業務日誌

旅行会社に勤めていた30代男の雑記・業務日誌

沖縄1泊2日

2010-05-30 | 
JALの貯まったマイルの期限が切れるので、先日1泊2日で沖縄へ行ってきた。
梅雨真っ盛りで沖縄らしい海の景色も楽しめないのでレンタカーはやめて
那覇ステイで街をぶらぶら。市場や博物館などを見てまわり、沖縄の地元料理を食べて帰ってきた。

「まちぐぁー」とは沖縄の市場のこと。
迷路のように入り組んだ路地に商品が雑多に所狭しと並べられている。
沖縄らしい食材が豊富で、レトロチックで、
時代から取り残されたように昭和の雰囲気を色濃く残す。
個人的にはこうした市場を見て歩くのが好き。
道端でひたすらにもやしのひげをとるおばぁたち。
一体これまでどんな人生を歩んできたのだろうか、とふと考える。

夜、てびちが食べたくなって栄町界隈へ。泡盛とおでんを注文。
沖縄のおでんと言えば、てびち。
てびちとは豚足を煮込んだもので沖縄料理の代表的な一品。
とってもジューシーで食べやすく旨味たっぷり。天然コラーゲンも豊富で女性にもおすすめ。
沖縄ではおでんは夏でも普通に食べられるのだ。
隣に居合わせたうちなーんちゅとしゃべりながら泡盛がすすむ。
商品を手に日本全国を売り歩き相当苦労もあったらしい。

ホテルへ戻る途中、足つぼ60分3,500円の看板をみつける。
名古屋でも5,00円前後はするので、これはかなり魅力的な値段。
歩き回った足にはちょうどいい。
しかも深夜までやっているようなんで早速お願いする。

足がすっきりしたろころで
今度はアイスクリーム。沖縄と言えばブルーシールだが、今回はハーゲンダッツ。
店でテイクアウトして外でぼんやり人間ウォッチングしながら食べてホテルへ戻る。

泊まったホテルはロコアナハ。
国際通りにあるちょっと高級なヘビジネス&シティーホテルって感じなホテル。
部屋が広めで綺麗であるだけでなく、朝食が評判。
沖縄の食材を使ったメニューもあり、品数豊富で、朝からバイキングでがっつり食べられる。
チェックアウトが11時というのもうれしい。
宿泊料金は割りと高めで、立地が立地だけにしょうがない部分はあると思うが、
快適には過ごせる。

翌朝、チェックアウトして空港へ向う。昼頃の便で名古屋へ。
滞在時間およそ24時間の沖縄の旅は無事終了。









援農隊

2010-05-05 | 
このゴルーデンウィーク、長野県は南信地区へ「援農ボランティア」として果樹農家へ農作業の手伝いへ行ってきた。
旅行へ行くにも高いし、どこもかしこも人ばっかりだし。しかしじっとしているのも何だかつまらないし。
なんで、せっかくの連休を何か有意義に過ごしたいと思って、見つけたのがこの制度。
農繁期に手伝ってもらいたいという農家の方々と農業や農村に関心を持つ都会の人たちを繋ぐ交流型のボランティア制度。
農作業に対する報酬はないけど滞在費用の負担はなし。往復の交通費だけが自己負担というもの。

今回滞在したのはリンゴ農家。ファームステイしながら、農作業を行う。
のどかな田園風景の中、リンゴや梨畑が広がる。



この時期の作業としては主にリンゴ畑での花粉付けや花摘み。
また山菜狩や竹の子掘り、野菜の収穫なども。希望したら色々と体験させてくれた。

食事は普段都会ではあまり口にしない地元の食材がメインで、どれも本当に美味い。
しかも自家製が多いので新鮮でとても美味い。作業をした後はいつも以上に食が進む。
農家の方々からはいろいろな話も聞けた。
ただ単に栽培するだけではなくアイデアを持ち寄って試行錯誤で新しい取り組みも。
そして苦労話も。

根気のいる作業もあるけれど、
南アルプスの山々に囲まれた美しい自然環境の中での作業は心身共にリフレッシュできる。


リンゴの花
桜の花に似ているのは同じバラ科だから・・・


受け入れ農家で生活を共にしながら農作業を行い、
農家の方々と互いに交流を深められるのが”援農隊”の醍醐味。
非日常体験の中、とてもいい体験をさせてもらったと思う。

都会での生活に息苦しさを感じているのなら、一度体験してみることをお勧めする。
人生が変わるきっかけになるかもしれない。