新・臨床検査の光と影

人の命を測る臨床検査に光を!

人体実験・肥満からの脱出

2006-11-28 13:49:07 | 健康・病気

Dsc01396 体重80キロ、65キロを目指して・・・

 生活習慣病が社会問題になっているこの頃です。

 子供から老人まで、堂々たる体格の日本人が目立ちます。

 テレビでも、手を変え品を変えた、健康に関する番組が人気を集めている一方、怪しげなサプリメントのコマーシャルや、肥満解消の高価な運動用具の広告が氾濫しています。

 肥満を解消したい気持ちはあっても、食べたいだけ食べて、しかも楽をして減量できる方法はないか、「水を飲んでも太っちゃうのよね」こんなつぶやきも聞こえます。

 自分自身、国立がんセンターを退職する、いまから15年前は、体重80キロ、洋ナシ型の肥満体型で、首筋からアゴにかけては、まさに二重アゴ。

 なにしろ、最後の職場であった国立がんセンターは、東京都民の胃袋を賄う築地市場が、道路一つ向こうで、世界中の食材が集中します。

 単身赴任ということもあって、一応健康のことを考え、朝夕は世田谷は大蔵の宿舎で自炊を守り通したものの、昼食は魅力あるランチに身も心も奪われました。

 昨日は「刺身」今日は「うなぎ」明日は「ステーキか寿司にしようか」てなもんで、3年間で80キロに膨らみました。

 そのうえ職場と実家のこと、くわえて通勤地獄、なにしろ朝夕の小田急電車は、とても人間を運んでいる交通機関とは思えない、それは凄まじいものでした。

 運動ゼロ、宿舎は食って寝るだけのところ。

 ストレス+飽食=肥満の図式ができあがっていました。

 退職後の年金生活が気がかりになってきました。

 それから15年、恥ずかしながら、67キロになった現在の体型をアップしておきました。

 先行したアルバムの水着姿を見た長女が「ひぇーッ」とメールを送信してきました。

 この数年間、体重をコントロールできる確信みたいなものがでてきました。

 それは、ひょっとして人体実験しているのではないか、そんな思いがしてきたこともあって、その経過を書き残しておこうと思った次第です。