数年前に息子家族が旅先から送ってきたコスモスの写真(山梨?)プラス読書猫
三日と空けずにYouTubeで「片寄(かたよせ)」あるいは「GENE(Generations)」を検索している私。
10月29日にYouTubeで新潮社から片寄涼太の本が出たということを知った。
片寄涼太 小竹正人『ラウンドトリップ 往復書簡』※新潮社公式YouTube
動画中、封筒に押しているのは、「蝋印または封蝋(シーリングスタンプ)」と言う。
シャーロックホームズやコナン(ベルモットが招待状の封印に使っていた)にも出てくる。
押された封蝋は剥がしてしまうと元に戻せない(割れる)ので未開封であるという証明になるそうだ。
これ、何だか好きだ。17世紀ころヨーロッパ各地で貴族が用いていたらしい。
さっそく翌日の30日に駅の書店へ買いに行った。
すると駅前が凄い人だかり・・・なんだろう?どんな有名人が来ているのか?と垣間見ると・・・、
自民党の河野太郎氏が地元立候補者の応援演説をしている。
中には野次馬らしき人もいたけれどそれにしても、凄い人だかりだった。
遠くから見ただけで、マスクもしていたけれど・・・あの目力と声。
「やはり凄いな、そういえば明日は選挙だ」と思いつつも選挙区が違うしと、足を止めず書店へ行った。
・・・が、目的の本は置いてなかった。
帰って息子にそんな話をしたら、「小さな書店に出まわるほどでは無いってとこか」と悔しいこと言う。
嫉妬か?いや多分違う…ただの見解だ。正直、私だってそう思うので、なおさら悔しい。
でも私は…歌が歌えて、ダンスが踊れて、ピアノが弾けて、その上書籍出版できた、推しの本は読んでみたいと思う。
いつものことながら年甲斐もなく女子高生のようになっている。
そこで電子書籍版が出ていたのでAmazonでkindle本を買った。
本の内容は、片寄くんと小竹正人さんとの手紙のやり取り「往復書簡」という形で構成されていた。
涼太くんの考えや思いへの小竹さんの答え、小竹さん自らのことなど、二人がお互いに本音で思っていることを手紙の中で語っている。
一部#1~#40(書簡)。二部(談話)(あとがき)という構成になっている。
やはり内容は書けないので、感想を一言でいうと「共感」だった。
私と年代の違う著者二人に対し、今までにも増して好感を持った。
小竹正人さんは作詞家でGENERATIONSの曲も沢山作詞している。
どちらかと言うとバラード曲が多い。
その中でも好きな歌をYouTubeでお借りしました。※メンエンイツさん
GENERATIONS「何もかもがせつない」ボーカル(数原龍友と片寄涼太)パート割
(寂しい・淋しい)でもなく(悲しい・哀しい)でもなく(せつない)という難しい感情。
秋の夜長にひとり部屋で聞いていたりすると、涙が零れそうになります。
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