皆様、お元気ですか?
ようやく昨日までの寒さ?が納まり
今週は初夏の陽気に戻るようです。
運動会で雨にやられたご父兄やチビッ子達は気の毒でしたネ。
今日から思いっきり、楽しんでほしいです。
さてさて、そんな今週末6/2(金)。3(土)は
元祖スーパータスカンの3つ目のワイン。
昨今は入手困難のサッシカイヤ一族です!
LE DIFESE2014/
TENUTA SAN GUIDO I.G.T. Toscana
レ・ディフェーゼ・サッシカイア 2014年
/ テヌータ サン グイド
1glass SpecialPrice ¥1400/70cc
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「サッシカイア」
その輝かしい歴史はあるひとつの事件から始まる――
1978年、舞台はイギリス、権威あるワイン雑誌「デキャンタ」が主催するブラインド・テイスティングで彗星の如くあらわれたイタリアンワインがありました。
名だたる世界各国のワイン達をおしのけ、
堂々のベスト・カベルネの座を獲得したのです。
それこそが「サッシカイア」。
ノミネートされたワインは11カ国33ワイン、
その中には、かのシャトー・マルゴーもありました。
当時、イタリアでカベルネ・ソーヴィニヨンをメインにしたワインというたけでも珍しかったのに、
この事実がワイン業界を震驚させたのは言うまでもありません。
この事件こそが、今やイタリアンワインの代名詞となった
“スーパー・タスカン”ムーブメントの幕開けなのです。
高いポテンシャルをうちに秘めながらも、ひっそりと自家用にワインを造っていた
マリオに代わって、経営を引き継いだニコロ。
彼はこのワインを商売にしようと考え、名醸造家のジャコモ・タキス氏をワインメーカーに迎えた。そして、1968年ヴィンテージは待望の初リリースをむかえました。
その10年後、イタリアワイン史上に残る大事件が起き、
前述のとおり一躍脚光を浴びたサッシカイアだったが、
イタリアDOC法で規定外のボルドー系ブドウ品種を使用しているため、
当時の位置づけは上級と認められないテーブルワインとされていました。
しかしながらこのDOC法にとらわれず、独自の道を突き進み、
その後のトスカーナワインに多大なる影響を与えました。
サッシカイアにならって、ボルドー系品種をしようして造られるワインは、
サッシカイア同様に「スーパー・タスカン」と呼ばれ、
さらにサッシカイアは「ボルゲリ・サッシカイア」としての独自のDOC昇格を果たしたのです。
今日、スーパー・タスカンを代表するワインのひとつとされる「SOLAIA(=ソライア)」や、
「ORNELLAIA(=オルネライア)」は、サッシカイアの成功にあやかってつけられた名前です。――“AIA(アイア)”とはイタリア語で、庭や作業場となる“場所”のこと――
このように、サッシカイアの影響をうけて誕生した多くの「スーパー・タスカン」。
しかし、彼らが一時のムーブメントで終わらず、今なお多くのワインラヴァーを惹きつけるのは、
頂点に立つサッシカイアの輝きがあってこそなのです。
今回のレ・ディフェーゼ・サッシカイア 2014年は
「グイダルベルト」に続き、3つ目のワイン。
初リリースは2002年で サッシカイアの畑の4分の1程度の広さから、
サッシカイアの生産量の6分の1程度のみ造られる希少なワインです。
エノロゴ、栽培責任者ともにサッシカイアと同じです。
上記のワインは6/2(金)。3(土)各一本です。
皆様、お誘い合わせの上お越し下さい。
心よりお待ちしてます。