おだやかな日々が続きますように。

脳腫瘍で結婚して3年間たたかった新婚カップルの日々

精神医療の改善を

2010年10月30日 | Weblog
 精神科の看護師さんたちが集まっての学習会に行ってきました。精神科は、精神科特例で看護の体制なども低いものになっています。そして、入院偏重の
医療が行われています。「こころの健康政策会議」が精神科医療の改善を求めています。http://www.cocoroseisaku.org/
 2日目には、「私の母は病気です」というマンガを書かれた中村ユキさん、。統合失調症という100人に1人がかかり、75万人の患者さんがいる病気に苦しんだお母さんのことを書いた漫画です。娘の立場から見た精神医療に求めるもののお話をききました。とっても貴重なお話でした。
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ともさんの日でした。コンサ-トに行ってきました。

2010年10月26日 | Weblog
 先週の土曜日は、ともさんの日でした。先月は、出張でした。2ヶ月続けてお参りしないのは、いやだったので、出張は、他の人に御願いしました。わがままかなあと思いながら。
 夜は、タマタマ、さだまさしのコンサ-トでした。ともさんと一緒に行ったことがあります。「主人公」というさだまさしの初期のころの歌ではじまりました。さだまさしのコンサ-トは、ト-クが長くて楽しいです。でも、「主人公」にしてもなんにしても、ともさんのことを思いながらきいていたためか、泣かずにはいられませんでした。
 実は、「道化師さん」をリクエストしていました。つたない手紙を書いてみました。金沢でともさんとコンサ-トに行った時も話しをされた脳腫瘍で亡くなったお坊さんの話をされました。なんだか、さだまさしさんに「がんばって生きなさい」といわれているようでした。
 コンサ-トでは、「道化師さん」の演奏はありませんでした。まあやっばり、急に言ってもダメだなと思って、駐車券の清算機に並ぶと「道化師のソネット」が流れてきました。勝手にきっと、スタッフのみなさんがともさんにプレゼントしてくれたんだと思いました。
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医師・看護師・介護労働者を増やせ!!

2010年10月23日 | たけちゃんのこと
 たけちゃんは、昨日、東京に日帰り出張でした。全国から白衣・ユニフォ-ムの労働者5000人が集まって、集会を行い、銀座をデモ行進しました。この集会は、今年で5回目です。たけちゃんの県は、国会議員さんに会いに行って、要請もしました。
 看護師の勤務は、3交代です。例えば、日勤8:30~17:00準夜16:30~0:45、深夜0:00~8:30という勤務を繰り返しています。夜勤は、複数で8日というのが人事院が出した一つの基準です。しかし、それを守らないと罰則があるわけではありません。また、勤務の中には、日勤・深夜という勤務や準夜・日勤という勤務もあります。看護師の大半が女性で家庭を持っています。また、残業なしで変えれる保障はありません。この3交代がつらいと16時間の2交代夜勤も増えています。しかし、16時間夜勤は、お酒を飲んだ酩酊状態と一緒と言われています。
 国策的な基準では、勤務から勤務の間隔を11時間あけなさいということになっています。日本でもそういう規制をしようと思えば出来ます。長距離のトラックやバスの運転手がそうなっています。
 今、そういうことを求める署名を集めています。昨日の集会には、山田邦子さんがやってきました。乳がんの体験を語って、健診の大切さも語っていました。
がんばります。
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書きたかったこと2 愛してあげられなかった。

2010年10月19日 | Weblog
 書くのをちゅうちょしていましたが、告白します。
ともさんは、女性として愛されることを望んでいましたが、愛してあげることができませんでした。つきあいはじめたころ、思いがげず、お互いの性についての話もして、勢いで二人でラブホに行ったこともありました。病気がわかるまでは、ラブホに行くことも何度がありました。でも・・・最後まではいかないままでした。
 病気がわかってからは、入院生活だったので、全くそんなことはなかったです。結婚して、アパ-トで暮らしている時、まだ、元気でした。でも、そのときは、たけちゃんは、毎日のようにコンビににお酒を買いに行って、飲んで寝てしまいました。3年間の結婚生活の中でともさんが「たけさんは、いつになったら愛してくれるの?」と迫られたこともありました。でも、いろんなタイミングや病気のことがあって、とうとう愛してあげることが出来ませんでした。
 そんな意味では、いけないだんなさんだと思います。

