新・臨床検査の光と影

人の命を測る臨床検査に光を!

「脳」の精密検査顛末記・1

2007-01-10 15:28:02 | 健康・病気

Photo_2 衝撃の「脳」精密検査

 12年もの長い歳月をかけて、やっとの思いで体重を13キロ減量し、一応目標のBMIをWHOの標準まで戻すことができて、さて次なるターゲットを「脳」と決めました。

 理由の第1は、父親が50歳代で脳溢血、母親も脳梗塞で60歳代で命を落としていること。

 第2は、75歳ともなると、同級生の三分の一は既に亡くなっていることと、そのまた三分の一は、推定で循環器や脳血管障害が原因であることです。

 第3は、数年前から北アルプスの単独縦走を止めましたが、その理由は、つまずき、ふらつき、転倒が多くなり、徐々にケンケン飛びができなくなりつつあることを自覚したからでした。

 それに、電気器具の消し忘れ、洗い終わった洗面台の排水やトイレの流し忘れ、人名がなかなか出てきない等々、加齢で片付ける訳には行かない日常の不始末が、明らかに多くなってきたことでした。

 ネットで医療機関を検索しました。

 第1候補が、中央群馬脳神経外科病院でした。

 昨年12月5日、外来診察から始まりました。

 主治医は、医者もできる噺家・桂 前治、こと、中島英雄(病院理事長)先生でした。

 テレビ・新聞・週刊誌などで、この世界では、つとに有名な噺家であり、れっきとした脳神経外科医でもあります。

 毎月第4土曜日、次回は1月27日(土)午後2時30分より、ゲストに紙きりの林家正楽師匠を招いての「病院落語」で入場無料。

 それはともかく、「先生、この病院の職員は、みんな明るいですね」と申し上げたところ「お笑いの病院でござんすから、・・・」ときた。

 ことのついでに「脳検査の一部始終を、ブログに紹介したい、ついては、先生のスナップ写真も公開したい、・・・」と、おそるおそるお願いしたところ、こころよく応じてくださいましたのが、冒頭の診察中のお写真です。

 そして、衝撃の事実が次々に明らかになりました。