嫁母がタイ伝統菓子「カオトムマット」作りを始めた。
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「バイトーン」 バナナの葉を刈り、地面に広げ干す(半干し)
タイでは皿代わりまた、包むのに使う。日本の笹の葉、竹の皮。
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数年前の写真。
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もち米、黒米、バナナ、南京豆などを包む。今も変わらない。
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5つをまとめてまた包む。縛ってるヒモ?は竹です。竹を細く割り削った物。
コレも自家製手作りです。 この包を茹でる。 茹でる
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嫁母の竈門。バナナの葉で包み茹でる。
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茹で上がり。
この包を単位で、親戚兄妹近隣に配る。寺にも持っていく。
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嫁がココナッツを削り出した。 専用の削り出し道具がある。
爺にはよく分からんが、中のジュースを飲むヤシの実🥥とは違う、ココナッツミルクはこれを絞ると取れる。
菓子に使う乾燥ココナッツはこれです。
出来上がり。
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下、茹で上がったカオトムマットの中。砂糖も塩も入れてないから、バナナの甘味がほんのりする。 爺にはコレが素朴で良い。 日本の本来の「チマキ」も同じ様だった。
上、お椀のは、茹で上がった中身に、嫁が削ったココナッツをまぶしたモノ。
ココナッツに砂糖を少し入れほんのり甘くする。菓子としてはコチラ。
ひとつ食べると結構腹にたまる。
甘いのを好む家、そのままを好む家、それぞれに合わせて配ると。
タイ伝統菓子は、どの家でも作るがそれぞれに微妙に違う。
母の味に通じるものが有る様。
爺は何々はあっちの家、コレは嫁母とかランキングをつけている。
当然、そこのは要らん食べないと言うものもある。
甘すぎるとか、餡が臭いとか いろいろ有る。
兎も角素朴なお菓子。
いつのまにか仕込まれていた、青マンゴーの塩水漬け。
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20日程漬け込み、後に砂糖を加えると言う。
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コレの小さいのを漬けている様です。待とう。
嫁母は根っからの北タイ人。
嘘の様な事実「嫁母」は海を見た事ない。
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