気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

俳句🖊26~秋の雲

2022年10月27日 | 喜代の俳句

※kn-chimaさん/写真AC

秋の雲ナラ逝きし日も流れをり

季語:秋の雲(秋)

【秋の雲】秋雲(しううん)

高々と晴れ上がった空にくっきり浮かぶ白い雲は、いかにも秋らしい爽やかさを感じさせ、どこか心を遠くへ誘うものがある。※俳句歳時記

    

昨日(10月26日)はナラの命日だった。

8年経った・・・もう8年なのか?まだ8年なのかよく分からない。

この日は私たち夫婦の結婚記念日でもある。

忘れかけていた記念日を一生忘れられない日にして往ったナラ…

    

今朝は少し冷え込んではいたけれど薄っすらと雲のかかった秋晴れ。

ベランダで洗濯ものを干していると、坂道をお母さんに抱っこされた小次郎ちゃんの散歩姿が見えた。

相変わらずつかず離れず、ニャーニャーも小次郎ちゃんの後をついて行っている。

 小次郎とさくら猫ニャーニャー(今年の5月)

先日、逢った時に「小次郎、めでたく17歳になったよぅ!…でも、もう目も見えなくて、歩くこともできないの・・・」と言っていた。

「今日も頑張っているんだね!」

そんな小次郎ちゃんをベランダ越しに見ていて、ナラを思い出した。

毎年、こんな秋の日はとりわけ、ナラを思い出してならない・・・。

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