業務日誌

旅行会社に勤めていた30代男の雑記・業務日誌

金沢出張記

2009-03-22 | 
先日出張で金沢へ。
出張と言っても現地で半日業務を行えば終了という短いもの。
本来日帰りなのだが、翌日は休日だし、往復の交通費も事前にもらっている。
滞在費は自腹だが、この際1泊して金沢をぶらり楽しむことに。
正直旅行気分。

名古屋から特急「しらさぎ」で金沢へ。一人のなので気が楽。
午後からの業務を終えて、夕方からはフリー。
前日にwebで予約したホテルは1泊4,000円。簡単な朝食が付いて、しかも近くの系列ホテルの温泉施設も無料で利用出来て、おまけに繁華街にも近い。かなり満足度高し。情報仕入れててよかった。

翌日は、まず「忍者寺」へ。予約制だが、go-showで他の客に混じって見学。
全く忍者とは関係がないのだそうだが、複雑な構造や隠し階段、切腹の間、落とし穴階段など外敵の目をあざむく為のいろんな仕掛けがとても興味深くて面白い。係員の説明付きなので分かりやすい。正式名称は、妙立寺。お奨め。

続いて、かねてから気になっていた金沢21世紀美術館へ。
モダンな現代アートの数々が展示されている。ガラズ張りの館内は広く明るく開放的。
展示は有料ゾーンと無料ゾーンに分かれているが、作品はどれも斬新。



     

「スイミングプール」という作品。これが一番見たかったところ。
地上からと地下からとプールの水面を介して人々が出会うというもの。
斬新で、不思議な感じ。




       

タレルの部屋。
入口の自動ドアが開いて中へ一歩入った瞬間、衝撃を受ける。
同じ空だというのにここから見る空はとても不思議な感覚。






金沢らしいアート。
椅子に腰掛けて、ガラス越しに「雲を測る男」を眺めながらボーッとできるのがいい。



「雲を測る男」。
男が両手で持っているものは、ものさし。今日は一面雲だが・・・。

館内をぐるりとまわってたっぷり鑑賞した後、バスで金沢駅へ。
高速バスのチケットを購入し、遅めの昼食。

帰りは交通費を浮かせて、高速バスで名古屋へ。
1泊2日の”出張”は、無事終了。