 今までのブログの中でも書いたと思いますが。
 ともさんの意識がはっきりしていて、きちんとしゃべって泣いたことがありました。それは、亡くなった年の1月ぐらいで、帰宅して、寝ているともさんを起こした時にともさんが「夕飯つくったから食べてね」と言いました。御飯はすませて来たと私が言うとともさんが「お金を貯めて、たけさんに御飯食べさせてあげようと思ってつくったのになんで食べてくれんが」と言って、ボロボロと泣きました。
 もちろん、御飯つくったは、記憶障害のものです。でも、彼女は、私の世話をしたいという思いが強かったからだと思います。
 
 ブログをお読みのみなさんはお解りだと思いますが。
私は、おそらく、人一倍さみしがり屋です。それでも、直接、自分の近い人とのつきあいは下手です。だから、常に孤独感があります。
 また、私の仕事は、何かをつくるというものではありません。ある意味、抵抗勢力です。だから、決して評価されない分があります。そうでなくても、自分に対する劣等感の固まりで、自分を自分で評価できない人です。だから、ともさんと出会うまでは、世捨て人のようなつもりで生きてきました。でも、ともさんと出会うことで変わりました。
 がむしゃらに評価されない仕事だけに追われる生活から、大切な人とのんびりゆっくりとすごす、出来ないものはできないとするという生活に変わりました。
 それと、無我夢中でしたが、何も出来ない私がともさんを愛して、ともさんと過ごすことだけは出来たかなと思います。そのことだけが私の宝物です。
 なんだかよくわかりませんが、季節の変わり目でチヨット不安定なたけさんでした。











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義母とおふくろと日帰り温泉に

2010年10月17日 | Weblog
 16日、義母とおふくろと日帰り温泉のホテルに行ってきました。お昼、中華バイキングを食べて、お風呂に入ってきました。お昼ということもあって、男性のお風呂は、私一人でした。小高い丘にあるホテルでは、庭で式が挙げられるところで、その日は、3組ぐらい結婚式が入っていました。
 バイキングの時間待ちで庭が見える喫茶でお茶しいる時に式の準備で新郎新婦が現れました。そんな光景を見ていたので、自然とともさんとの結婚式の話になりました。
 前も書いたかもしれませんが、4年前、再発が決まって、ノバリスという放射線治療を行うことしかないと医師に告げられた時、「彼氏からだんなさん」に変わることを決意しました。病気が発覚する最初のCTの説明を家族の人いませんか?と聞かれ、きいたように、医師の家族へのムンテラ=説明に彼氏と同席していました。「結婚する必要」「籍を入れる」意味を問われました。でも、だんなさんとなることでしかともさんを支えられないと決意しました。
 ただ、ともさんの承諾を得ることも必要で、再発で体力が持つかわからないということもあり、いろんな困難がありました。結果として、最終的に水曜日に決めて、土曜日に式を挙げるということになりました。当時、ともさんには、「うん」と言ってないと怒られました。急な呼びかけに33人の人が遠くは、埼玉・東京から来てくれました。親族はほんどいませんでしたから、友達がほとんどでした。
 妻の体調が心配で倒れるかもしれないと思っていたので、式と写真撮影だけでした。おふくろと義母は、予想人数を超えて来た人たちに渡すものを確保するのにおおわらわだったそうです。 
 実は、2006年は、小泉さんの構造改革が猛威をふるって、診療報酬-3.16%、介護にも要支援という制度が出来て、ホテルコストという名の負担が大きくなった時年でした。療養病床をなくすということもこの時決まり、病院の追い出しが強まりました。
 そんな年の春闘は、最悪の回答が目白押しで、結婚式と平行して、交渉とストライキをしたことを覚えています。時限ストを終えてから、衣装合わせにかけつけたことを覚えています。そのさなか、二人のなれそめ書いたミニパンフも自分でつくって、印刷しました。
 そんなことを思い出しながら、ゆったりと温泉につかってきました。

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いろいろ書きたかったこと

2010年10月14日 | Weblog
 書きたくて、書き忘れてきたことをいくつか書いてみます。
 まず、おふくろについて
 彼女は、3人兄弟の長女で中学の時に母を病気で亡くし、父親が飲んだくれで喧嘩早い人だったこともあってかとってもたくましいです。正直いって、私と彼女の価値観は、いくつかの点で相違があって、何度かぶつかりました。今の病院にに就職するとき、労働組合の専従になって、東京に行くと言った時、ともさんと結婚するといった時。でも、常に最終的には、彼女が応援してくれました。ともさんと暮らしている時、今は、なんでもないことですが、重い戸をどうするかやレイアウトが問題となりました。そんな時、おふくろが常に模様替えにやってきてくれました。本当に感謝しても感謝しきれないです。

 今、住んでいる街について
 今は、ともさんと住んだアパ-トに住んでいます。2DLKです。そして、義母の家は、歩いて2~3分です。車庫が義母の家にあり、毎日、行ったり来たりしています。実家は、車で5分ぐらい、歩いて10分ぐらいです。アパ-トに住んでいるのは、ともさんと暮らした家であることは、もちろんですが、ともさんが生まれてから住んでいた街でからです。ともさんが生きてきた街の風景・空気の中にいたいからです。義母の家とアパ-トの道は、二つあります。でも、いわゆる裏通り的道しか通りません。何故かという、表通り的の広い歩道は、ともさんと歩いた道だからです。事務所のパソコンが壊れておふくろに渡したともさんが亡くなるまで使っていたパソコンを借りて使っているとともさんの写真がパソコンに残っていて、ウット来てしまいました。今、アパ-トで使っているのは、ともさんの形見のパソコンです。
 そうすることで、ともさんは、見えなくても一緒にいるような気がするのです。


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道化師さんは、ともさんとたけさんのテ-マソング

2010年10月12日 | Weblog
 付き合いはじめたころ、2005年9月末から12月初旬まで毎週のようにデ-トしました。温泉めぐりやカラオケ、動物園に行きました。カラオケでは、主にたけちゃんが歌をうたいました。「愛が生まれた日」とかをデュエットしました。たけちゃんは、さだまさしのファンでした。高校3年の時、さだまさしのコンサ-トがあって、終わってから、自転車でタクシ-を追いかけ、追いついて、さだまさしと握手してもらったことがあります。
 「道化師のソネット」を歌ったら、ともさんが私達のようだねとすぐにお気に入りになって、結婚してから旅行に行って、カラオケに行ったときは、ともさんのリクエストでした。郵政公社のCMに使われたこともあり、ともさんは、「道化師さんだ」喜んでいました。
 3連休は、出張もせず、ゆっくりすごしました。
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昨日、早退しました。

2010年10月08日 | たけちゃんのこと
 5日にキャラバンが終わりました。緊張がとけて、とってもだるかったので、午前中で早退しました。ネットカフェで寝て、帰ってきました。
 アパ-トに入ろうとした時、ともさんが通ってた障がい者プラザの車が通っていきました。テレビをつけると、「1リットルの涙」をやっていて、結婚がテ-マでした。チヨット見て、号泣してしまいました。
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ご無沙汰しています。

2010年10月06日 | たけちゃんのこと
 事務所のパソコンが壊れたこともあり、ネットがチヨット不便になっています。
また、先月末は、東京~名古屋に出張でした。
 看護師不足の中、たけちゃんの組合http://www.irouren.or.jp/が「いのちを守るキャラバン」という全国縦断行動をしています。看護師さんの実態調査をしたところ、たけちゃんの県は、「慢性疲労の人が8割、健康不安7割、切迫流産4割」で「辞めたいと思っている人」が「時々辞めたい」と合わせて8割、十分な看護が出来ているという人は、8.0%しかありません。
 4日、5日と各自治体、県に「看護師さんの労働条件」を改善してくださいとお願いに行き、記者会見、宣伝行動とがんばりました。看護師さんの勤務は、3交代①8~17時②16~0時③0時~9時となっています。この組み合わせで、日勤・深夜 17時で終わって、0時に出勤する。または、准夜・日勤、0時で終わって、8時から出勤という勤務があります。定時で終わらないと家事もあり、たいへんです。
 この勤務の間隔を12時間以上にしてほしい。週の労働時間40時間を32時間にしてほしいというお願いをしています。もちろん、社会保障予算の増額、患者負担の軽減も求めています。


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