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●熟語の読み・一字訓読(その201)です。
<篳:ヒツ、ヒチ、まがき、いばら、しば>
・まがき:(熟語なし)
・いばら:篳門(ヒツモン)=いばらの門(貧しい住居の意)。篳牖(ヒツユウ)=茅屋。 篳竇(ヒツトウ)=草廬(貧者の家)
・しば:篳路(藍縷)=しば(柴)の車、篳戸=枝折り戸、
*「篳域(ヒツイキ)」=の意。←「まがき」の意あるかも。
<篷:ホウ、とま、ふね、こぶね>
・とま:篷舟=篷船=とまをかけたふね、篷廠(ホウショウ)=とまぶきの舎
・ふね、こぶね:篷帆=舟の帆、篷檣=舟の帆、篷底=船中、船底などの意、篷窓=船窓
<簍:ロウ、ル、たけかご>
・たけかご:(小さい丸いたけかごの意)簍筐(ロウキョウ)=簍子=ざる・たけかご、簍籔(ロウソウ)=頭に物を載せるときの、藁などを編んだ台。「籔(こめあげざる)」
<簣:キ、あじか、もっこ>
・あじか、もっこ:簣籠(キロウ)=もっこ。一簣(の功)。積簣。簣進。覆簣。・・・
<簧:コウ、ふえ、しょうのふえ、した>
・ふえ、しょうのふえ:笙簧、吹簧、竹簧・・・
・した:簧誘(コウユウ)=巧みな口先でだます、簧舌=巧言、簧譖=簧口=讒言、簧鼓=簧惑=妄語で衆を惑わす喩え
<簪:サン、シン、かんざし、かざ(す)、はや(い)、あつ(まる)>
・かんざし:簪纓=かんざしと冠の紐、転じて高官のこと、簪裾=かんざしと衣の裾、転じて貴人・官吏のこと、簪笏=冠をとめるこうがいとしゃく、転じて礼服、官吏、任官する、官吏となる意、簪筆=①毛で飾った簪(*冠前にさす) ②官吏が筆を頭髪にはさむこと(下級官吏になることをいう)
・かざ(す):簪花=花を頭に頂いてかざすこと、頭に頂く花・かざしの花
・はや(い)・あつ(まる):盍簪・簪盍(朋友の相集まること)*「簪」ははやい(疾い)こと、「盍」は集合すること を意味する。一説に「簪」にも聚合の義あり。
*四字熟語:簪纓縉紳(官に仕えている人)
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