気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり俳句の道(24)~みかん

2024年02月28日 | そろりとろり俳句の道

※背景/写真AC/うにみさん

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選者は中級以上部門は夏井いつき先生、初級者部門は家藤正人先生です・

1月の兼題は【蜜柑】冬(植物)でした。➜傍題:蜜柑山

※俳句歳時記

ミカン科の常緑低木の実。

代表的なものは鹿児島県産の温州蜜柑(うんしゅうみかん)で、暖地に広く栽培される。

🔶以前は炬燵を囲む団欒風景に欠かせなかった。

日本の代表的な果物のひとつ。

     

妹の句:【太陽の色寂しげや蜜柑ひとつ】(初級者部門/入選)

私の句:【あれこれとご当地蜜柑食べ比ぶ】(初級者部門/入選)

※背景/写真AC/hiro71さん

私の句は今回も「類想」の中に入っていました。

藤家先生のコメント➜「炬燵と蜜柑で一家団欒、的な発想がとても多かったのが特徴でした。

この発想を核として、蜜柑を剥くあれこれや、食べた味や感触のあれこれ、と発想が分岐していきます。」

蜜柑と言えば「和歌山」「愛媛」「静岡」などを思い浮かべますが、

蜜柑は家族の誰もが食べるので、「みずみずしさを基準」に買ってきていろいろな地方のものを食べます。

この間、実家の弟が「埼玉の蜜柑も甘くなった」と言っていたので、もう一句

【温暖化里の蜜柑は甘くなり】というのも投句したのですが、こちらは没になりました。

蜜柑はそろそろ終わりを迎えて、スーパーには金柑やデコポンといったものが出てきているようです。

     

2月の兼題は【囀】です。(三春/動物)締め切り3月19日

囀る(さえずる)とは、漢字も難しいです。

来月は鳥の声に耳を傾けてみようと思います。

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