皆様、お元気でしょうか?
いよいよ師走も第二週に入り
宴席に大忙しかと・・。
今年は例年よりも雪も少ないので移動も楽ちんなのでは?
さて、そんな今週末の12/9(FRI)10(SAT)の夜に
お勧めのWeehEnd SpecialGlassWineは
先週に引き続き呑みごろブルゴーニュです。
サントネィ1997/ルモ・ワスネ
1glass SpecialPrice ¥1300-/80cc
ルモワスネは1877年設立のネゴシアンです。
御当主のロランさんは「最後のブルジョア」、
「フランスを代表する官邸癌の持ち主」、「ブルゴーニュ最大の古酒保有者」
と称賛される大富豪です。
自ら葡萄畑を所有し(賃借も含む)、栽培・醸造・瓶詰を一貫して行うワイン生産を行う
(ボルドーにおけるシャトーにほぼ相当かな?)≪ドメーヌ・システム≫が
今では確立していますが、80年以前はドメーヌ元詰めはまだ珍しかったそうです。
豊富な財力で、現在は有名・レアものになっているドメーヌ達から
バルクのワインを大量に買い付け、全く触らずにセラーに寝かしているのですね。
その数85万本とか100万本と言われています。
また、古酒の輸送には「瓶内の澱が悪影響を及ぼす」との考えから出荷前に1本ずつ澱引きし、
同じワインから注ぎ足し、リコルクして出荷しています。
「ルモワスネのワインは異常に若い!」という感じ方をされる方が多いと思いますが
冷涼なセラーとその環境が生み出した、まさに「古酒の魔術師」)と言われる所以でしょう。
今回、お出しするコート=ド=ボーヌ地区の南端近くにある『サントネイ』は、
評論家をして「ブルゴーニュの忘れられたワイン」と形容されているとか。
確かに、ブルゴーニュの場合、南下するほど知名度が下がって行く傾向があって、
サントーバンやマランジュなんかも混ぜこぜで、まとめて忘れられた存在のような気がする。
確かに、華やかさは少ないかも(笑
さてさて、14年の熟成を経た魔術師のワインは如何なものか?
僕自身も正直、楽しみ。
12/9(fri)10(SAT)それぞれ1日1本限定です。。
皆様、お誘い合わせの上お越し下さい。
心よりお待ちしております!!