おだやかな日々が続きますように。

脳腫瘍で結婚して3年間たたかった新婚カップルの日々

あの日から5年 ともさんの日でした。

2014年04月23日 | Weblog
今日は、ともさんが亡くなって、5年目の命日。たまたまお休みだったので、義母と一緒にお墓参りして、ベトナム料理屋でランチをしました。何年たっても悲しいものは、悲しい。ちなみに昨日は、8年目の結婚記念日でした。闘病中の彼女を支えるために結婚するしかないと、水曜日に決めて、土曜日に式を挙げました。私の人生の中の唯一の確かな生きた証です。



今までのこと3http://blog.goo.ne.jp/t3042sst/c/d2701d70b90307de716f831ab6ed9db7


退院して、毎週デ-トしましたが、ともちゃんは、髪の毛が気になって、髪の毛としかいいません。たけちやんは大丈夫といい続けました。入院中は、たけちゃんが病室にいけば、毎日会えましたが、退院するとそうはいきません。そこで、たけちゃんは、朝のウオ-キングを提案しました。そうして、軽井沢への旅行などを計画しました。そんなこんなしていた4月のある日、ウオ-キングできませんのメ-ルがきました。お風呂に入るとよだれがとまらないは、前からいってましたが、4月中旬のある日、お風呂で嘔吐したのでした。大学病院にいって、CTとると、それまで大丈夫といっていた主治医も「早すぎる」とコメント、前頭葉での再発でした。入院して、MRTとろうといわれて、再入院へ。主治医からは、ノバリスというピンポイント照射にかけてみようと提案。たけちゃんは、これに立ち向かうには、体制を整えることが必要と覚悟、ともちゃんに「結婚しよう」とプロポ-ズしました。
 翌週に式をあげようとともちゃんに話しました。たけちゃんは、ねぼけまなこの時ともう一回話してOKをもらったといいまかすが、ともゃちんは、知らないといってます。とにかく、4月19日に決めて、22日式と写真撮影だけを行うということを強行しました。急なことに集まってくれた人は33名いました。東京、埼玉からも友人がきてくれました。


今までのこと4

3月に退院して、9月ぐらいに再発するでしょうが、4月半ばに再発。それを治療するには、ノバリスという世界で3つ、日本では、ひとつしかないピンポイントの放射線照射でした。それを受けるには、隣の病院に行く必要がある。石川県の浅野川病院にノバリスはあります。しかし、それを受けても予後は厳しいとのことでした。こうした状況の中、限られた時間でウエデングドレスを着せて、一緒に暮らせたという事実をつくることが必要ということで、今までのこと3で書いた日程で挙式しました。また、たけちゃんは、ちもちゃんの実家から歩いて2分ぐらいのところにウイ-クリ-マンションを借りて、一人暮らしをはじめ、ともちゃんは体調のいい時に通って、家事をするようにしました。GWという時間を有意義に過ごすことができました。GW明けからノバリスの照射がはじまりました。副作用は、どんなにひどいのかと覚悟していましたが、照射は、15分ぐらい。なんともないよとともゃんが帰ってきた時はホットしました。ノバリスのある浅野川病院に2週間近く入院することとなりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする