業務日誌

旅行会社に勤めていた30代男の雑記・業務日誌

出会い

2006-10-28 | 
夕暮れの羅臼岳

道東を旅した時の続き。
この日は知床から野付経由で根室へ向う予定だった。
でも、とほ宿で出会った人の誘いもあって、予定変更。知床にもう一泊することにした。この人は知床にはもう何十回と来ていてこの地にとても詳しい。個人ではなかなかまわりにくいところ。知床をもっと知ることができるせっかくのチャンス。で、他に泊まっていた女の子と一緒に行くことにした。
熊鈴をつけて知床の絶景の中を歩いた。そこで出会った数々の風景・大自然の素晴らしさには鳥肌が立つほど感動した。あまりの雄大な眺めに涙がでるほどだった。
同じところへ何度足を運んでも同じ風景には出会わない、その都度違った風景があるという。分かる気がする。写真は、羅臼湖から戻る途中に見た夕日に染まる羅臼岳。感動的なシーンだった。山は刻々とその姿を変える。


大渋滞

2006-10-21 | 
知床五湖・一湖の風景。

まず驚いたこと、それは団体観光客があまりに多かったこと。知床が世界遺産に登録されて以来波のように押し寄せているらしい。大型バスで次々にやってきては行列を成して森へ入っていく。一湖~二湖の狭い遊歩道は、そんな団体さんで大渋滞。ゆっくり景色を楽しむ間もないくらいに混雑している。これには興ざめ。でも、一般観光客は距離の短いルートで一湖と二湖だけを見て忙しく帰っていく。

三湖以降はやっと静かな世界に浸ることができる。シーンと静まりかえった風景の中、遊歩道を歩く。足をふと止めて時折耳をすます。すると、カサカサと物音が。音の方向へ目を向けると、エゾシカだ。鹿もじっとこちらを見て動かない。野生動物との出会いだ。ただ歩くだけだと自分が踏みしめる土や落ち葉の音しか聞こえない。それくらい静寂なのだが、時折立ち止まって、自然の中の音を感じることで、発見もある。

湖に映る山々の風景がとても素晴らしい。湖面が微風で揺れて、映った風景がゆらいでいる。でも1日の中で、その揺らぎがピタッと止まる瞬間がある。さっきまで揺らいでいた湖面が、不思議なくらいにピタッと止まり、くっきりと山々の風景が美しく湖に鏡のように映し出される。その美しさに言葉を失う。すみきった空に雄大な山々の風景が蒼い湖に映し出される。そしてそれを取り囲む緑の木々。黄葉がかった木々が生い茂る深い森。

どこまでも続く道

2006-10-16 | 
道東・知床旅行での一枚。

北海道には、酪農地帯もあれば畑作地帯もあり、稲作地帯だってある。
道内のどの地域でも全てができるかといえば、そうじゃない。
きちんとわけられているのだ。
釧路や標茶・中標津では酪農中心で畑作には向かない。
北海道でも稲作地帯は暑い。酪農地帯は寒い。畑作地帯はその中間。
風景でその土地の特徴もわかるという。




壮絶なドラマ

2006-10-09 | 
ものすごい数が群れて遡上している。あまりの勢いに圧倒される。浅瀬でさえも、傷つき血を流しながらもバチャバチャと先を争うかのように懸命に遡上している。途中で力尽きるもの、早々と産卵を試みようとするもの。皆一生懸命だ。そんな姿をじっと見つめていると、つい時が経つのも忘れてしまう。自然のドラマにただただ感動。


鮭の遡上

2006-10-07 | 
先日、忙しい仕事の合間をぬって、道東を旅した。そこで出会った、旅の風景。

懸命に川を遡る鮭の姿とその迫力に感動。
捕獲の為に高い柵で堰き止められ、ここから先へは進めない。それでも懸命にジャンプして飛び越えようとする鮭の姿に感動。