日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

「する」と「頂く」の違い。

2014年10月23日 10時02分58秒 | 日記
昨日の視察は大変有意義な視察となりました、いかわたいきです。


さて、題名にある様に「する」と「頂く」の違いとは、言葉の使い方の違いではなく、私が感じる違いです。

私、この仕事をさせて頂く様になってから、すごーくすごーく考える事があります!
当たり前ですが、「何のために」「誰のために」仕事をするか?です。

昨今では、議員に対しての報道や風当たりは強さを増してますし、私にも冗談半分でよく聞かれたりします。それに議員としての仕事の線引きや、ただ自治会長の延長で考えてる議員、自分の地元だけ考えてる議員、若手、ベテラン、地域の代表等考え方は多々あります。

「地方議員だから、地方の事だけ考えてれば良い。」それももっともだと思います、ただ、私も含め地方議員だろうが県議会議員だろうが国会議員だろうが「議員」は「議員」なんです。

私は自分の「いざ!市議会議員と話す!」という意見交換会で、常々申し上げている事は「日本国が有って、九州が有って、大分県が有って、日田市が有る。日田市だけが有って、この県、この国が有るという事は無い。」と。それは引いては大きい流れの中で、日田市と言う存在を見ていかなければならないと言うことです。

私自身、色々な葛藤や悩み、迷いが有りました。
恥ずかしながら友達に少し愚痴った時…

「お前さ、オレ達みたいな市民の上に議員という存在があるんやねーよ!オレ達に選ばれて議員なんやろ!?だったらオレ達より下で支えるのが議員やねーつか!?」

ガツンと頭を殴られた気分です。今も…ずっとこの言葉が心にあります。

この日から考えが変わり、やっと自分の肚に落ちました。
私は誰かと接しその人のため、一般質問も含め議員活動の根底にあるのは…

「目の前の人を笑顔にすると共に、それが引いてはこの県、この国のために実る事をする。」

という事です。

それからは「~した。」、「~出来た。」、「~してやったのに。」という考えは一切なく、全てが「~させて頂いた。」です。
これは不思議な事で私自身、自分の行動にて、目の前の人の環境がうまくいった場合、その人から「ありがとう」や感謝等の言葉が頂けない時、「~してやったのに、なんなんだそれは!?」と心では思ってたのに、今は良い意味で特に何も思いません。
何故なら、全てにおいて、今の立場は皆様のお陰で存在するだけであり、皆様のためにやる事は当然だからです。

それを親しくさせて頂いてる方に上記の事を話した時、

「そうだよ~、「する」は見返りを求めるけど、「頂く」は見返りを求めないからね~。」

と、何気ない会話でも大きな気づきを得る事が出来ました。

青臭くても、生意気でも、不器用でも構いません。
選挙とか体裁とか、そんなの考えるより私は、目の前の市民を考えて、その人の笑顔を見る事に尽力させて頂く所存です。


皆様の存在全てに感謝致します。

ありがとうございます。



では、また。