12日午後2時半(日本時間同3時半)ごろ、四川省成都の北西約90キロの汶川付近を震源に、広範囲でマグニチュード(M)7・8の強い地震があった。
成都と九寨溝を結ぶ幹線道路沿いの街で、陸路を使う場合は、必ず通るところだ。付近には世界遺産の都江堰やパンダ基地で有名な臥龍などの有名な観光地もあり、日本人ツアー客もシーズン中はどっと押し寄せる地域。成都市はそのゲートウェイとなる都市で、観光地でもある。
ニュースを見ていて、あまりにも被害が大きいことにビックリ。現地の契約関係機関は大丈夫だっただろうか・・・。
幸いチベット暴動事件の影響で、この方面のツアーは5月中旬までツアー停止になっており、実際のツアー客への影響はなかったが、本来なら今の時期は世界遺産である九寨溝や黄龍などを巡るツアーがバンバン出る時期で、この地域はそれとセットで観光に訪れるところ。もしチベット暴動がなければ、日本人観光客も多数いて今頃何らかの影響が多数でていたかもしれない。
チベット暴動も落ち着き、四川省の観光もいよいよこれから回復に向けて、という時期だっただけに自然災害とはいえ残念。今後の中国旅行にはかなりの大打撃になりそう。
イメージ的にも今年の中国旅行事情の先は厳しそう!?