Weekly ta!sixun

ススキノの端っこで紹介制の小さなBarを営んでます。
営業案内と週末辺りにご提供するご奉仕品のご案内です。

今週末のリコメンド

2011-12-08 12:28:38 | インポート

皆様、お元気でしょうか?

いよいよ師走も第二週に入り

宴席に大忙しかと・・。

今年は例年よりも雪も少ないので移動も楽ちんなのでは?

さて、そんな今週末の12/9FRI10(SAT)の夜に

お勧めのWeehEnd SpecialGlassWine

先週に引き続き呑みごろブルゴーニュです。

サントネィ1997/ルモ・ワスネ

1glass SpecialPrice ¥1300-/80cc

Img10445188274 

ルモワスネは1877年設立のネゴシアンです。

御当主のロランさんは「最後のブルジョア」、

「フランスを代表する官邸癌の持ち主」、「ブルゴーニュ最大の古酒保有者」

と称賛される大富豪です。

自ら葡萄畑を所有し(賃借も含む)、栽培・醸造・瓶詰を一貫して行うワイン生産を行う

(ボルドーにおけるシャトーにほぼ相当かな?)≪ドメーヌ・システム≫が

今では確立していますが、80年以前はドメーヌ元詰めはまだ珍しかったそうです。

豊富な財力で、現在は有名・レアものになっているドメーヌ達から

バルクのワインを大量に買い付け、全く触らずにセラーに寝かしているのですね。

その数85万本とか100万本と言われています。

 また、古酒の輸送には「瓶内の澱が悪影響を及ぼす」との考えから出荷前に1本ずつ澱引きし、

同じワインから注ぎ足し、リコルクして出荷しています。

「ルモワスネのワインは異常に若い!」という感じ方をされる方が多いと思いますが

冷涼なセラーとその環境が生み出した、まさに「古酒の魔術師」)と言われる所以でしょう。

今回、お出しするコート=ド=ボーヌ地区の南端近くにある『サントネイ』は、

評論家をして「ブルゴーニュの忘れられたワイン」と形容されているとか。

確かに、ブルゴーニュの場合、南下するほど知名度が下がって行く傾向があって、

サントーバンやマランジュなんかも混ぜこぜで、まとめて忘れられた存在のような気がする。

確かに、華やかさは少ないかも(笑

さてさて、14年の熟成を経た魔術師のワインは如何なものか?

僕自身も正直、楽しみ。

12/9(fri)10SAT)それぞれ1日1本限定です。。
皆様、お誘い合わせの上お越し下さい。
心よりお待ちしております!!

コメント
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