日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

想いを語れば……。

2014年10月26日 00時29分34秒 | 日記
一番の好物は唐揚げです、いかわたいきです。

9月30日に宇佐市にて、「USA☆カラアゲ」の招致に成功したフィルムコミッション事業全国若手市議会議員の会九州ブロックの研修にオブザーバー参加をさせて頂きました。
フィルムコミッション事業の概要を宇佐市長の是永修治氏より説明を頂きました。








その後、担当課より細部に渡る説明を頂きます。





今回、唐揚げという中津市と宇佐市のソウルフードを題材とし、地元を巻き込んでのワークショップ、ボランティアスタッフ、地元エキストラ、地元オーディションからのセリフを伴った出演者等々、市民が関心を持つ取込を行い、宇佐市一丸となった映画協力となりました。

しかし、私も担当課も含め打ち上げ花火(一発屋)の流れが有り、それをどう次に繋げるか?という事が懸念されております。

何よりフィルムコミッション事業というのはロケハンや映画や撮影を行い、それにより知名度を上げる事を目的としております。
撮影場所巡り等を行い、観光客は呼べるかもしれませんが、それは地域に外貨を落としてくれますが、定着型観光とは一線を書きます。
同じ様な課題は我が日田市でも言えます、観光客は居ても滞在(宿泊)するお客様は少ない。それはどの業種の方々も思っておりますが、私なりに思考してみると問題は単純と言えます。

それは、いつ如何なる時も「人」だと言えます。

日田市は「人との結び付き」が強いと言えます。それは天領と言われた風土、「我がトコ、我が場所」といわゆる土人気質が、「足並み揃えて」という考えに至るのでしょうか?

若気の至りかもしれませんが、それは今の時代に適してるのか?と言えば私はそう思えません。

何故なら、観光地にて商いを行っている方々にして見れば観光客が減る事は、即自分達の商売の減益に直結しますし、日田市の減収に繋がります。それが日田市全体に広がり、引いては満足な福祉、教育を受けられない、公共物の維持管理も不足、最後は日田市を出て行くという事態まで考えられます。

私は一部の商売が儲かれば良い、一部の人達には我慢して貰えば良い。という事ではありません。
種々あるかと思われますが、増田レポートと言われる消滅可能性都市に日田市も入っております。(増田レポートには懐疑的なトコはあると思っておりますが)。
行政や我々議員が考える事は、最悪の事態を考え、そこからどう現実的に展開していくか?です。
行政はより堅実に被害を最小限に市民を守っていく。我々議員は、そこから考えられるビジョンや理想を手に市民を導いていく。

これこそが、私は二元代表制の根本と考えます。

確かに我慢する場面や苦労をする所もあるかもしれません。
しかし、自分達の子ども、孫達のためにより良い日田市を渡したい、受け継いで欲しいと考えませんか?私は、独身ですし、子どもも居ません。ですが、仮に自分の子どもが生まれ日田市に住んだ時、

「ねぇ、お父さん、何でこんな日田市なの?」

と言われた時、何と答えれば宜しいでしょうか?国に悪いから。景気が悪いから。政治家が悪いから。◯◯が悪いから~。と、言って誰かのせいにすれば自分の子どもが納得するでしょうか?







自分の仕事を放棄している訳でも、投げやりになっている訳でもありません。
ただ、私が感じた事は政治家、行政職員だけが立ち上がったとしても自分の住んでいる街は生き返りません!!
それよりも、日田市に住む方々が少し立ち上がるだけで劇的に変化する事を、私は確信を持っております!

1人の100歩より、100人の1歩です。

これが私が日田市再生の策だと考えております。






では、また。