日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

日南市視察。

2014年10月28日 00時13分37秒 | 日記
福岡市のカフェにてブログ更新しております、いかわたいきです。

10月6日に宮崎県日南市の崎田市長を表敬訪問と、市長主導によるマーケティング事業、そして、月額報酬90万円で商店会活性化請負人募集で現在、空き店舗対策を行い株式会社を立ち上げた油津コーヒーの現地視察を行いました。




まずは、大分市議の倉掛市議と崎田市長を表敬訪問。初っ端から政治談義です(笑)





次はマーケティング事業部の田鹿さんから、どの様な事を行っているかレクチャー。
この田鹿さん、個人的には好きです(笑)経歴も面白いですが、リクルートから中国の企業立ち上げを助力する現地社員、その後市長からのエールを受け、現在商工観光課マーケティング専門官にて、日南市外の外貨獲得戦略を行っております。

主には外貨を地元企業に導入出来る仕組み作りと、日南市の埋もれた宝の掘り起こし。
外部からの目線なので、地元民が気づけない宝を掘り起こしそれをグラフにて大変分かりやすく管理したり、リクルートの人脈を使い、市公認の通販サイト立ち上げ、boketeというサイトに日南市として初出演、プロ野球選手を招いて一般人との「本気の草野球」等々、挙げたらキリがない位市長と共に縦横無尽に活動しております。
田鹿氏自身は本気で楽しんで仕事をしておりますが、それに関わる行政職員もイキイキとしていたのが特に印象的でした。
職員は当初、民間でバリバリ働いてる人が入庁し、ついていくのに戸惑いを隠せなかったらしいですが、今は自分達のやっている事が一つ一つ実現する事に仕事としてのやる気や楽しさ、誇りを持って行っているとの事。そして、このマーケティング事業に配置希望を出す職員が多数居るとの事です。
やはり楽しさやイキイキとした姿は人を惹きつけますね。














場所を移して油津コーヒーにて、テナントミックスサポートマネージャーの木藤亮太氏から内需拡大のレクチャーを頂きました。
この時は油津コーヒーのコーヒーとパンケーキ、フレンチトーストを頂きながらの意見交換もありましたので、大変話が弾みました。
普段の意見交換会や会議も、この様に少々何かを頂きながら、議論を交わすと良いのかもしれませんね。





商店街再生としては、簡単に申しますと補助金を付けての店舗出店を促すとなると、補助金が切れたら撤退という形になりがちです。ですから、ここでは一切補助金は付けず、その代わり商店街の核となる店舗を作り上げ、その店舗での繁栄を周りに広げ自主的な店舗出店を促すという形にしており、4カ年計画で現在順調に進んでおります。
ここでの面白いなぁーと感じた取り組みは、今シャッター通りと化しているので、シャッター通りの時でしか出来ない事をやろう!という事で、通りを野外ボーリング場としたり、サッカーやプロ野球(日南市はプロ野球球団のキャンプ地でもある)のパブリックビューイング、はたまた、シャッター通り農園等々…。見ていてワクワクする様な事が一杯でしたね。

いつかの日田市で行われた講演での事を思い出します。
「人は楽しく、かっこいい事でしか集まらない、つまり、楽かっこいい事をしよう」と。日南市での市民を巻き込んでの取り組みは楽かっこいいを体現している様でしたね。

私が先日、記載したブログの事はこのお2人を見て確信した事です。

本当に必要なのは人材ではなく、人財です。



では、また。