たいぴろのきままDiary

四兄弟と家事と仕事と趣味と...たいぴろ家は今日もてんやわんやです。

米津玄師「STRAY SHEEP」

2020年08月18日 | 音楽
普段からほぼ洋楽しか聴かない私(・・とはいえテレビではジャニーズのグループやヒゲダンとか、今流行りの邦楽も聴きますが)
2年8カ月ぶりに邦楽のCDを買いました。

今一番人気のある米津玄師さんの新譜。
最初題名を聞いた時はえっ?STRAY  CATSのパクリかい?と思ったのは洋楽好きあるあるか?




米津さんがまだボカロPのハチ名義の頃、音楽好きな長男から教えてもらい数曲聴きました。ほぉ、今時の曲は50を超えたおばさんには理解できないなぁ、なんでこういう繋がり方をするのかい?とびっくり。

私は20代の頃、真剣に音楽をやっていて作詞作曲に没頭した時期がありました。当時はネットなんて無くて、カセットテープに多重録音したりバンドで貸しスタジオで録音したオリジナル曲をコンテストに応募したり、音楽事務所に送ったりが主流。沢山の人に自分達の曲を聴いてもらうにはライブをやるかコンテストに出るしか無かった。

今はYou tubeなどで気軽にお披露目出来るし楽になりました。うちの長男も楽器は弾けないけど、パソコンで曲を作りtubeにアップしています。そんな時代だからこその米津玄師さん。

「Lemon」を聴き感動し(そういう人が多いんじゃ?)、「Flamingo」で面白いと感じと・・CDを買うとっかかりとしてはありがちな理由です。

惚れたはれたじゃなく難解だけど深い歌詞(歌詞カード見なきゃ覚えられない)
どこか哀愁漂うメロディに挑戦的なアレンジ。(カラオケで歌うには相当な技量がいるわ)
そして、何よりも聴く人を落ち着かせる低音域の声が良いです。

菅田将暉くんの歌う「まちがいさがし」は直球勝負でとても良い。Fool'inの歌う「パプリカ」は子供らしく元気で良い。
そして本元の米津さんのはまるで別の曲のように切ない。すごいなぁ、このアレンジ力は。

世間では彼は天才だと言われてますが、ホントに天才かどうかはわからないけど 時代の寵児であることは確かですね。

そしてうちの息子達を含め 今の若者は米津玄師さんのような曲を何の不思議さも無く受け入れる。米津さんに限らずAメロBメロ サビのような、 曲の作りにこだわらない、音域を意識しない、言葉とメロディがマッチしてなくても気にしない(まあ、これは米津さんには無いけれども)。
それが今の音楽なんですね。

昔の曲作りに凝り固まった私の頭も、もっと柔軟に 今の音楽に触れないとダメだなぁって改めて思い直すキッカケになるアルバムでした。



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