説明がありました。
・出典の書下ろし文までをなんとなく理解しておくと、この「鋸屑」という熟語の転じた意味も割合とスンナリと覚えることができると思います。
・なお、なぜ、こんな熟語を発見したかというと、「漢字戦場ブレイズム」さんの模擬試験問題の中の問題から・・・。「・・・ブレイズム」さんのブログは非常に難度が高く、模擬試験問題も難しいのですが、復習したり、もっと詰めて調べたりすると、このように、大変勉強になります👍


<類義語問題 解答>
①生俘 ②鴻荒 ③無垢衣 ④桑楡 ⑤碧霄 ⑥扞蔽 ⑦把針 ⑧萍桂 ⑨涼燠 ⑩譏刺

👍👍👍 🐑 👍👍👍

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